1. TOP
  2. 幼児
  3. 2歳児がご飯を食べない!ご飯を完食できるようになる方法

2歳児がご飯を食べない!ご飯を完食できるようになる方法

2歳児は今までなんでも食べていたのに、急に食欲にムラが出たり、好き嫌いが激しくなってしまうことがあります。

また、お菓子ばっかり食べてご飯を食べないこともあります。

せっかく作ってせっかくみんなで食べる食事なのに…。とママはイライラしてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、2歳児のご飯の量、2歳児にご飯を食べたい気持ちにさせる方法や食べやすい料理法、教えたい食事のマナーについてご紹介していきますね。

Sponsored Link

2歳児がご飯を食べない!食事量は適切?

2歳児の食事量の目安は、ママの食事摂取量の半分くらいとなります。

成人女性20代から40代の食事摂取基準カロリーは約2000キロカロリーであるのに対し、2歳児の摂取基準カロリーは男の子が1000キロカロリー、女の子は900キロカロリーほどです。

そのため、食事量はママの半分くらいを目安にすると良いのですね。

ご飯を食べない時があるが大丈夫?

2歳児になり、好き嫌いが激しくなったり、食事に集中せず遊びだしてしまったり、以前よりもあまり食べなくなってしまったり、他の子と比べて食べていないということが起きてきます。

大人の半分くらいの量が目安となると、食べていないと心配になりますが、ママの3分の1から2分の1の間くらいの量を食べていれば、深く悩む必要はないでしょう。

大人でも良く食べる人と、食べない人がいるように、子供も個人差があるのは当然です。

半分を食べないからと言って無理やり食べさせる必要はないです。

この時期に食事を無理やり食べさせ、食事の時間が苦痛になってしまうと、更に食べなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

毎日の1食の食べる量や栄養バランスを気にするのではなく、1週間くらいの長いスパンで見て食べる量や栄養バランスを考えてあげると良いですね。

食品ごとの目安量は?

具体的に、良く食べる機会があるであろう主な食品の1食分の量です。

主食 (1日:200~300g / 1食:70~100g)

日本人だと毎日食べる人がほとんどでしょう。

米の場合、1食で子供茶碗1杯くらい(80g~100g)です。

食パンの場合、1食で6枚切りを1枚程度(67g)です。

うどんの場合、1食で150gです。

主菜

肉、魚、卵、豆腐を1日で摂取する量になります。

朝は豆腐(納豆)と卵料理、昼は魚料理、夜は肉料理というように3食に分けて1日分を摂取するとバランスよく摂取できます。

肉は、1日で薄切り肉を1枚(30g程度)くらいです。

魚は、1日で3分の1(30g程度)です。

卵は、1日で1/2個です。

豆腐は、1日で40gです。

副菜

野菜は、1日130g程度、1食ずつ分けて与えるのがいいです。1食45g程度です。

お芋は、1日50g程度です。(おやつでもいいですね)

乳製品・牛乳

乳製品のヨーグルトやチーズは、1日10g程度です。

牛乳は、1食1杯(100ml)程度です。毎食牛乳にする必要はありません。

朝とおやつにしたりして1日で200ml程度にします。

2歳児がご飯を食べないときの原因は?

2歳児は、離乳食も完全に卒業し、幼児食にもだいぶ慣れてきてますね。

食べられる食材も増えてきていて、順調に色々な物を食べるようになったなと思いきや、急に野菜だけを食べなくなったり、ご飯の食べる量が減ったりというようなことがあります。

