妊娠初期は暑がりになる?!妊娠初期の暑がりの原因と正しい対処法!

妊娠初期に、今までに感じたことのない、異常な感じの暑さを感じ、どうして?具合が悪い?どこか悪い?と心配になることがあります。
実は、妊娠初期に暑がりになる妊婦さんは少なくありません。
そこで今回は、妊娠初期の暑がりの原因と対処法についてご紹介します。
目次
妊娠初期に暑がりになるのはなぜ?
妊娠初期に、基礎体温が上昇する、高温期と呼ばれる減少が起こります。
すると、妊娠していないときよりも、わずかに体温が高まります。
卵子が着床し妊娠すると、育てやすい体になるために、黄体ホルモンが分泌されます。
すると体温が少し高めの状態となるのですね。
妊娠初期の暑がりは冷やしても大丈夫!?
妊娠初期に暑く感じたり、顔が火照ったり、足の裏が熱いと感じたりする場合、冷やしたいなと感じることがあります
しかし、妊婦さんは冷えが大敵という言葉もあるので心配ですね。
上記でもご紹介しましたが、体温が高くなるのは、妊娠を継続するための体、赤ちゃんを育てやすい体にするためですね。
そのため、冷やして快適になりたくても、冷やし過ぎは妊娠、赤ちゃんに悪影響が及ぶ原因となります。
長時間クーラーが効いた部屋で過ごす、冷たいタオルで冷やしすぎるというようなことは避けましょう。
妊娠初期の暑がりは我慢すべき!?
妊娠初期にどうしても暑く感じてしまうという場合に、赤ちゃんのためにもと思い、暑いのを我慢するのはやめましょう。
つわりなどにより、普段よりも体力が消耗しています。
そこで更に暑さを我慢しすぎると、体力が消耗してしまいますし、脱水症状となってしまうこともあります。
妊娠初期の暑がりに対しては、温度を適度に避け、体力を消耗しない程度の快適な室温を保ちましょう。
汗をかいた際、放置してしまうと、あせもができやすくなります。
汗をかいたらこまめに拭き取り処理しましょう。
万が一、あせもが出た場合は、医師に相談し薬を処方してもらうとよいですよ。
妊娠初期に暑がりになりストレスが…。
妊娠初期に暑さを感じ、暑がりになってしまうと、ストレスに感じ、肉体的にも精神的にもダメージを受けてしまうことがあります。
ストレスとホルモンには不快関係性があり、妊娠継続に必要なホルモンの分泌量が減少してしまうというようなこともあります。
逆に過剰分泌となってしまうこともあります。
妊娠を維持するためにはホルモンの正常な働きがとても大切です。
ホルモンのバランスを乱さないためにも、暑さを 我慢せずに、適度に快適に過ごせるように調節しましょう。
暑がり!!更に暑い夏の妊婦の対処法
さほど気温が高くない時期でも、妊娠初期の高温期により暑がりになることがあります。
そして、暑がりだけではなく、更に気温も高い夏の時期の妊婦さんはとてもつらいですね。
そこで暑い夏に妊婦さんとなったママへの対処法をご紹介します。
クーラー
自宅のクーラーの温度は、約27、28度くらいに設定するとよいです。
しかし、外出先では、自宅でのクーラーの温度設定とは全くことなり、ものすごく冷えているということがあります。
服装
外出するときは、クーラーの効きすぎへの対策として、1つ羽織ることができる物を持っておくとよいですね。
また、夏でも、クーラーを使用せずとも、服装に気を配ったり、風通しを良くすると快適に過ごすことができます。
風通しの良い面や麻などの洋服やワンピースなど、通気性の良い衣類をえらぶとよいですね。
除湿
除湿モードを上手く活用することで、快適に過ごすこともできます。
日中クーラーで一度部屋を冷やし、その後除湿モードに切り替えると、快適に過ごすことができる室温を保つことができます。
冷やし過ぎずにクーラーを上手く活用するために、除湿モード上手に使いたいですね。
強い日差し
妊娠初期の暑がりの時期に、暑い夏の日差しは敵ですね。
