4歳児の体重や身長はどのくらい?言葉の発達、運動面の発達、生活面の発達の特徴は?

4歳児は、生活の中で様々なことが出来るよう担ってきますね。
また、様々なことに興味を持ち、挑戦もたくさんする時期となります。
精神的にも身体的にも成長します。
そんな4歳児の身長や体重の目安や言葉の発達の目安、4歳児の特徴などについてまとめていきますね
目次
4歳児の体重の目安は?
4歳児から5歳まで一年間の体重の目安についてまずはお送りしますね。
月齢 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
4歳1か月 | 15.8㎏ | 15.4㎏ |
4歳2か月 | 15.9㎏ | 15.6㎏ |
4歳3か月 | 16.1㎏ | 15.8㎏ |
4歳4か月 | 16.3㎏ | 15.9㎏ |
4歳5か月 | 16.4㎏ | 16.1㎏ |
4歳6か月 | 16.6㎏ | 16.3㎏ |
4歳7か月 | 16.7㎏ | 16.4㎏ |
4歳8か月 | 16.9㎏ | 16.6㎏ |
4歳9か月 | 17.0㎏ | 16.8㎏ |
4歳10か月 | 17.3㎏ | 17.0㎏ |
4歳11か月 | 17.5㎏ | 17.2㎏ |
4歳12か月(5歳) | 17.7㎏ | 17.4㎏ |
4歳児の身長の目安は?!
では続いて4歳児の身長の目安についてです。
月齢 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
4歳1か月 | 100.8cm | 100.0cm |
4歳2か月 | 101.3cm | 100.6cm |
4歳3か月 | 101.9cm | 101.2cm |
4歳4か月 | 102.4cm | 101.7cm |
4歳5か月 | 103.0cm | 102.3cm |
4歳6か月 | 103.5cm | 102.8cm |
4歳7か月 | 104.0cm | 103.4cm |
4歳8か月 | 104.6cm | 103.9cm |
4歳9か月 | 105.1cm | 104.5cm |
4歳10か月 | 105.6cm | 105.0cm |
4歳11か月 | 106.2cm | 105.6cm |
4歳12か月(5歳) | 106.7cm | 106.2cm |
4歳児の身長が低い原因と対処法!
平均的な身長よりも、かなり低いという場合、なにかしらの原因は潜み、対処法が必要となる場合があります。
身長が低い原因は?
身長が低い原因、低身長の場合、原因を調べるための検査があります。
検査結果により原因がわかります。
よくある原因は以下のような原因となります。
- 成長ホルモンの分泌量が少い(成長ホルモンの分泌不全生低身長症)
- 染色体異常(ターナー症候群、プラダ・ウイリー症候群)
- 骨の病気(軟骨低形成症、軟骨無形成症)
- 腎臓の病気(慢性腎不全生低身長症)
- 甲状腺ホルモンの分泌異常(甲状腺機能低下症)
- 性ホルモンの分泌異常(思春期遅発症、思春期早発症)
- 脳腫瘍
などの原因が発覚することがあります。
また、それ以外にも
8.遺伝(家族性低身長)
9.子宮内でも発育遅滞(子宮内発育不全性低身長症)
10.出生後の発育遅滞
11.精神的なストレス(愛情遮断症候群)
なども挙げられます。
低身長の場合の対処法!
では低身長の場合の対処法についてです。
対処法としては大きな3つのポイントが重要となります。
- 栄養…栄養の面では、この食材を食べれば身長が伸びる!!この食材を積極的に食べると身長が伸びる!というものがあるわけではありません。
大切なのは栄養のバランスとなります。
栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
また、骨がしっかりと成長するように、マグネシウム、ビタミンD、カルシウム、タンパク質を特に積極的に摂取するとよいですね。
- 運動…運動面では、体を動かすことにより、成長ホルモンの分泌が促されます。
適度な疲労感を感じると、眠りの質も高まり、質の良い睡眠で身長も伸びます。
- 睡眠…寝る子は育つという言葉の通り、しっかりと十分に眠ることにより、成長ホルモンが分泌され、身長が伸びますよ。
低身長で病院に受診…?!
低身長、平均よりも身長が低いとき、心配になりますよね。
身長が小さいだけで受診するなんて…。と悩みますが、それだけでも受診して良いのです。
おかしいことではありません。
様々な原因が考えられるため、身長に心配な点があれば、迷わずかかりつけに受診し相談してみるとよいですよ。
4歳児の言葉の発達!特徴は?
