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妊娠中に蟹を食べても大丈夫?危険?食べる際の注意点は?

 2018/12/26 妊娠/出産
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妊娠中は何を食べないほうがよい、というような事を聞くことが多く、その中の1つとして蟹は大丈夫なのかなと不安になる食材の1つです。

蟹を食べて胎児に影響はないかどうかものすごく気になります。

お正月に蟹を食べることも多くなったり、蟹が大好きで妊娠中により食べたくなったとういうこともあります。

不安なく美味しく食べるためにも不安要素は取り除いておきたいですね。

そこで今回は妊娠中に蟹を食べても大丈夫なのか否か、危険性はないか、注意点をお送りしますね。

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妊娠中に蟹を食べても良い?だめ?

妊娠中は蟹を食べても良いのかだめなのか気になりますよね。

結論から申し上げますと、妊婦さんは火が通った蟹は食べても大丈夫です。

蟹は低脂肪高蛋白な食材ですし、豊富な栄養素が含まれているので妊婦さんにとってよい食材なのです。

蟹に含まれている栄養素は?

蟹に含まれている栄養素は…

  • カルシウム

まずはカルシウムです。

骨や歯を丈夫にしてくれたり、精神的な面でも安定させてくれる栄養素です。

筋肉の働きを良くする役割もあり、妊娠中の胎児の骨や歯を形成するためにも重要で必要な栄養素なのです。

成人女性の場合1日あたり650mgのカルシウム摂取量が必要です。

蟹には100gあたり50mg~120mgほどのカルシウムが含まれています。

蟹には銅も含まれています。

貧血を防いでくれたり、骨を強くしてくれます。

妊娠中の血液は赤ちゃんに優先的に送られるようになります。

そのため妊娠中のママは貧血になりやすくなるのです。

そこで貧血を防ぐために銅は摂取しておきたい栄養素なのです。

妊婦さんは銅の推奨摂取量は1日あたり0,9mgです、

蟹には100gあたり0,4~1.10mgほどの銅が含まれています。

  • 亜鉛

亜鉛も豊富に含まれています。

妊娠中は免疫力が低下しやすいのですが、亜鉛を摂取することにより免疫力が高まります。

細胞が新しく作られるように活性化もされる必要な栄養素です。

妊婦さんに必要な亜鉛の摂取量としては1日あたり10mgとなります。

蟹には100gあたり2,5mg~6,5mgほど含まれています。

蟹には妊娠中に必要な栄養素がたっぷりと含まれている食材ですね。

妊娠中に蟹はどのくらい摂取してもいいの?

妊娠中に蟹を食べても問題ありませんし、妊娠中に必要な栄養素も含まれている食材なのでとても良い食材でもあります。

しかし、やはり食べ過ぎはいけません。

いくらでも食べて大丈夫ということはないので気をつけなければいけません。、

水銀が心配

妊婦さんは水銀の過剰摂取を避けなければいけません。

水銀を摂取しすぎると胎児にも悪影響となってしまいます。

水銀の摂取をしすぎると、場合によっては先天性異常をひきおこしてしまう原因となることもあります。

厚生労働省からも妊娠中の水銀の摂取は控えるべきであり、一部の魚介類は注意すべきとされています。

特にマグロやクジラなどは水銀の含有量が多いため避けるべき食材とされています。

蟹の場合は水銀の含有量が少なく控えるべき魚介類であるとされているわけではないものの、過剰摂取はよくありません。

美味しくて食べ過ぎてしまいそうになりますが、程度な量に抑えましょう。

体を冷やす

蟹は体を冷やしてしまう食材とされています。

蟹を食べると昔から体が冷えるとされており、妊娠中に冷え大敵です。

そこでカニ鍋として食べたり、ボイルされたものを焼いて温かいうちに食べたりするとよいですね。

塩分が気になる

蟹の塩分は時にものすごく高い時があります。

調理法や蟹の種類や時期により、塩分量が高くしょっぱいと感じることがあります。

食べ過ぎは妊娠高血圧の原因となってしまうので避けましょう。

妊娠中に起こりやすい浮腫も塩分を摂取しすぎると悪化してしまいます。

しかし時々蟹を食べる分にはさほどきにする塩分量ではなく。毎日食べたりしない限り問題なく食べてよいでしょう。

妊娠中に蟹を食べるときの注意点

妊娠中に蟹を食べるときの注意点についてです。

蟹を食べる時はしっかりと火が通っているものを食べましょう。

刺し身や半生のしゃぶしゃぶは避けたほうが安心します。

蟹だけではなく魚介類には食中毒が引き起こる可能性のある細菌が含まれています。

そのため加熱したほうが食中毒を避けることができます。

妊娠中はとくに免疫力が低下しやすいため、食中毒を起こしやすくなっています。

万が一、食中毒となってしまうと服用できる薬が限られていたり、症状が長引いてしまうこともあります。

胎児に影響が及ぶ場合もあるので注意が必要です。

魚介類に含まれ、食中毒の原因となるリステリア菌は加熱することで死滅させることができます。

十分に加熱して食べましょう。

かにみそは食べても良いの?

かにみそについてはカドミウムという有害物質が含まれます。

またプリン体も高くコレステロール血も高いため食べ過ぎは避けましょう。

胎児が甲殻アレルギーになるって本当!?

妊娠中に蟹を食べることにより、胎児が甲殻アレルギーになってしまうという話しを聞くことがあります。

しかし、「〇〇を食べて生まれてくる赤ちゃんが〇〇アレルギーになる」ということは証明されていません。

厚生労働省でも妊娠中に食べる食材により胎児にアレルギーが発症するというのは根拠が不十分とされています。

もちろん生まれてきた赤ちゃんが甲殻アレルギーであるという場合もありますが、それがママが妊娠中に蟹を食べたからだということには繋がりません。

妊娠中に蟹を食べたことで赤ちゃんは甲殻アレルギーになるとは考えにくいと思ってよいでしょう。

まとめ

妊娠中にストレスも大敵ですので、蟹を食べて食を楽しむことはとても良いことです。

特別な日に蟹をたべても大きな影響はありません。

加熱した蟹を適度に美味しく食べましょう。

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