原因がわからないとママはイライラしてしまいますので、いくつかの原因が紹介します。

お腹が減っていない

お腹は減っていないということが挙げられます。

ご飯の前のお菓子の量が多い、おやつを食べてからあまり時間が経っていないというような場合、お腹が減っていないためご飯を食べることができません。

また、お菓子やおやつではなく、ジュースの飲み過ぎやお茶の飲み過ぎで食べることができないという場合もあります。

食事以外のことに気が散る

食事以外のことに気が散って、他のことに集中したくなってしまい、ご飯を食べてくれないときもあります。

  • 普段いない人がいる
  • おもちゃで遊んでいる途中でご飯の時間となった
  • テレビが付いている

などということにより、ご飯以外のものに興味津々になってしまうと、ご飯をモクモクと食べることができなくなってしまいます。

嫌いな食材が入ってる

嫌いな食材が入ってることで食欲が軽減し、ご飯を食べない状態となってしまうこともあります。

苦手な物を明らかに入ってる感じで出すと、やはり食べてくれません。

苦手な食材は切り方や味付けなど工夫する必要がありますね。

食に興味がない

食に興味がないことが原因で、ご飯を食べないこともあります。

ご飯を食べるという時間が楽しい時間だと感じていなかったりすると、遊んでいる時間のほうが楽しく好きな時間となってしまいます。

子供は好きなことならじっくりと集中し、いつまでもやめたがりませんが、興味がないことには見向きもしません。

食事の楽しさが分からない、食べることが面倒に感じるなどとうことが原因となり食べないのです。

それなのに、ますます食べないことにイライラして怒ってしまったり、食べるということを強要したりすることで、より苦痛な時間だと感じ、ご飯を食べない状態が加速することもあります。

食事中によく叱る

食事をあまり食べられず、食べさせないとという不安や焦り、せっかく作ったのに・・・という気持ちからつい叱ってしまうこともあるでしょう。

しかし、無理やり食べさせたり、食べないことを叱ってしまうと、子供にとって食事が苦痛なものとなります。

叱られてしまう恐怖の時間となってしまうのです。

するとより子供は食べなくなってしまいます。

食べないというときはダラダラと無理やり食べさせたり、叱らずにサッと片付けてしまったほうが適切です。

体調が悪い

体調が悪いことが原因で、ご飯を食べないということもあります。

いつも以上に食べない時、好きなメニューなのに食べないというような時は、体調が悪いことが原因である可能性が高いですね。

風邪や便秘、口の中の荒れや口内炎が原因で食べないことがあります。

また、睡眠不足で食べないということもありますよ。

2歳児がご飯を食べない!食べたい気持ちにさせるには?

2歳児がご飯を食べないときは、いろいろと工夫をしてみてください。

盛り付け方を変える

ご飯の盛り付け方を変えてみましょう。

ご飯を盛るお皿を変えてみるのもよいです。

ちょっとした変化で、子供はご飯に楽しさを感じたり、美味しそうに見えたり、興味が湧き、食べてくれるようになることがあります。

例えば、白米の場合、お椀にただただ盛るのではなく、海苔巻きにしたりおにぎりにしたり、何かの形にしたりすることで食べてくれるというようなことです。

🚅 ポ イ ン ト
ご飯で電車は、簡単にできますよ!

