2歳児のおやつの量はどのくらい?!手作りおやつと市販おやつのオススメ!

2歳児にとって、おやつは食事で摂取しきれないエネルギーや栄養素を補うための欠かせないものです。
しかし、子供がおやつやお菓子ばかり食べてしまうとなると心配ですし困ります。
2歳児へのおやつの上手な与え方やおすすめの手作りおやつ、市販のおすすめおやつ、食べすぎているのに食べたがってしまう時の対処法などについてご紹介していきます。
目次
2歳児にとっておやつは大切な存在
2歳児になると子供は体を動かすことが増えます。
1歳の頃よりも必要なエネルギー量が増えます。
ところが1回の食事で食べることができる量は少なく、食事だけで消費してしまうカロリーや栄養素を充分に摂取するのは難しい傾向があります。
そこでたりない栄養素をおやつで補うのですね。
おやつと聞くと甘いものやお菓子というイメージが強いものの、食事で足りない栄養素を補うものだと考えるとよいです。
2歳児のおやつやお菓子の量はどのくらい?!
2歳児に食べるおやつの量などについてです。
おやつの量は?
1、2歳児が一日に必要とするエネルギー源は900から950kcalとなります。
そのうち、15から20%、135~190kcalはおやつで補う必要があると言われています。
バナナ1本は約80kcalとなります。
食パンであれば1枚あたり130kcalです。
おやつの量が多すぎてしまうと、食事に影響を及ぼすため、食べさせる量には充分きをつける必要がありますね。
おすすめのおやつは
2歳児の子供のおやつを選ぶときは、味や栄養価、食べやすさや塩分、糖分が少ないことを確認しましょう。
特に、鉄分やカルシウムは不足しがちなため、チーズや昆布、小魚などがおやつとしておすすめです。
素材の風味を活かし、そのままでも美味しく食べることができますね。
甘いものが好きな子供には、ドライフルーツやヨーグルトなどが喜ばれますね。
2歳児におやつを与えるときの注意点!
2歳児におやつを与えるときの注意点についてです。
なるべく決まった時間に
おやつを与えるときは、なるべく毎日決まった時間に与えるようにしましょう。
毎日3時にするなどと、各家庭で食事に支障がでない時間帯に決めましょう。
おやつの時間を決めることにより、ダラダラと食べたり、夕食に影響がでないようになります。
食べる分だけ見せる
2歳児の子供は、自分で我慢をすることはまだ難しいです。
そのため、目の前にあるおやつをある分食べたがってしまいます。
与える分だけをお皿に乗せるなどして、より食べたくならないように余っている分のおやつは視界に入れないようにしましょう。
チョコ・ラムネなどの甘いもの
甘いおやつは量を控えたほうがよいです。
特に市販の甘いおやつに慣れてしまった場合、フルーツやさつまいもなどの自然な甘みだと物足りなくなってしまうことがあります。
虫歯のリスクも高まるので控えましょう。
2歳児がおやつばかりを欲しがるときは…
おやつばかり欲しがるとき、お腹いっぱいになるまでおやつを食べてしまう時など、どうしたらおやつばかり欲しがる状態を打破できるのでしょうか。
遊びに夢中にさせる
お腹がさほどすいていないのにも関わらず、退屈になるとおやつを欲しがってしまうことがあります。
欲しがるたびにおやつを与えると、ダラダラ食いが習慣づいてしまったり、食事に支障が出ます。
遊ぶときは遊びにしっかりと集中させることが大切です。
天気がよいときは外遊びをしたり、ママも一緒に遊んだり、おやつに気が向かないようにしてみましょう。
おやつ作りを手伝わせる
2歳頃、好奇心が強まると、自分でなんでもやりたい時期となります。
そこで、お手伝いをはじめる良い時期となるので、おやつを一緒につくるところから一緒にやってみるのもおすすめです。
自分で作ったおやつはより一段と美味しく感じてくれるでしょう。
