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駄々をこねる子供・・・ママはどうしたら良いの?大泣きで動かなくなった子供への対処法

 2017/12/04 幼児
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我が子の次男は、主張が強いというか、我が意思を貫く!という感じの一面があります。

頑固ともいえますね。

その意思の強さや頑固さは、自分がすると決めたことを一生懸命やり通し完成させたり、お兄ちゃんに負けないぞ!と諦めずに頑張るのです。

とても良い一面だと思うのですが、実はある場面では少々困ることがあるのです。

それは買い物中・・・。

これを買う!と決めたら何が何でも欲しい!と駄々をこねることがありました。

ある日、アイスを買うと駄々をこねます。足をバタバタさせながら半泣き半怒りで「買う!」しか言いませんでした。

これから2件ほどお店を回り買いものしてから帰る予定、最後のお店で買ってあげたい、今買ったら溶けてしまう・・・車で食べさせるのはベタベタ大変な事になりそう・・・。

少し待ってほしかったのです。

しかし、説明しようとしても駄々こね中は話を聞いてくれる様子もなさそうです。

周囲の人に見られる、買ってあげればいいのにと思われているかな、なんて思っているうちに、私も焦ってきましたし、少々イライラして「もういくよ!」と商品を戻させ手を引きました。

しかし、そこに居座ろうとし、もう手を引っ張る子供と泣き叫ぶ子供、もう見た感じは最悪の母親だったのではないでしょうか・・・。

そこで今回は子供が駄々をこねてどうしようもなくなってしまったときに、ママはどうしたら良いのか、実際に私も試してみて助かりましたのでご紹介いたします。

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駄々をこねる子供にママが出来る対処法とは?

「買って!」と駄々をこね泣く子供、急いでいる自分、どんな方法で買わずにその場を立ち去っていますか?

とりあえず無理やり手を引きますか?

イライラして怒ってしまいますか?

置いて行こうとして追いかけてくるのを待ちますか?

どんな対応をしたら、子供はスムーズに帰ってくれるでしょう。

まずは気持ちを受け止めて

まずは子供の気持ちを受け止めてみましょう。

子供の気持ちを汲んで

「これ美味しそうだね!ママも食べてみたいな」
「これ欲しいね~ママも欲しいな」
「これすごく面白そう!ママも遊びたいな」

などと声をかけます。

この方法を初めて知った時、正直私は、こんなことを言ったら余計欲しがるのではないか、こんな方法で上手くいくわけがないと思いました。

しかし嘘だと思ってやってみてくださいね。

欲しいという気持ちを共感し、一緒に分かち合って下さい。

ママの気持ちを伝えましょう。

一緒に欲しいという気持ちを共感し、子供にそれが伝わったら、そこでママの気持ちを伝えます。

大泣きしていた子供はママの言葉に耳を傾けてくれるようになっているはずです。

共感してもらえたことで、子供が落ち着きを取り戻します。

そこで、抱きしめながら、又は手を握り、

「ママも欲しいんだけど、今日は買えないの。今は我慢してくれるかな?我慢してくれたらママうれしいな・・・。」

と伝えてみましょう。

すると子供は自分の気持ちに共感してくれたママの気持ちに共感してくれることがあります。

普段から親子関係がしっかりと築かれているほど、親の気持ちに耳を傾け受け入れてくれることが多いようです。

子供の気持ちを切り替えよう!

欲しい欲しいと駄々をこね、買ってもらえないという気持ちは明るいものではありませんよね。

そこでその気持ちをダラダラと引きずらせてしまうと、ちょっとしたことで再度ぐずぐずしてしまうでしょう。

そこで、子供の気持ちを切り替えてあげることが大切です。

「お外に出よう!お日様あるかな~」
「おうちに帰ってアイス食べよう!この間買ったのがまだあるんだ!」
「次は○○へ行くよー!」

などと子供が興味の湧きそうなことや、次の楽しみになることを言い、気分を変えてあげましょう。

そうすることで、駄々をこねて動かない売り場などからスムーズに退散することが出来ますよ。

公園などで帰りたくないと駄々をこねたときも同様です。

「まだ遊びたいよね。ママも遊びたい」と共感し、
「だけど暗くなっちゃうから、ママ今日は帰りたいな、○○くんも一緒にかえってくれるかな」と提案をする、
「家に帰って御飯にしよう!何が食べたい?」と気分を変えてあげる。

そうすることでスムーズに帰路につけるはずです。

駄々をこねる子供にママがしてはいけない事とは?

