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産褥期の過ごし方は?外出できる?気を付けることは?

赤ちゃんを妊娠し、ママの体は出産に向けて大きく変化しました。

出産後、妊娠前の元の体の状態まで回復する期間を産熟期と言われています。

この産褥期の過ごし方には少し気を付けるべきことがあるのです。

この産褥期の過ごし方は、今後の体の状況に影響してくるので、これからご紹介する10個の事に気を付けて過ごしましょう。

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産褥期の数週間別の過ごし方

では、まずは数週別の過ごし方をご紹介します。

産後1週間目

産後1週間目は、病院や産院から退院。

自宅で赤ちゃんとの生活がスタートする時期となりますね。

産後1週目の過ごし方としては、赤ちゃんのお世話と身の周りのこと以外は動かずに横なって休むようにします。

いつでも横になって休めるように、布団は敷いたままの状態にしておくことをおすすめします。

極力安静に過ごすべき時期です。

産後2週間目

産後2週間目は、夜中の授乳などが続き、疲れを感じてくる頃ですね。

家事はできるだけ家族の方に任せたり、なるべく赤ちゃんと一緒に横になり眠れる時に眠り休みましょう。

産後3週間目

産後3週間目は、体調が良い場合は、少しずつ家事を行えるようになります。

しかし、出来るだけ短時間で済むことぐらいにしましょう。

疲れを感じたらすぐに横になり休みます。

産後4週間目

産後4週間目になると、普通に家事を出来るくらいにまで体調が整い回復してきます。

しかし無理は禁物です。

また、産後4週間目となると、1ヵ月健診があり、許可がでれば湯船に浸かったり散歩などの外出も可能となりますね。

産後5週間目

産後5週間目になると、ほぼ普通の生活が可能となりますね、

夜中の授乳が続き、疲れをかんじやすいので、まだできるだけ休める時は休んだ方が良いです。

激しい運動などは避けましょう。

産褥期の外出は可能?気を付けることは?

産熟期の外出は控えたほうが良いです。

基本的に1ヵ月検診までは外出しないように過ごします。

また、産後8週目までは産熟期であり、1ヵ月健診後も気を付けて外出する必要があります。

産熟期の外出で気を付けることをご紹介します。

出来るだけ短時間で

出来るだけ短時間で外出を済ませましょう。

無理をして外出してしまうと、悪露が増えてしまったり、貧血が起こる可能性があります。

最低限の用事を済ませたら早めに帰宅しましょう。

目安としては外出時間は2時間から3時間ほどで留めるようにします。

長時間歩かない

長時間歩かないようにしましょう。

階段を避けエレベーターやエスカレーターを使用したり、徒歩ではなくタクシーを利用したり、出来るだけ歩くのを避けたほうが良いです。

重い荷物を避ける

重い荷物を持つのは避けましょう。

重い荷物を持ってしまうと、産熟期で骨盤底筋が緩んでいるのにも関わらず、重い荷物により、子宮下垂や子宮脱などを起こしてしまう原因となります。

買い物はネットスーパーを利用するなど重い荷物を持つのは避けましょう。

運転はできるだけ避ける

車の運転はできるだけしないほうが良いです。

車の運転中に具合が悪くなってしまうことが考えられます。

家族に送り迎えしてもらうか、タクシーを活用しましょう。

体調と相談する

 

体調が少しでも悪いなと感じる時は、無理に外出しないでください。

自分の体とよく相談して外出できるか判断しましょう。

産褥期の回復を早める正しい過ごし方

産褥期の回復を早め、万全の状態にするために、過ごし方をご紹介します。

上の子が居たり、家族の協力が受けられないとなると、早く妊娠前の状態まで回復したいですよね。

焦りは禁物です。正しく過ごし回復を早めましょう。

産褥体操

産褥体操を行いましょう。

産後は運動を避けるべきですが、産褥体操は出来ます。

産後すぐから始められるので行いましょう。

呼吸方法、寝ながら行える足の運動などがあります。

血行が良くなり、体の回復が早まりますよ。

食事

食事は栄養のバランスよく摂取しましょう。

栄養のバランスが取れた食事にすることで、体の回復が早まります。

また、母乳としても質の良い母乳を作ることが出来るので一石二鳥ですね。

特に摂取すべき栄養素は、鉄分、カルシウム、たんぱく質です。

上手にたっぷり食事に取り入れましょう。

陰部を清潔に

陰部を清潔に保つことも大切です。

産後は免疫力が低下しています。

そのため、病気や感染症が起こりやすいのです。

感染してしまうと、回復にも時間がかかります。

出産後の会陰切開の傷口や帝王切開の傷口から感染しないように、しっかりと毎日清潔を保ちましょう。

産褥パットは薬4時間ほどで交換します。

トイレをした後は、清浄綿などを使用し清潔を保ちます。

帝王切開の傷もシャワーで優しく洗い流しましょう。

産褥期にしてはいけない過ごし方とは?

産褥期にしてはいけない過ごし方もあります。

回復を早めるためにも、体調をこじらせないためにも気を付けましょう。

産後1ヵ月以内に入浴

産後1ヵ月以内に入浴をするのは辞めましょう。

産後1ヵ月の子宮口は閉じきっていません。

そこから細菌などが侵入し感染症が起こる可能性が高いからです。

湯船に浸かるのは産後の1ヵ月健診を終え、医師の許可が下りてからとなります。

産後1ヵ月以内に性行為

産後1ヵ月以内に性行為をするのは辞めましょう。

1ヵ月健診で許可が下りてからなら可能です。

産褥期に起こりやすいトラブルに注意!

産褥期に起こりやすいトラブルにも注意しましょう。

悪露が長く続く・・・【子宮復古不全】

血流が溜まり血栓・・・【血栓性静脈炎】

母乳の出が悪い・・・【乳腺炎】

その他にも、調子が悪い状態が続く、どこかが痛むという場合は、産院へ電話して相談してみてください。

また、精神面でも産後鬱などが起こることがあります。

眠れない、食欲がわかない、不安、涙が止まらないなどの異変を感じた場合も産院へ電話して相談してみましょう。

まとめ

産褥期はこれから頑張ろう!と意気込み、一生懸命になりがちですが、家族やパパに手伝ってもらいながら、無理をしすぎず体を休めましょう。

上の子が居ると更に休んではいられない状況になりますが、出来るだけ休める時は十分に体を休めましょう。

自分の体の為だけではなく、しっかりと休み回復させることが、今後の赤ちゃんの為にもなります。

無理は禁物ですね。

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