愛情たっぷりですくすく育つ!0~3ヶ月の赤ちゃんの成長ポイント!

生まれたてほやほやの赤ちゃん。
可愛いですよね。
0~3ヶ月頃の赤ちゃんは、体の成長が一生の中でいちばん著しくみられる時期です。
体も心もぐんぐん変わっていくこの時期の成長の目安や、子育ての仕方をお伝えします。
目次
0~1ヶ月の赤ちゃんの様子
体はとてもフニャフニャ、首はグラグラ。
朝昼夜関係なく、泣いて、飲んで、寝て、を繰り返します。
意思とは無関係で外からの刺激によって、体がビクッと動いたりする反射が4,5ヶ月ごろまで続きます。
赤ちゃんは生まれたときから、おっぱいや哺乳瓶の乳首を吸うことを知っています。
まだ上手には飲めず、ちょっと飲むとすぐ疲れてしまうため、授乳間隔は短く、不規則になります。
目はまだあまり見えていませんが、声やにおいからママをほかの人と区別しているといわれています。
お腹が空いたときだけでなく、おしっこやうんちでオムツが気持ち悪いことを知らせたり、眠い、暑い、寒いなど泣くことでしか表現できません。
1日中泣いているように感じるかもしれませんが、少しずつ成長するにつれておさまってきます。
1~2ヶ月の赤ちゃんの様子
少しだけですが、手足や頭を自分の意思で動かせるようになってきます。
体重は1日に25~30g、身長は1ヶ月で3~4cm伸びます。
体つきはまるみを帯びてふっくらとしてきます。
もちろん目安なので、個人差もありますしあまり気にしすぎなくて大丈夫。
表情やしぐさも少しずつ変わり、昼間起きている時間も長くなってきます。
また、泣き方も要求に応じて変えられるようになってきます。
赤ちゃんの目の見えている範囲はとても狭いので、赤ちゃんに顔を近づけてあやすようにしましょう。
2~3ヶ月の赤ちゃんの様子
首がすわった、といえるほどではありませんが、筋肉が発達してきた首は少ししっかりしてきます。
縦の抱っこのほうが落ち着く赤ちゃんもいます。
いつもと違う景色が見えるので赤ちゃんはキョロキョロ興味深々。
自分の手を発見します。
近くで見つめてみたり、手を口に入れてみたりして、どんなものかを確かめています。
これまでは泣くだけでしたが、「あー」「うー」「くー」など、の声が出せるようになってきたり、声を出して笑ったりします。
赤ちゃんが声を出しているときは、できるだけこたえてあげるとコミュニケーションが取れて楽しいですね。
口の周りの筋肉も発達し、哺乳力が強くなります。
よだれがたくさんでる子も増えてきます。
気になる成長…こんなときどうする?
首すわりの気配がないとき
見守るボーダーラインは、生後5~6ヶ月くらい。
その頃になっても、縦で抱っこすると首がグラグラするなど、首がすわっている兆候がみられないときは、小児科や保健所、乳児検診などで相談すると安心です。
うつぶせにして寝かせたり、頭の上のほうにおもちゃを置いたり、縦の抱っこでいろいろみせてあげたり。
毎日少しづつ練習を繰り返します。
うつぶせにするときは、必ず赤ちゃんのそばから離れないようにしましょう。
「あー」「くー」などの声があまりでないとき
これは言葉の発達や、コミュニケーションの始まりです。
あまり声を出さなくても、個人差があるので大丈夫。
でも赤ちゃんはママの口元や声をまねようとするものなので、赤ちゃんと目線を合わせたくさん話しかけてあげてください。
表情の変化があまりないとき
生まれたばかりの頃は、ただ泣いていただけの赤ちゃんも、感情が発達してくると、うれしい、たのしい、いやだ、などの感情を泣いたり笑ったりして表情に表すようになってきます。
しかし個人差はありますので、赤ちゃんによってはあまり笑わない子もいます。
目と目があって、人の顔を追視するようなら大丈夫です。
0~3ヶ月頃の赤ちゃんの子育てポイント
ライフスタイル
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生まれてから1ヶ月までは、お家の環境に少しずつなれていく時期。
赤ちゃんに合わせた環境づくりをしていきましょう。
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1ヶ月を過ぎたら、ベランダなどで外気浴をして、ちょこっとずつ外の空気に慣れさせていきましょう。
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2ヶ月ごろから短い時間のお散歩に。
いろいろなものを見せてあげてください。
授乳
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最初は1回に飲める量が少ないので、回数は気にせず欲しがったらあげるようにしましょう。
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2~3ヶ月頃になると、上手に飲めるようになって授乳間隔もあいてきます。
ねんね
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昼夜の区別がなく、1~2時間ごとに起きる子、ずっとグズグズしている子が多い時期です。
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お歌をうたったり、優しくトントンして入眠のサポートを。
遊び
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笑顔がふえてきます。
ママも笑ってたくさん話しかけてあげましょう。
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音の出るおもちゃ、動くおもちゃに興味が出てくる頃です。
まとめ
生まれてから3ヶ月ごろまでは、授乳、おふろ、オムツ替え、抱っこ、とにかくめまぐるしく過ぎていき、ママは休む間もなく大変かもしれません。
泣いている理由がわからなくても、抱っこをしてあげると、赤ちゃんはそれだけで安心します。
赤ちゃんの成長の目安はあくまで目安。
気負いせず、抱っこしたりあやしたり、たくさん触れ合うことで、自然に親子のコミュニケーションをとっていきましょう。