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産後のママは腱鞘炎に注意!なるべく手首に負担をかけずに育児をする方法

 2019/02/03 産後
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産後のママの体はガタガタです。

色々な所が痛んだり、体力が低下してしまっているので重症化もしやすい状況です。

そんな中起こるトラブルの1つとして挙げられるのが腱鞘炎です。

腱鞘炎による手首の痛みは産後の育児の中でかなり辛いものがあります。

抱っこしなければ行けない、授乳もある、おむつも替える、沐浴もあるし…。

手首が痛いなんて言ってられないのは分かっていても、無理をしているとより悪化して痛くなってしまいがちです。

そこで今回は産後の腱鞘炎にならないための対策と痛むようになってしまった場合の対策についてご紹介しますね。

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腱鞘炎とは?症状は?

腱鞘炎は手首の周りにある腱の周囲にある腱鞘という部分に炎症が起こってしまっている状態です。

手首を酷使してしまうことが原因で起こってしまい、長時間パソコンの操作をしていたい重いものを手首で支える仕事などをしていると起こりやすい傾向があります。

筋力に過度な力がかかってしまった時も腱鞘炎になりやすいので、筋力が少ない女性はものすごくなりやすいのです。

産後今までかからなかった手首への負担と赤ちゃんを慎重に扱わなければと変に力が入ることも影響し、腱鞘炎となってしまうのです。

産後腱鞘炎になってしまう原因は?!

産後腱鞘炎になってしまう原因としては、赤ちゃんのお世話をすることで手首が酷使されるということが一番の原因です。

授乳の回数も多く、抱っこしていないと寝てくれないというようなときもあります。

慣れていない抱っこや授乳で赤ちゃんを落としてしまわないようにと力も入り緊張します。

無意識に緊張した状態で長時間何度も抱っこしていることで、手首が酷使されてしまい炎症を起こしてしまうのですね。

また、研究結果によると、高齢出産で初産婦さんのママは腱鞘炎になりやすい傾向があります。

産後の腱鞘炎は受診すべき!?おおげさ!?

産後の腱鞘炎で手首が痛み生活に支障をきたすようになっても、腱鞘炎くらいで受診するのはおおげさかな…と躊躇してしまいますよね。

しかし、腱鞘炎の痛みを我慢した状態で、育児をするにも限界がありますね。

我慢しすぎると泣いている赤ちゃんをどうしても抱き上げられないという状態にまで陥ってしまうことがあります。

腱鞘炎の痛みを感じた時は、我慢せずに早めに受診したほうが良いのです。

何科に受診すべき?

産婦人科に受診しても相談に乗ってもらうことができたり、総合病院の産婦人科がかかりつけであれば治療も受けられる可能性が高いです。

しかし、腱鞘炎で悩んでいるときは、基本的に整形外科に受診することをおすすめします。

整形外科への受診で正しい治療を受けられます。

治療方法は?授乳は中断になるの!?

治療方法も気になりますよね。

治療のために授乳を中断しなければ行けなくなるなら我慢したいと思ってしまうこともあります。

腱鞘炎の基本的な治療法としては、痛みの度合いによっても違いがありますが、痛みがある部分を安静にして、痛み止めの薬を服用したり、湿布を貼ったりします。

テープなどで幹部を固定されることもありますね。

しかし重症化しているときは腱鞘内にステロイド注射を打つことで炎症を鎮静させる治療が取られることもあります。

授乳についてですが、授乳中は薬を一切使えないと思いがちですが、実際は使える薬もあります。

母乳に少量移行しても赤ちゃんに影響のない薬などがあります。

そのため、授乳を中断すること無く腱鞘炎の治療を受けることが可能性です。

腱鞘炎によく処方されるインドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェナクナトリウムという薬や痛み止めとして処方されるロキソプロフェンナトリウムなどは授乳中のママが服用しても赤ちゃんにあまり影響は出ないと考えられていますよ。

ステロイド注射をするという場合も短期間の使用は授乳に影響せず打つことができます。

授乳による赤ちゃんへの負担などを心配して薬を避けるということも大切ですが、痛みにこらえようと我慢しつづけた結果、赤ちゃんのお世話ができなくなってしまうのは避けるべきですよね。

必要に応じて安全性の高く医師が授乳にも問題ないと判断する薬を活用し症状を抑えるという選択も必要だと思います。

ちなみに、私の場合は、色々な科で薬をもらうと、授乳を中断するようにと言われることが多かったのです。

しかし、実際かかりつけの病院の授乳外来に電話して薬の名前を確認すると、授乳中でも問題ないという薬がたくさんありました。

「授乳中はすべての薬を避けるべき、服用する時は授乳を中断させるべきという他の科の先生もまだまだ多いから…産婦人科の医師に確認の電話を入れて母乳育児を続けるようにしたほうが良いよ」「いつでも聞いてきて」と言われていました。

私の場合なので、もし心配な時はかかりつけの産婦人科に電話をして確認するという方法もあるのだと思ってもらえたら幸いです。

産後の腱鞘炎への正しい対処法は?

産後の腱鞘炎は治療を受けたとしても、毎日続く育児の中で完治するまで時間がかかりがちです。

なかなか一日中手首を使わずに過ごすということはできませんよね。

そこで悪化を防ぐためにも腱鞘炎になったときの正しい対処法についてお送りします。

まず一番に意識することとしては、できるだけ手首を使わないようにすることが一番であることは確かですね。

手首をできるだけ使わないように意識して生活しましょう。

また以下のポイントに注意すると良いです。

  • 抱っこする時は腕全体で支える
  • 抱っこする時はできるだけママの体に近づけて抱っこする
  • 重いものは持たない
  • 授乳の時は手で支えるのではなくタオルや授乳クッションを使用する
  • スマホやパソコンの使用を控える
  • できるだけペンを持たない、字をかかない
  • パパや両親の力を借りる
  • 食事は箸をさけスプーンやフォークでとる

この上記の方法は産後しばらく腱鞘炎になっていないときも気をつけることで腱鞘炎を予防することができます。

一度腱鞘炎になってしまうと手首を使わない生活をすることができない中で治すのには長期間罹ってしまうので、腱鞘炎を発症させないように予防することも大切なのですね。

まとめ

産後は腱鞘炎になりやすい生活となります。

腱鞘炎になってしまうと徐々に悪化してしまいます。

悪化しないための対処法を行いながらも痛みが増してきている時はできるだけ早く整形外科に受診し治療を受けましょう。

産後の腱鞘炎はとても辛く、痛みを感じるたびにストレスと感じてしまうこともありますね。

しかし、赤ちゃんが成長するにつれ抱っこする時間も短くなりますし腱鞘炎になりにくくもなります。

腱鞘炎にならないように予防、腱鞘炎への正しい対処、適切な治療に頼りながらも、抱っこをたくさんしなければ行けない時期を思う存分過ごしたいですね。

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