甘酒が母乳に良い!授乳中の強い味方!麹によるダイエット効果も?!

授乳中は、母乳に良い栄養素が含まれた良い母乳が出ているか、母乳の出があまりよくないなどと悩みますね。
そんなときノンアルコールの甘酒を飲むことにより、質の良い母乳をたっぷりと赤ちゃんご祈祷に与えることができるようになるのです。
効果のポイントが甘酒に含まれている麹です。
そこで今回は甘酒が母乳に与える効果と母乳へのメリット、甘酒にふくまれている麹の効果や麹による産後ダイエットへの効果など詳しくご紹介していきます。
目次
甘酒とは?
甘酒には、麹が原料となっているものと、酒粕が原料となっているものの2種類があります。
麹で作られている甘さ家は、ご飯と麹と水を混ぜ発酵させた発酵食品となります。
麹で作るためアルコール度数は0%です。
ノンアルコールですね。
そのため、麹で作られている甘酒は、妊娠中のママも安心して飲むことができます。
また、麹で作られている甘酒は、酒粕で作られている甘酒よりも栄養価が高いと言われています。
麹が原料の甘酒は、発酵により自然の甘みがでるのえ砂糖は加えずに飲みます。
ところが市販の甘酒は砂糖や甘味料を加えている物が少なくありません。
甘酒を購入する際は、原材料名を確認し、余計なものが含まれていないものを選ぶとよいですね。
一方、酒粕から作られている甘酒は、酒粕と水と砂糖が原料です。
酒粕は日本酒を作るときの副産物胃となるため、発酵酵母、栄養素などが豊富に含まれています。
そのため微量なアルコールも含まれます。
アルコールの度数は1%未満とかなり低いため、法律上は清涼飲料として分類されています。
しかし、母乳を与えていると言うことで避けた方がよいですね。
微量のアルコールでも、母乳から赤ちゃんに移行すると、まだまだ内臓の発達が未熟な赤ちゃんにとって、は大きな負担となります。
うまくアルコールが分解できないと、急性アルコール中毒になってしまうこともあります。
全身麻痺やひどい下痢が起こる原因となるので注意しましょう。
江戸時代の甘酒は…?
江戸時代の甘酒は栄養ドリンクとして飲まれていました。
寒い時期にあたたるために飲むと言うメージが強い甘酒ですが、江戸時代は夏の飲み物として飲まれていました。
夏の暑さに体力を奪われてしまうため、栄養補給、夏バテ防止、滋養強壮など、栄養満点でもってこいの飲み物なのですね。
また、当時は子供の死亡率が高く、食中毒や疫病の予防のためにと大人が子供に飲ませることが多かった飲み物です。
健康を維持するために、幕府から誰でも買いやすいうようにと値上がりを制限したほどです。
甘酒の栄養素が吸収される率は、90%以上と効率よく栄養素を補給できる飲み物です。
甘酒で良質な母乳になるって本当?!
甘酒を飲むことで良質な母乳になるというのは本当なのでしょうか。
米麹から作られている甘酒は、栄養素が豊富であるため、飲む点滴と呼ばれています。
助産師産の中でも、授乳中のママに甘酒をすすめるひとは少なくありません。
甘酒の材料は身体に優しいものばかりで、出産を望むママ、出産を終えたママにとっても安心して飲むことができるドリンクです。
授乳を続けたいのに、なかなか母乳が出てくれないと言うときも甘酒は強い味方となってくれます。
母乳をしっかりと十分に出すためにはお米を食べると良いと言われていますが、甘酒は原料がお米なので炭水化物をしっかりととることができ、質の良いたっぷりの母乳になってくれるのですね。
また、母乳は赤ちゃんの血液により作られるため、ママの血流が悪いと、母乳はたっぷりとでなくなってしまいます。
そこで温かい甘酒を飲むと、血行がよくなり、母乳が出やすくなります。
食欲がないときも甘酒を飲むとよいですし、忙しい育児と家事の合間にホッと一息甘酒を飲むのもよいですね。
授乳中の効果的な甘酒の飲み方は?!
では授乳中の効果的な甘酒の飲み方についてです。
効果的な飲む時間帯は朝です。
甘酒には糖分が豊富にふくまれているため、1日のスタート、朝に飲むと、良質な母乳が作られ、あかちゃんにたっぷりと飲ませることができます。
また、赤ちゃんだけではなく、ママにとってもエネルギー減となります。
昼間は授乳や活動も多く、糖質が消費されるので太ることもなく、むしろブドウ糖により満腹感がありダイエットに繋がります。
朝に食欲がないと言う場合でも、液体状の甘酒だと摂取しやすいですね。
すこし温めて飲むのもよいのですが、温めすぎると甘酒に含まれる嬉しい栄養素、酵素やビタミンB群が熱は熱に弱いので、効果がなくなってしまいます。
あたためすぎには注意しましょう。
生姜を入れて飲むと更に抜群?!