駄々をこねる子供に対してママがつい行ってしまいそうな行動ですが、実はあまり子供にとって良くない対処法が有るのでご紹介します。

子供の言う事を聞き買い与える

子供が駄々をこねて買いたいなどという要求をしてくることに、応じてあげれば子供は笑顔になりスムーズにことが済むでしょう。

しかし、それは本当に良い対処法なのでしょうか。

実はこの対処法はあまり良くない対処法です。

子供が駄々をこねたとき、ママが要求を呑んでしまっていると、子供は大泣きをして駄々をこねれば親がなんでも言う事聞いてくれる、意思を通すためには駄々をこねれば通ると思ってしまうようになります。

将来的に大人になってからも、何か自分にとって不都合なことが起きたとき、泣いて駄々をこねれば解決すると思ってしまう大人になってしまう可能性が高いのです。

泣いても駄々をこねても、自分の意思が通らない事もあるという事をママが子供に教えてあげることも大切ですよね。

仮想話で脅かす

実際には起こらないようなママが考えた仮想の話で脅して帰らせるのはやめましょう。

例えば

「おばけが来ちゃうよ~」
「もうお店しまっちゃうんだって」
「これを食べるとお腹痛くなるよ~」

などです。

小さいうちは子供もその話を信じてママの言う事をスムーズに聞いてくれるでしょう。

しかし、現実的に起こらない事だと察することが出来るようになってきたときに、ママが嘘をついていたという事で信頼関係が薄れたり、大きくなってからまた駄々をこねるようになったり、その場しのぎの対処法になってしまうのです。

実際には、起こらない話で駄々をこねるのを辞めさせるのは避けましょう。

強く怒る!叩く!

頭では分かっていても、その場になると結構焦りますよね。

その場を早く退散したくなり、焦ったりカッとなってしまうこともあるでしょう。

しかし、そんな時、子供を大声で怒ったり、叩いたりするのはやめましょう。

怒ったり叩いたりすることで子供が言う事を聞くのは、物事を理解した上で我慢するのではなく、ただただママに対する恐怖心で従っているだけとなってしまいます。

子供の心が傷つくだけで、子供自身なぜ怒られたのか、なぜ叩かれたのかが分からない状態になります。

すると自分が欲しいものを主張してはいけないのだと間違えた捉え方をしてしまったり、人に言う事を聞いてもらうためには、叩いたり大声で怒るしかないのだという考えになってしまいます。

カッとしてしまうことがあるかも知れませんが、なぜママは買えないのか、なぜママが困っているのかを冷静に寄り添い伝えてあげると良いですね。

子供が急に駄々をこねるようになった!原因は?

子供がこれまで駄々をこねたことが無かったのに、急に駄々をこねるようになって困っているという事もあるでしょう。

また、上記でご紹介した方法でも駄々をこねるのを辞めないといういお子さんもいるかと思います。

そんな時、ただ単にそのものが本当に好きで、欲しくて駄々をこねているという事も考えられますが、他に原因がある場合もあるのです。

愛情が足りず構ってほしい

普段からママと子供のスキンシップを取ったり、ママの気持ちを子供に伝えていますか?

子供にはママに認められたい、褒められたい、愛されたいという欲求があります。

しかし、その欲求が満たされていないと、子供はわざとママを困らせ、これでもママは自分を嫌いにならないかと試してみたり、どんな形でもママと話したい、ママに心配されたいという気持ちに変わってくるのです。

すると普段家の中では話を聞いてもらえなかったり、自分がママに見られていないと思うと、外出中に駄々をこねてママの愛情を感じようとするのです。

最近スキンシップが足りていなかったなと思ったり、もしかしたらママの愛情が伝わり切れていないかなと思ったときは、子供に言葉で愛情を分りやすく表現してあげてみてください。

生活環境の変化

普段の生活の中で引っ越しをしたり、行事ごとがあったり、喧嘩をしてしまったり、何か心が揺れ動く物事が起きたとき、不安な気持ちや心配でどうしようもない気持ちに子供がかられていることがあります。

すると、心のストッパーを上手くかけることが出来なくなってしまい、駄々をこねたり泣くのを辞められなくなってしまうことがあるのです。

子供になにか変化があった時は、ママが子供の気持ちを聞いてあげたり、不安をより除いてあげるようにしてみてください。

まとめ

子供が駄々をこねていると、周囲の人に良く見られたり、冷たい目線を贈られているような気がしたり、悪いことをしているような気持ちになることがありますよね。

時に「かわいそうに」なんて言葉をかけられた時には、ママが泣きたくなってしまうこともあるのではないでしょうか。

私も何度か経験しています。

しかし、ママが正しい対処をしている時に、周囲の人がどんな目で見ようとも、なにか小言を言われようとも、ママがしていることは子供にとってとても良いことですし、誇るべきことです。

自分を責めたり、恥ずかしいと思ったり、自分が間違えているのではと責める必要は全くありませんよ。

買い与えて静かにさせることが本当に優しいままでしょうか、正しい愛情でしょうか。

私は違うと思います。

子供と正面からしっかりと向き合い、愛情たっぷりの育児をしたいですね。

正面から衝突し、向き合うママは素敵だと思いますよ♪

子供の褒め方、接し方をこちらにもまとめてありますので参考にしてみてください。

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