手作りすると、塩分や糖分、油分などを調節することができるため、市販のおやつよりもヘルシーに作ることができるのでよりおすすめです。
おにぎりやパン
おやつの時間にお菓子を食べすぎてしまうと、夕食などに支障がでて食べれなくなってしまうことがありますね。
おやつでお腹が一杯になってしまうと、栄養のバランスが偏ってしまいます。
そこでおやつの時間にお菓子を与えるのではなく、おにぎりやパンなどをおやつにすることで、栄養素を十分に得ることができます。
子供がおやつの時間にお腹がいっぱいになってしまっても、不安になりませんね。
2歳児におすすめの手作りおやつ
2歳児におすすめのおやつレシピをご紹介していきます。
ホットケーキミックスで蒸しパン
ホットケーキミックスを使用し、電子レンジでチンするだけで簡単に美味しいしパンができます。
マグカップ2つ分のレシピです。
- ホットケーキミックス2分の1カップ
- プレーンヨーグルト 大さじ2
- 溶き卵 1個
- 水 小さじ2杯
- サラダ油 大さじ1
- バナナ2分の1
ボウルにバナナ以外の材料をいれてよく混ぜ合わせます。
サラダ油と細かく刻んだバナナを入れます。
耐熱性のマグカップの7分目までいれて、600wの電子レンジで約4分間加熱します。
食パンでラスク
余った食パンを冷凍保存しておくことで、いつでも簡単にラスクをつくることができます。
- 8枚切りの食パン1枚
- 砂糖 小さじ3
- バター 30グラム
- きなこ 適量
食パンをクッキーの型を使って好きな形に切り抜きます。
ボウルに砂糖と溶かしたバターを入れてよく混ぜます。
食パンに砂糖とバターを入れて混ぜたものをきつね色になるまでトースターで焼きます。
きなこを適量まぶしたら完成です。
フライドポテト
揚げ焼きにすることで、余計な油分をおさえることができます。
塩を少なくしますが、青のりを使用することで物足りなさがなく美味しく食べることができます。
- じゃがいも1個
- サラダ油
- 塩
- 青のり
じゃがいもの皮を向いて5mm角のスティック状にカットします。
水にさらし、キッチンペーパーでふきます。
中火で揚げ、じゃがいもに火が通ったら、最後に油をきって塩と青のりをかけて完成です。
餃子の皮で簡単ピザ
餃子の皮を使用することで、簡単にピザを作ることができます。
トッピングを変えてみてもよいですね。
- 餃子の皮数枚
- ケチャップ
- ピザ用チーズ
- お好みの具材
餃子の皮にケチャップを薄く塗り拡げます。
細かく刻んだ具材とピザ用チーズを乗せます。
トースターできつね色になるまで焼いたら完成です。
2歳児におすすめの市販おやつ
砂糖不使用のシリアルコーンフレーク
砂糖不使用のシリアルコーンフレークがおすすめです。
優しい味わいで、ドライフルーツや牛乳と合わせることで、栄養素をたっぷりと摂取しながらおやつとしてたべることができますね。
朝食を拒み、おやつを欲しがるときなども活用できます。
おしゃぶり昆布
噛む力が弱い幼児でも食べられるように、少々柔らかめのものを選ぶようにしましょう。
保育園でも提供されることがあります。
食物繊維が豊富で便秘気味のときにもおすすめのおやつとなります。
小魚
小魚もおすすめです。
選ぶときは国内産・塩や酸化防腐剤などが無添加のものを選ぶようにするとよいですね。
適度な固さがるものなので、しっかりとものを噛んで食べる習慣もつきますね。
煮干しとして使用することもできます。
まとめ
2歳児にとっておやつは食事で補えない分の栄養素を補給するために、とても大切な捕食となります。
不足してしまいがちな栄養素をおやつに取り入れながら上手に工夫しておやつの時間を楽しみましょう。
好みに合わせて、子供が楽しめる美味しいおやつにしてあげたいですね。
一緒に作って一緒においしく食べるのも、ものすごくよいですね。
市販のものでも、塩分や糖分や添加物が控えられているものを上手に選び、活用していきたいですね。