甘酒に生姜をいれて飲むことで、更に効果は抜群になります。
水やお湯で割ってもよいですし、豆乳や野菜ジュースと混ぜても美味しくのむことができます。
1;1の割合で混ぜ合わせます。
そこへ生姜を加えて飲むことで、身体があたたまりより母乳が出やすい状態となります。
しかし、注意点としては、すりおろししょうがは、解熱作用があるため、身体が冷えてしまいます。
入れる生姜は粉末状の生姜にするとよいですね。
粉末状の生姜は購入することもできますが手作りもできます。
薄くスライスした皮付きの生姜を数日間干し、カラカラになった生姜をすり鉢ですったりミルミキサーをつかって粉末にします。
甘酒の原料!麹とは?!効果は?!
甘酒の原料である麹は、甘酒から得る嬉しい効果の大半をしめています。
麹とは
麹は、麹菌というカビの一種です。
麹菌は食べられるカビであり、人間の役にたってくれるカビです。
麹菌が米などにつくと、玄米の場合は玄米麹になります。
麹菌は、玄米・お米・大豆・麦などの雑穀につけることで増やしつづけてきたのですね
炭水化物をブドウ糖に、たんぱく質アミノ酸に分解し、脂肪が分解吸収します
お酒、醤油、味噌などの発酵食品も麹からつくられます。
麹そのものを食べるということは少ないものの、日本人の生活の中には欠かすことのできないものなのですね。
日本にしかない麹菌
麹菌はアジアにのみ存在している有用微生物です。
日本の麹菌は日本独特の気候、風土、多湿などにより自然に発生したもので、他の世界ではみることができません。
正式名称は日本麹カビというもので、洋名ではアスペルギルス・オリゼーと呼ばれています。
東洋微生物の王様、日本麹カビは、有益性により、日本醸造学会により、日本の国菌に認定されました。
麹菌が持つ酵素とは…
甘酒の原料のなる麹菌には、2大酵素が含まれています。
炭水化物を消化しブドウ糖に分解するアミラーゼ。
たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ。
麹菌が持つ代表的な酵素、脂肪を脂肪酸に分解し吸収するリパーゼ、植物の繊維をオリゴ糖に分解するセルラーゼが含まれています。
他にも、人間に必要な酵素が30種類以上含まれている、酵素の宝庫なのです。
酵素の働きは…?
酵素は人間にかぎらず、植物、微生物、動物にも、必要不可欠な物質となります。
酵素には、植物の栄養素を分解したり、消化したり、吸収する役割のあるもの、吸収された栄養分をエネルギーに変える役割、命を維持する役割があります。
身体の中に必要な栄養素を摂取しても、分解し吸収、エネルギーに変える酵素が不足してしまっていると意味がありません。
うまく使うためには酵素が必要です。
麹による腸内環境が整う?!
米麹、酒麹など、発酵飲料である甘酒は、発酵食品と同じく、腸内環境を整えてくれます。
海外では甘酒がジャパニーズヨーグルトと呼ばれているほどです
善玉菌
甘酒に含まれている麹菌は、米のデンプンを分解する過程でオリゴ糖が作られます。
オリゴ糖は腸内で善玉菌の餌となり、善玉菌が増えます。
腸内の善玉菌が増えると、腸は活発になり、腸内細菌のバランスが整い、自然なお通じが促されます。
腸内環境が整ってるの免疫力も高まります。
しかし、市販の甘酒や酒粕から作られてる甘酒には砂糖が含まれています。
腸内に砂糖が入ると悪玉菌が増えてしまう原因となります。
整腸効果を得たいと言う場合は、砂糖が使用されていないもの、米麹から作られている甘酒を選ぶようにしましょう。
便が柔らかくあんる
米麹、酒麹は水溶性の食物繊維が豊富にふくまれています。
水溶性の食物繊維は水分を吸収し便が柔らかくなります。
柔らかくなり滑りやすく鳴った便は腸管を通り、自然に排便できるようになります。
便秘解消のためにも米麹から作られた甘酒がよいですね。
甘酒の麹により疲労回復?!
甘酒の麹には、疲労回復効果のある栄養素が豊富にふくまえています。
疲労回復/ビタミンB群…ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6
筋肉や血管、脳の細胞を作る/必須アミノ酸全9種類
血糖値の安定、疲労回復/ブドウ糖
血行促進・疲労改善/葉酸
毎日の育児や家事で抜けきらない疲れを甘酒で解消することができますね。
甘酒の麹の美肌効果も…?!
