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子供ひらがなを教える方法は?読みから書きまで!順番や年齢別の教え方のコツは?

 2018/08/21 幼児
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子供にひらがなを教える事を焦る必要はありません。

段階を踏み、徐々に進めていくことで、子供も楽しくひらがなを覚えることができます。

小学校に入る前に教えたい、周りの子が出来ているから教えないと!!という気持ちもあるかもしれませんが、焦らず楽しく進めましょう。

また、子供がひらがなを覚えると、自分で絵本を読みたがり、たくさんの本を読んで楽しんだり、普段の生活の中で「きけん!」「はいらないで!」などという看板を見て、危険を避けることができたり、ママやパパへの気持ちを手紙にして伝えることが出来るようになったりという良さがあります。

今回は、子供にひらがなを教える方法やコツ、注意点や年齢別の教え方をご紹介します。

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ひらがなを教える順番は?

ひらがなを教えるためには順番が大切です。

段階を踏み、焦らず楽しく教えてあげると良いです。

順番は

ママが読み聞かせる(子供が聞く)→子供が読む→書く

となります。

まずはママがひらがなを読み聞かせてあげることで、子供にひらがなへの興味を誘い、興味が湧いてきたら教え始めましょう。

2歳児からひらがなを教える?!実は大切!

2歳児に行うひらがなの教え方としては、ひらがな、文字というものへの興味を広げる時期です。

まだひらがなを読んだり、書いたりという事を教える時期ではありませんが、文字や言葉、ひらがなに対しての興味があると、もう少し大きくなり、いよいよ読み書きなどを教えようと思った時に良い影響をもたらします。

ひらがなに自分から興味を持っているため、読む、書くということにも自分から興味を持ち、楽しくひらがなをどんどん覚えることが出来るようになる準備となるのです。

2歳児にひらがなへの興味を広げさせてあげる効果的なアイテムは、絵本です。

絵本をママやパパが読んであげることで、ひらがな、文字に対する興味が広がります。

2歳児は語彙が急激に増え、たくさんの言葉を自分のものとして吸収します。

絵本をたくさん読んであげたり、正しい言葉で話しかけ、色々な言葉を聞かせてあげると良いですね。

3歳児へのひらがなの教え方は?読み書きがスタート!

3歳になると、いよいよ読んだり書いたりが少しずつ進められます。

まず最初のおすすめはひらがな表を良く見る場所に貼ることです。

「テーブルとテーブルカバーの間に挟む」「トイレに貼る」「お風呂に貼る」などと、良く子供が自然に見る場所に貼ると良いでしょう。

また、ひらがなが大きく書いてある絵本やひらがなを発音してくれる玩具なども良いですね。

興味が湧いてきたら、徐々にゲーム感覚で読む練習を始めます。

大人が「りんごの”り”はどーこだ!!」と言い、最初はりんごの絵をみながら”りを当ててもよいので、ゲーム感覚でこの形の字はこの発音なのだという事を徐々に教えていきましょう。

また、指でその字を一緒になぞってみるのも良いです。

実際に鉛筆やペンで文字を書くことを教えても、薄い字、力のない字になりがちですが、否定せずに書けていることを褒めたうえで、徐々に濃く太い線が書けるように教えてあげましょう。

正しいペンの持ち方も書きはじめに教えておくと、後々頑張って直す必要が無いので、正しい持ち方を少しずつ促していくことをおすすめします。

3歳児は自我が発達してきているため、ママやパパに褒められるのが大好きで、褒められた分より頑張ったり成長します。

上手にできたときはたくさん褒めてあげましょう。

また、競争心なども芽生えるので、どっちが先にひらがなを見つけられるか勝負しよう!!などと言う言葉もやる気がアップしますよ。

4歳児へのひらがなの教え方は書く習慣を!