電車の形に握って、あとはカットした海苔を貼り付けて窓とかをつくれば完成します。

そして、「電車が発車しまーす。ガタンゴトン♪」と言ってお口に向かって電車を走らせればそのまま食べてくれますよ。

盛り付ける量を減らす

盛り付ける量を変えて見ましょう。

子供は日によって、体調によって、気分によって、食べる量の差もあります

そんな中で、子供はお皿の上の食べ物をきれいに食べ、ピカピカになったお皿をパパ・ママに見せるのが大好きです。

全部食べられたという達成感も子供が感じます。

すると、次も完食したい!完食しよう!と食べられるようになってきます。

完食の楽しさを知らせるためにも、盛り付ける食事の量を減らし、徐々に増やしていくとよいでしょう。

料理のお手伝いをさせる

2歳児くらいになると、お手伝いが大好きになります。

お手伝いすることがとても楽しく、お手伝いさせないほうがグズグズするほど好きになる子は少なくありません。

そこで、料理のお手伝いをさせましょう。

野菜を洗う、野菜をちぎる、材料を混ぜる、お皿を並べるなど、お手伝いを行うことで、ご飯を食べてくれるようになることもあります。

自分が作ったものは食べてみようと思ったり、より一層美味しく感じます。

自分の嫌いだと思っていた食材にも興味を持ち食べられるようになることもあります。

出来るのであれば、野菜を育てるところからやってみるというのも良い手です。

食事に集中出来るようにする

食事に集中できる環境を整えましょう。

子供が落ち着いて食事ができないとき、テレビがついていたり、食卓におもちゃがおいてあったりと他に興味が向いてしまう環境がないか確認しましょう。

また、椅子の高さや座り心地などをかえることで食べてくれるようになることもありますよ。

食事の時間を決める

食事をダラダラと続けて、いつまでも食べさせておくのは良くありません。

集中して食べないということがエスカレートしてしまいますし、虫歯の原因にもなります。

約30分くらいを目安に食事の時間としましょう。

おやつの時間や量を調節する

おやつの時間からあまり時間が経っていない、おやつの量が多いという場合、やはりお腹がすかないため、ご飯をしっかりと食べてくれなくなります。

食事の時間をずらすか、おやつの時間をずらしたり、おやつの量を減らし、お腹が空いた状態でご飯の時間となるようにしましょう。

活動量を増やす

日中の活動量を増やすようにしましょう。

日中なかなか活動量が少ないと、お腹が空きません。

お散歩したり、公園で遊んだりして体をよく動かすことにより、お腹が空いてご飯をもりもり食べてくれるようになることがあります。

美味しそうに食べて見せる

ママが美味しそうにご飯を食べている姿をみると、子供も美味しそうだなと感じて食べてくれるようになることがあります。

また、パパママが美味しそうに楽しく食べている食卓は、子供にとっても幸せな空間となり、ご飯を食べることが好きになります。

楽しく美味しく食べている姿を見せるだけで自然に子供が食べてくれるようになりますよ。

2歳児がご飯を食べない時の料理法!

2歳児になり、だんだん好き嫌いが出てきて野菜を嫌いになったり、何か特定の食材を食べなくなったりします。

嫌いな食べ物でも、料理するときに一工夫するだけで食べてくることがあります。

もし、苦手な食べ物を食べれた時はしっかりと褒めてあげましょう。

褒めてもらうことで、自信がつき、他の苦手な野菜も食べてみようという勇気が湧いてくる源となります。

食材の切り方を変える!

まずは、食材の切り方を変えてみましょう。

2歳児はまだまだ噛む力が弱いため、大人と同じような切り方だと、噛み切れないことがあります。

具材が大きく、口に入れにくかったり、食べづらいということが、嫌いというイメージになり、特定のものを食べなくなることもあります。

2歳児だとまだ噛みきって食べるというよりも、一つの食材を1口で食べてしまいがちです。

まだまだ小さめの食べやすい大きさにしてあげると食べるようになる場合があります。

フォークで刺しやすいように、スプーンですくいやすいように、手づかみしやすいような形にしてあげると自分で食べられる楽しさや喜びも感じられるので良いです。

葉野菜の切り方

葉野菜の場合、柔らかく、くったりとするくらいまで加熱しましょう。

また、繊維を断つ切り方でカットすることで、食べやすくなりますよ。

根菜類の切り方

根菜類の場合は、指で潰せるくらいまで柔らかくなるくらいまで加熱しましょう。

フォークに刺さりやすいようにと、角切りにしてあげることで食べやすくなるのでおすすめです。

肉類の切り方

肉類の場合は、細かく刻みましょう。

繊維を断つように切るとより食べやすくなります。

また、薄切り肉やひき肉を使用すると料理もしやすいのでおすすめです。

魚類の切り方

切り身の場合は、食べやすい大きさに切って料理しましょう。

骨は飲み込んでしまうと、痛みなどでトラウマとなってしまうので、十分に気をつけて与えないようにしましょう。

混ぜ合わせる戦法!

苦手な食べ物、野菜などが食べることができないという場合、そのまま与え無理に食べさせるのは難しいですね。

そこで、好き嫌いを解消するためには、野菜をみじん切りにして、ひき肉などに混ぜ合わせるとよいでしょう。

ハンバーグやミートソースに混ぜ合わせると食べやすいのでおすすめです。

野菜を牛乳とバナナ、その他果物と一緒にミキサーにかけて、スムージーにするのもおすすめですよ。

2歳児がご飯を食べない時でもママがイライラしないためには?

2歳児がご飯を食べないことが続き、なかなか食事がスムーズにできないと、ママもイライラしてしまうことがあると思います。

しかし、そのイライラが子供に伝わってしまうと、子供は食事の時間が嫌になり、よりご飯を食べない状態となってしまうこともあります。

イライラせずに楽しい食事が続けられる方法を紹介します。

栄養のバランスは考えないようにする。

栄養のバランスを気にしすぎないようにしましょう。

子供の食事の中で、ある一定の物を食べない日々が続き、好きなものだけを食べていると、栄養のバランスが偏ってしまっているのではないかと心配になってしまいます。

すると、ママはその不安や心配から食べさせようとしますが、それでも食べないとストレスに感じたり、イライラしてしまう原因となりますよね。

もちろん少しでも食べて栄養を補給するということは大切ですが、野菜から摂取出来る栄養素は他の海藻や果物などからも摂取することができるものも少なくありません。

他の物から摂取するのを考えてみるとよいでしょう。

また、2歳児のうちは、食べる楽しさを知ることのほうが大切です。

無理やり栄養素のことを考えて食べさせなくても大丈夫です。

簡単な料理にする!

