2歳児ってどのくらい食べるの?!食事量や食べない時の対処法としつけは?

我が家にも2歳児が居るのですが、2歳時ってどのくらいの食事量を食べさせたら良いのか分らない悩みがありますよね。
離乳食の時は、育児書や参考書で細かい量が記載されていましたが、完了食となり2歳となると詳しい量や摂取カロリーなどが記載されているものがものすごく少ないのです。
我が子は食べ過ぎ?足りていない?
大きく健康に育ってくれるようにも、基本となる食事をしっかりとしたいですよね。
また、2歳児となると、徐々に好き嫌いも出てきて、偏食気味、あまり食べなくなったという悩みも増えてきます。
そこで2歳児の適切な食事量や食べなくなったときの対処法をご紹介いたします。
目次
2歳児の食事量の目安は?
2歳児の食事量の目安は大人(ママ)の食事摂取量の半分くらいとなります。
というのも成人女性20代から40代の食事摂取基準カロリーは約2000キロカロリーであるのに対し、2歳児の摂取基準カロリーは男の子が1000キロカロリー、女の子は900キロカロリーほどです。
そのため、食事量はママの半分くらいを目安にすると良いのですね。
あまり食べてくれなくなった・・・
2歳児になり、好き嫌いが激しくなったり、食事に集中せず遊びだしてしまったりということがあり、以前よりもあまり食べなくなってしまったり、他の子と比べて食べていないということが起きてきます。
大人の半分くらいの量が目安となると、食べていないと心配になりますが、ママの3分の1から2分の1の間くらいの量を食べていれば、深く悩む必要はないでしょう。
大人でも良く食べる人と、小食な人がいるように、子供も個人差があるのは当然ですよね。
半分を食べないからと言って無理やり食べさせる必要はないです。
この時期に食事を無理やり食べさせ、食事の時間が苦痛になってしまうと、更に食べなくなってしまうこともあるので注意です。
毎日1食1食を気にするのではなく、1週間くらいの長いスパンで見て、食べる量や栄養バランスを考えてあげると良いですね。
主な食品の目安量は?
具体的に、良く食べる機会があるであろう主な食品の1日分の量です。
主食
日本人だと毎日食べる人がほとんどでしょう。
米は1日で子供茶碗1杯くらいが目安です。
食パンだと1日で8枚切りを1枚程度です。
主菜
主菜となる肉は一日で薄切り肉を1枚(30g程度)くらいが目安です。
魚は3分の1(30g程度)、卵は1個となります。
副菜
副菜となる緑黄色野菜類、淡色野菜は2つで手のひらに乗るくらい(80g程度)です。
乳製品・牛乳
乳製品のヨーグルトだと2分の1個程度。
牛乳は1日1杯程度です。
楽しく食事をするために・・・
2歳児のお子さんと楽しく食事をするために、気を付けるよいことがあります。
味付け
お料理をするときに、子供の分だけを取り分けておき、味付けを薄味にしてあげましょう。
2歳児くらいで濃い味付けを覚えてしまうと、少し薄い味付けになると食べなくなるということが起きてしまいます。
濃い味付けは生活習慣病の引き金となるものなので、薄味を心がけましょう。
塩分・糖分の量を少なめで意識します。
具材の大きさ
2歳児に与えている食事の食材の大きさは適切ですか?
具材の大きさが大きく、口にいれにくかったり、噛みきれなかったりすると、食べてくれないことがあります。
2歳児だとまだ噛みきって食べるというよりも、一つの食材を1口で食べてしまいがちです。
まだまだ小さめに食べやすい大きさにしてあげると食べるようになる場合があります。
また、自分で食べられる楽しさや喜びも感じられるので、フォークで刺しやすいように、スプーンですくいやすいように、手づかみしやすいような形にしてあげるのも良いですね。
食事の時間を決める
食事をダラダラと続けて、いつまでも食べさせておくのは良くありません。
集中して食べないということがエスカレートしてしまいますし、虫歯の原因にもなります。
約30分くらいを目安に食事の時間としましょう。
食べてくれない時の対処法は?
2歳児になり、目安の量も食べてくれない・・・。
物凄く小食で心配というときに試してみることをオススメします。
完食できる量を・・・
いつもよりも少ない量をもりつけます。
全部食べたら褒めます。
足りない時はおかわりさせます。
これで完食した時のうれしさ、褒められると食事が楽しくなり、徐々に量を増やしていくと、しっかりと目安の量を食べられるようになります。
間食を減らす
間食させてしまうと、食事の時に食べられなくなってしまうのは当たり前ですね。
しかし、2歳児で食事では補えない栄養素や食事量が足りないことが長く続いているというときは、おやつとして補給させるということも大切です。
大人のおやつの感覚とは異なり、子供にとっては栄養補給にもなるので、栄養になってくれるような工夫したおやつをあげるとよいですね。
(くだものが使われているものや野菜が使われているものなど・・・)
叱らない
食事をあまり食べられず、食べさせないとという不安や焦り、せっかく作ったのに・・・という気持ちからつい叱ってしまうこともあるでしょう。
しかし、無理やり食べさせたり、食べないことを叱ってしまうと、子供にとって食事が苦痛なものとなります。
叱られてしまう恐怖の時間となってしまうのです。
するとより子供は食べなくなってしまいます。
食べないというときはダラダラと無理やり食べさせたり、叱らずにサッと片付けてしまったほうが適切です。
家族と一緒に・・・
食事をママやパパ、兄弟etc・・・と一緒にするようにしましょう。
食事の時間がバラバラだったり、子供1人で食べさせたり、ママはお片付けをしていて一緒に食べられないということがあるでしょう。
しかし、出来るだけみんなで食事をすることで、みんなが食べているとつられて食べたり、食事の時間が楽しく感じ、食べることが好きになります。
お話をしながらでも、食事の感想を言いながらでも、みんなで楽しい食事をしましょう。
2歳児に教えておくべき食事のしつけは?
2歳児になり、おしゃべりをしたり、運動能力、理解力等々に関しても成長がみられる時期ですね。
そんな2歳児の時点で食事のマナー的な部分も教え始めると良いです。
ではどんなしつけを行えばよいのでしょうか。
食事のご挨拶
1歳の頃からできているというお子さんも多いかもしれませんね。
「いただきます。」「ごちそうさま。」です。
食事のあいさつはこの頃からしっかりと身に付けておきましょう。
手を合わせてしっかり言う。
ママやパパが行っていれば自然と身に付き一緒にできるようになります。
最初は言葉は言えずとも、手を合わせて挨拶をするということだけでもできると良いですね。
ダラダラ食べない
食事を集中して食べさせます。
目安としては30分程度です。
テレビを消したりおもちゃを片付けてからなど、集中して食事をするようにしましょう。
食事の姿勢
食事をするときのお椀やお皿を持って食べるということを教え始めると良いです。
持ち方もですね。
また、肘をついて食べないなどということも共に教えます。
子供は親を見て真似をするのがとても上手なので、正しい食べかたで食べるようにしましょう。
食事の音
スプーンやフォークなどがお皿に当たる音が面白くてつい遊んでしまう子もいますね。
しかし、2歳児くらいからしてはいけない事ということを教えると良いです。
また口を閉じて食べ、くちゃくちゃしないように食べるということも大切ですね。
まとめ
2歳児の食事の目安を知り、私は食べないなと思っていたのに、結構食べていたんだということに気づきました。
もしかしたらあまり食べないなと思っている子も量としては目安には達しているかもしれませんね。
また、やはり食事は親子で一緒に楽しく食べ、そこで一緒に食べることの大切さや食事のマナーなどを自然と習得していけると良いですね。