4歳児になると、ひらがなをマスターし読むことができ、書くことが出来る子が増えてきます。

特に女の子は、お友達とお手紙を交換したりという遊びが行われるようになってきますね。

幼稚園でも、4歳児(年中)になると文字を書く学習時間が設けられる時期となります。

無理に書くことを強制してしまうと興味が薄れてしまうため、興味があるとき、やりたがるときに文字を読んだり書いたりする時間を積極的に取りましょう。

「あそこになんて書いてあるかなー?」といいさりげなく読みの練習をしたり、文字を書くために小学生用の大きめのマス付きのノートをプレゼントし、ママやパパと一緒に書く練習を楽しみながら教えると良いですね。

4歳児は”特別”が大好きです。

特別に書くためのペンやノートのプレゼントは、ひらがなを楽しく覚えるきっかけとなります。

また、自分で出来ることが増えている時期ですが、まだまだママやパパに甘えたい時期でもあります。

そのため、ママやパパが一緒にやろうと声をかけ、一緒にひらがなを練習する時間は、子供にとってとても楽しい時間となるでしょう。

あなたのことを見ているよ。と言わんばかりの姿勢で、子供のひらがな練習を見てあげると喜び、やる気もアップしますよ。

5歳児へのひらがなの教え方は?

5歳児になると、小学校入学までにマスターさせてあげたいと思うことが多くなる時期ですすね。

ひらがなをしっかりと教えてあげておくと、小学生になった時の学習をスムーズに始められることが出来ます。

しかし、焦りは禁物です。

まだ完璧に全てを読み書きするのは難しい年齢でもあります。

出来ない事を責めてしまったり、無理に時間を作り練習させてしまうと、子供の興味が無くなってしまったり、読み書きを一切嫌がってしまうこともあるのです。

そこで、短い時間でこまめに反復練習をする方法がおすすめです。

子供が読み書きを嫌がらず、やりたがっているときにひらがなを声に出しながら何度も書いて練習します。

もし前回教えたときに書けていた文字が書けない日があったり、間違ってしまっても、強く叱ったり、何回教えたらわかるの?などという言葉は避け、優しく楽しげな口調や雰囲気でもう一度教えたほうが効果的です。

5歳児になると、年下の子の面倒を見ることも好きになってきます。

弟や妹がいれば本を読むのをお願いしてみるのもよいですね。

また、かなりひらがなを書けるようになってきていても褒めることを忘れてはいけません。

はじめて書けるようになった時のように褒めてあげることで、「より頑張って覚えよう」「より綺麗にかいてみよう」という気持ちになります。

練習した成果を褒めるために、初めて書いた時の字と見比べて、こんなに上手に書けるようになったということを褒めてあげるのも良いですね。

ひらがなを教えるためのコツは?!

ではひらがなを教えていく上でのコツをご紹介します。

興味を持つ単語から教えよう!

子供が興味を引くもののひらがなから教えると良いです。

例えば、好きなキャラクターの名前をひらがなで、好きな食べ物の名前など、自分の好きなもの、興味のあるものの単語から始めると、楽しくひらがなを覚えることができます。

また、自分の名前から覚えるのも良いですね、

自分の名前を読めると、保育所や幼稚園でも、自分の持ち物を把握したり、生活の助けになります。

出来るだけ目が届くところでの学習を

子供がひらがなを練習するときは、ママやパパが出来るだけ近くに居てあげる、目の届くところに居てあげると良いです。

書きの練習は特に、何度も書いて覚える反復練習が大切ですが、子供が一人で黙々と続けることは、簡単な事ではありません。

近くにいるママやパパが、上手く書けたときには「上手に書けたね。」という一言だけで子供のやる気は高まりますし、見てくれているという安心感でより集中できます。

また、練習する時間が苦痛なものではなく、「ママやパパが自分のことを良く見てくれる」「一緒に楽しむ時間のように感じる」と練習する時間が好きになりますよ。

更に、近くで見ていることで癖がついてしまうと直すことに苦労してしまう鉛筆の持ち方や姿勢、文字を鏡に写ったように反転させて書いてしまうなども早い段階で気づき、癖が付く前に直してあげることができます。

書き順は正しく教えよう

ひらがなが書けるだけではなく、書き順を正しく教えることも大切です。

書き順は、一番最初に間違えて覚えると、その後直すのが大変です。

書き順を守ることはバランスの良い綺麗な字を書けるようになる要因にもなります。

正しく教えてあげましょう。

書き順を教える時は、ママが最初に説明しながらお手本として書いているところを見せ、その後に「真似して書いてみて?」と促すことが一番効率よく教えることができます。

一緒に鉛筆を持ち、「まずは横線を引いて”ー”」「この辺から縦線を”ー”」などと言葉を添えながら一緒に書いてみてから一人で書いてみる。という反復を行うもの良いですね。

ひらがなを教える時の注意点は?