一生懸命時間をかけて作ったご飯を食べてくれないとなると、時間も一生懸命頑張った苦労も全部無駄だった…とイライラにつながってしまいます。

手間をかけてご飯を作るということも大切ですが、簡単に作ることができる料理を活用しましょう。

あらかじめ多めに作って冷凍しておき、温めればおかずになるという物を作っておくのもよいですね。

おやつで栄養を補給!

2歳児の子供は、3回の食事だけで十分な栄養素をとるのは難しいものです。

そこでおやつとしておにぎりやサンドイッチ、野菜スティック、フルーツなどで栄養素を補給してあげるとよいです。

2歳児に教えておくべき食事のマナーは?

2歳児になり、おしゃべりをしたり、運動能力、理解力等々に関しても成長がみられる時期ですね。

そんな2歳児の時点で食事のマナーも教え始めると良いですよ。

食事中の子供とママがコミュニケーションをとることにもつながって、楽しく食事ができるようになりますよ。

食事の食べる前と後のご挨拶

1歳の頃からできているというお子さんも多いかもしれませんね。

「いただきます。」「ごちそうさま。」です。

食事のあいさつは、この頃からしっかりと身に付けておきましょう。

手を合わせてしっかり言う。

ママが行っていれば自然と身に付き一緒にできるようになります。

最初は言葉は言えずとも、手を合わせて挨拶をするということだけでもできると良いですね。

食事前はおもちゃを片付ける

食事前はテレビを消したり、おもちゃを片付けてからなど、集中して食事をするようにしましょう。

ご飯が食べたいからお片付けをちゃんとしてくれて、片付けする習慣も身に付きます。

そして、食事を集中して食べさせます。

目安としては30分程度ですね。

食事を食べる姿勢を正す

食事をするときのお椀やお皿を持って食べるということを教え始めると良いです。

肘をついて食べない、椅子の上に立ち上がらない、口に詰め込みすぎない、よく噛んで食べることなども共に教えます。

子供は親を見て真似をするのがとても上手なので、正しい食べ方で食べるようにしましょう。

正しく姿勢で食べれるようになると、食べ物をこぼすことが減ってきますよ。

音を出して遊ばない

スプーンやフォークなどがお皿に当たる音が面白くてつい遊んでしまう子もいますね。

しかし、2歳児くらいからしてはいけない事ということを教えると良いです。

口を閉じて食べ、くちゃくちゃ音をたてないことや、足をバタバタさせないことということも大切ですね。

まとめ

2歳児の子供は、ご飯を食べてくれなくなることもあります。

食べたくない時は、食べ物を投げたり、スプーンフォークを投げたりするかもしれません。

しかし、イライラする気持ちをぐっと抑えて、まずは2歳児の食事を楽しめるようにすることが一番大切です。

ご飯を食べないときは、この子は味をしっかりと感じ、好きな味、嫌いな味を判断出来るようになったんだと成長を感じてみてください。

ゆっくりとした気持ちで2歳児の食事に向き合って行きたいですね。

Sponsored Link

\ SNSでシェアしよう! /

子育てスタイルNAVIは電車の味方の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

子育てスタイルNAVIは電車の味方の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

子育てスタイルNAVI運営者

子育てスタイルNAVI運営者

子育てスタイルNAVIでは、ストレスフリーの育児生活を提案し、家族全員を電車でHappyにする!をモットーにしています!
妊娠してから子供が大きくなるまでに悩みはつきません。
様々な悩み、ストレスを抱えながら子育てしているママが電車と楽しく育児できるための情報を発信していきます。
情報は随時更新しますので、Twitterのフォロー、Facebookのいいね!をよろしくお願いします。

関連記事

  • 簡単なのに美味しい!レンジで出来ちゃう本格ごはん★厳選レシピ12選

  • 縦割り保育について!異年齢児保育のねらいとは?メリット・デメリット!

  • 赤ちゃんにくるみはNG!?いつからOK?アレルギー症状と対処法

  • 20代のママと上手に話したいけど…会話のポイントは?おすすめの話題や話すときのコツ!

  • 子供を連れて北海道旅行へ!!子供が満足できるおすすめ観光スポット10選!

  • 子供の視力低下を防ぎ眼鏡いらずの人生を送るには?