麹には美肌効果もあります。
妊娠中も授乳中も、ホルモンの影響によりシミやそばかすが濃くなりやすくなります。
また、スキンケアもおろそかになりがちで肌トラブルが起こりやすくなります。
そんなときも甘酒は大活躍して暮れます。
ビオチン
甘酒に含まれている麹菌は酵素の働きを助けている補酵素を生成しています。
ビタミン類のなかでも、特にビオチンと言うビタミンは肌の健康を保つためにかかせません。
血行を良くしてくれるため肌の再生力が高まります。
細胞を活性化させ、老廃物の排出を促します。
肌や粘膜の機能を正常に保ちます。
美容クリニックなどで肌に必要なビオチンを点滴や注射で注入するということもあります。
また、皮膚科ではアトピー性皮膚炎の治療に使用されることもあります。
コウジ酸
コウジにはコウジ酸という美肌成分もふくまれています。
コウジ酸は麹からしか作られない成分です。
1988年に厚生労働省で美白成分として認可されています。
麹を扱っている職人さんは、肌が白くなめらかで、そこから研究が進められ発見されました。
シミの原因となるメラニンの生成を抑制してくれたり、メラニンの分泌を促す部分にも働きかけ抑制してくれます。
また、肌の老化、シワやしみの原因となる活性化酸素を抑制したり、皮膚の炎症の発生を抑制してくれます。
恋路酸は肌が黄色くくすんでしまう黄ぐすみにも効果的です。
フェルラ酸
フェルラ酸と言う成分も甘酒にはふくまれています。
活性化酸素を除去したり、抗酸化作用に優れています。
脳機能の改善効果、美白の効果が高いです。
物忘れやアルツハイマー、軽度認知症の症状の改善にも有効的な成分です。
記憶力の向上、集中力の向上の効果もあります。
麹の超エイジングケア成分
甘酒にふくまれ得ている最強の抗酸化物質、エルゴチオネインという成分があります。
エルゴチオネインは基本的に、基本的にはきのこの菌類が合成できる成分です。
含有量は少なく、人為的に作り出すことが難しく、1ḡ20万円もの価値があります。
麹菌もエルゴチオネインを合成するため、甘酒に豊富にふくまれています。
エルゴチオネインのパワーはビタミンÈの約7000倍の効果があると言われています。
エルゴチオネインはシミの原因となるメラニンを作る酵素を抑制し、肌に張りや弾力を保つために必要なエラスチンを分解してしまう酵素の発生も防いでくれます。
シミやたるみから肌を守ってくれる最強のみかたですね。
人体ではつくり出すことができないので、甘酒から摂取したいですね。
甘酒の麹で授乳中のストレス軽減?!
甘酒には、チョコレートなどにも配合され散るGABAもふくまれています。
気持ちを落ち着かせる抗ストレス作用を持つアミノ酸の一種です。
授乳中のストレスを軽減することができますね。
甘酒の麹でダイエット?!
甘酒の麹にはダイエット効果もあります。
代謝をアップさせ太りにくい身体にしてくれます。
産後の落としたい脂肪、運動する時間や自分にかける時間があまりないと言うときも、甘酒のちからを借りるとよいですね。
脂肪を分解
脂肪を分解してくれる酵素がふくまれています。
ダイエットに欠かせないリパーゼという脂肪燃焼酵素がふくまれています。
リパーゼは食べた物を分解する役割を持ち、脂肪を分解しエネルギーに変換することができ、皮下脂肪や内臓脂肪を燃焼してくれ
肌荒れの改善効果もあります。
糖尿病改善の効果にもなります。
体重増加を抑制するダイエット効果も期待できるという研究が行なわれます。
酵素は代謝を活性化し、腸の働きも活発にしてくれます。
代謝を高める
赤ちゃんに母乳を与えているママは無理なダイエットは禁物となります。
しかし、余計な脂肪はないほうがよいですね。
余分な体脂肪は減らすべきです。
そこで、甘酒を摂取することで代謝がアップし脂肪が燃焼されます。
アミノ酸
アミノ酸は脂肪燃焼効果がありい、リパーゼを活性化してくれます。
リパーゼが活性化されると、脂肪細胞の中の中世脂肪を分解し、血液に送りエネルギーに変わります。
アミノ酸によりリパーゼが活性化されればされるほど脂肪が分解され体脂肪がが燃えやすく痩せやすい身体となります。
オリゴ糖
甘酒に含まれているオリゴ糖は善玉菌の餌となり、腸内環境を整えてくれます。
腸の動きが促進され、便通もよくなり、ぽっこりお腹が改善されます。
授乳中の甘酒の選び方!
飲む点滴と呼ばれているほど栄養価の高い甘酒ですが、麹菌、ビタミンなどは熱に弱い栄養素です。
加熱してしまうと、酵素も効力が失われます。
熱を加えると、ただの飲み物となってしまいます。
しかし、発酵飲料なので一度発酵が始まると、商品として販売されている間もずっと発酵しつづけます。
すると味が変わってしまうため、火入れをして加熱殺菌作用をし、発酵を止めたり遅らせる必要があります。
しかし、やはり加熱すれば効力もなくなってしまいます。
そこで加熱処理されていない生甘酒を購入することをおすすめします。
麹抽出濃縮物
麹抽出濃縮物もおすすめです。
麹から生み出された酵素を活きた状態のまま摂取することができる粉末です。
粉末で効率的に摂取することができる便利なアイテムですね。
まとめ
甘酒に含まれている麹は母乳が出にくい赤ちゃんの身体を温め、血行を良くしてくれたり、。母乳の質を高めてくれます。
美味しく飲むだけなのに、母乳の質も高くなり、疲労回復効果もあり、腸内環境も整い便通がよくなります。
脳も活性化され、美肌効果もあり、ストレス発散にもなり、ダイエット効果もあると言うかなり嬉しい効果をもたらしてくれますね。
授乳中は甘酒を取り入れてみてください♪