ではひらがなを教えるうえで、ママやパパが注意したいことについてです。

興味がないのに無理やり行うのはNG

ひらがなに興味を持たず、ひらがなを知りたがったり、読んだり書いたりするのを嫌がっているときは、無理にひらがなの学習を始めないほうが良いです。

上記では、年齢別のひらがなの教え方をご紹介しましたが、あくまでも目安です。

この年齢までにこれが出来なかったらダメというきまりではありません。

ひらがなに興味をもつ時期も子供によって様々です。

今は興味が無くても、徐々に興味が湧いてくる時期が来ます。

子供が知りたい!やりたい!何これ?!どうやるの?と興味を持ったときに始めるのがベストです。

子供は興味を持った時、自分がやりたいと思ったときが一番情報の吸収率も高く、能力も著しく伸びます。

無理に始めてしまうことで、ひらがなを覚えることがトラウマとなり、その後一切興味をしめさなかったり、完全拒否状態になってしまうほうが問題です。

焦らずに、子供が自ら興味を持ち、知りたいと思った時に教えてあげましょう。

周囲の子が出来てくると、余計早く教えなければと思ってしまいがちですが、焦ることは逆効果です。

出来ない事を責めないで

子供にとって、ひらがなを読むことも書くことも、覚えることも書き順や鉛筆の持ち方等をマスタ-することは容易なことではありません。

何度も何度も同じことを教えていても、覚えられない!読めない!書けない!という事もあります。

しかし、そこで出来ない子供に対して「どうして何度も教えているのにできないの?!」「どうして思い出せなくなるの?!」などと責めるのは辞めましょう。

全てのひらがなを完璧に読み書きすることが出来るまでにはかなり長い時間がかかると思っておきましょう。

一度教えて、その日が出来ても次が出来なくなってしまっている。という事はあります。

責めてしまうとやる気も興味も失われてしまいます。

思い出せない時、書けない時は、もう一度教え、その日読めたこと、もう一度書けるようになったことを褒めることで、より頑張って覚えてくれるようになりますよ。

当たり前にしないで

ひらがなを教えていくうちに、「ただ濃く太い線を引くだけ」「あるひとつの簡単なひらがなを書けるようになった」ということが当たり前にできることだと思ってしまいがちです。

すると、褒めることも少なくなってしまいます。

しかし、大人が簡単でしょ!と思う事でも、子供は一生懸命頑張って読んだり書いたりしたのかもしれません。

当たり前だと思わずにその場その場で出来たことを褒めてあげることを心がけると良いですね。

完璧を早い段階で求めない

ひらがなを書くためには、ただただ書けるのではなく「止め」「はね」「はらい」書き順などの細かいことがたくさんあります。

しかし、最初から完璧を求めるのではなく、まずは新しいひらがなを線が曲がっていたり、書き順が間違えていてもまずは一歩前進!と受け取り褒めてあげましょう。

褒めたうえで、「ここをこうするともっとかっこよく書けるんだよ」「こうするともっと素敵になるね」などと声をかけ、徐々に完璧に近づけていきましょう。

まとめ

子供にひらがなを教え覚えさせるという事は、簡単そうで意外と難しく、ママやパパも大変です。

しかし、子供はいつでも本気で頑張って覚えようとしています。

出来ない子も出来る子も、一生懸命です。

まずは褒めてあげることがとても大切ですね。

そして、楽しくひらがなを覚えていくという事を忘れずに行いましょう。

子供にとって文字を読んだり書いたりという時間が楽しいものになるように、教えていくと良いですね。

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