では4歳児の言葉の発達についてです。
過去・現在を使い分けることができる
4歳児頃になると、過去や現在を使い分けることができるようになります。
昨日、今日、明日という言葉を覚え、使い分けることができるようになるのですね。
まだまだ正確に使い分けることはできなくても、意識をして時間の感覚や日にち感覚を伝えようとする姿が見られます。
使おうとはするものの、正確に使いこなせないという場合もあるので特に心配はいりませんよ。
悪い言葉を覚え始める
良い言葉を覚え、会話が出来るようになった4歳児。
そろそろ悪い言葉も覚え始めます。
幼稚園や保育園での関わりの中で覚えたり、テレビやゲームなどで使われて居る言葉も覚えます。
その言葉の意味を理解した上で使いこなすのではなく、面白がって悪い言葉を使って仕舞っているということもあります。
その言葉を使うことにより、相手がどんな気持ちになるのかということについて、教えてあげる必要がありますね。
嘘をつく
4歳児になり、嘘をつくことが増えるということもあります。
自分を守るため、自分の欲求のため、都合がわるい時などに嘘をつくことがあります。
嘘はついてはいけないと叱ることも大切ですが、それ以上に嘘をつかなければ行けなかった背景に注目し、どうして嘘をついたのかを聞き、受け止めるということが重要となりますね。
4歳児の運動面での発達!特徴は?
では続いて4歳児の運動面での発達の目安についてです。
バランス感覚
4歳児になり、バランス感覚が養われるようになります。
- 走る
- 跳ねる
- 片足で立つ
- ジャンプ
- スキップ
- けんけん
などができるようになります。
ジャングルジムなどにも登れるようになるでしょう。
ボールを投げる
ボールを投げるのも上手になります。
片足に重心をかけてから、遠くにボールを投げることができるようになります。
コントロールはまだ確実ではないものの、上手になります。
発達がより促されるようにボールを 使った遊びおすすめです。
怪我が増える
動きが大きく力強く活発になるため、怪我が増えます。
また、色々なことに挑戦し、時には無茶をしてしまうこともあります。
そこで怪我が増えます。
4歳児の生活面の発達!特徴は?
では4歳児の発達の状態や発達の特徴についてです。
人の気持ちが分かる
4歳児になると、人の気持ちが分かるようになってきます。
お友達と関わったりしている中で、ときには喧嘩をしながら仲良く遊ぶようになりますね。
すると、人の気持ちを理解することができるようになり、人の気持ちを感じ取ったり考える機会が増えます。
徐々に相手の気持ちが分かるようになります。
現実と空想の区別
4歳児になると、現実と空想の区別ができるようになってきます。
ごっこ遊びをよくするようになり、様々な空想遊びを楽しむのですね。
その中で空想の内容と現実世界の状態を交互に行ったりきたりします。
その中で現実と空想の区別がついたり、社会の仕組み知ったり、人との関わり方を知ります。
反抗期
反抗期を迎えることもあります。
2歳児のいやいや期がようやく落ち着き、やっと終わったなと思いきや、次は4歳児の反抗期を迎えることがあります。
2歳児のときよりも大きくなり、力も強くなった4歳児。
口調も達者になり、ママはとっても大変に感じやすい傾向があります。
ときに感情的になってしまうこともあるでしょう。
しかし、反抗期も成長の証ですね。
自我の目覚めです。
感情的になった状態で接するのではなく、落ち着き冷静に対応し、叱ったり説明したりを根気よく続け乗り切りたいですね。
トイレ
おむつを卒業し、一人でトイレに行き、済ませることが出来るようになってきます。
洋式だけではなく、和式でも排泄できる方法を教えるスタートをしても良い時期ですね。
着替え
着替えも自分で完璧に出来るようになります。
ボタンやチャックも出来るようになりますね。
また、服を簡単な形でたたむこともできるようになるのでおしえましょう。
道具
指先がより器用になり、はさみや箸を使うことができるようになってきます。
怪我などに見舞われないように、きをつけながら色々な道具を経験させましょう。
お絵かき
お絵かきのレベルもアップします。
人の顔を上手に書いたり、体までをしっかりとかけるようになります。
鉛筆やクーピーやクレヨン、マーカーなど色々なもので書く経験をさせましょう。
4歳児は天使の4歳?!
2歳は魔の2歳児
3歳は悪魔の3歳児
4歳は天使の4歳
という言葉があります。
それがなるほどなと感じるような感じがあります。
もちろん、反抗期が起こることもあり、どこが天使なのー?!と感じることもあるでしょう。
しかし、心も体も成長し、ちょっと大人っぽい会話が出来るようになったりと楽しい時期でもあります。
保育園や幼稚園に通うことも増え、社会生活への第一歩を 迎えるということもあるでしょう。
様々な壁もあり、大変に感じることもありますが、一緒に見守りながら成長していきたいですね。