熱中症、脱水症状などに注意する必要があります。
日中はできるだけ避け、夕方だと強い日差しを避けることができますね。
また、どうしても日差しが強い時間帯に外出しなければいけないというような場合は、日傘を活用しましょう。
食べ物
食べ物でも暑さ対策することができます。
ミネラルやビタミンが豊富な食材を積極的に摂取しましょう。
緑黄色野菜を積極的に摂取するとよいです。
また、乳製品や魚類もおすすめです。
夏野菜をたくさん遣った食事を摂ることで、体温が下がり、涼しさを感じることができますよ。
トマトやきゅうり、ナス等を積極的に食べましょう
水分補給
水分補給はこまめに忘れず摂りましょう。
妊娠中は、妊娠前よりも汗をかきやすくなりますし、赤ちゃんのために水分が取られます。
母体自体が水分不足になりやすく、脱水症状は最悪の場合、命を奪うこともあります。
こまめに気をつけながら水分補給を行いましょう。
また、水分を摂取すると、体温調節となり暑さ対策にもなりますね。
ただし、冷やしすぎたキンキンの飲み物などは避け、常温の飲み物にしましょう。
一気に飲んでも効率の良い水分補給とならないため、小分けで摂取しましょう。
夏バテ?
妊娠初期の暑がりの時期に、毎日暑さを感じていると、対策していたはずなのに、夏バテのような状態になってしまうこともあります。
そんなとき、食欲が落ち込んでしまいますが、赤ちゃんのためにも栄養は摂取したいですよね。
そこで、夏バテぎみの時の食事には、生姜やみょうがやにんにく、しそ等を活用することで食べやすく、食欲も増すのでおすすめです。
どうしても食べることはできないという場合は、野菜スムージー等を作り飲むとよいですね。
妊娠初期の暑がりは頭寒足熱を意識!
妊娠初期の暑がりな妊婦さんでも、足元だけは冷えるというような傾向があります。
また、妊娠中ということもあり、いくら暑いと感じていても、足元、下半身は冷えないように注意し保温することが大切 です。
足元や下半身は冷やさないように、通気性の良い服をきていても、レギンス等を活用し、冷えないように対策しましょう。
妊娠初期の暑がりで眠れないときは?
妊娠初期の暑がりが原因となり、夜になかなか寝付くことができないというママが増えます。
また、暑がり+夏の暑さ、梅雨のジメジメ感などがあると余計眠れない日々となるでしょう。
赤ちゃんとママのためにも、良質な睡眠をとったほうがよいため、意識してみてくださいね。
寝室を適度な温度に
妊娠初期の暑がりな時期、寝苦しいのにもかかわらず、寝室が暑いとより上手く眠ることができなくなってしまいます。
就寝する1時間前ほどから、寝室を適度な温度に調節しておくとよいです。
適度な温度に調節しておくことで、眠る時にすっと入眠できますよ。
頭だけ冷やす
どうしても暑苦しくて眠れないという場合、風邪のときに使うような冷えピタやアイスノン等を活用し、頭だけでも冷やすようにすると、快適で眠りにつくことができます
ただし、冷やしすぎは目が冴えるため、タオルに巻いて使用したりと冷やしすぎには気をつけましょう。
食事
トリプトファンという睡眠ホルモンであるメラニン原料、必須アミノ酸があります
タンパク質に豊富にふくまれてるのですが、就寝しやすくなります。
お肉や大豆製品、雑穀や乳製品にふくまれているため、食事に取り入れるとよいですね。
また、食事は就寝の2,3時間前までに済ませておくと入眠しやすくなるためおすすめです。
快眠グッズ
快眠グッズを活用するのもよいですね。
マットレスやシーツやまくらなど、快眠グッズを活用することで眠れるようになることもあります。
刺激物を避ける
睡眠前に、パソコンやスマホなどの強い光を見てしまうと、脳への刺激となり、眠りにつきにくくなります。
運動や入浴も眠れなくなる原因となるので避けたいですね。
眠る予定の1時間前くらいからは、テレビやスマホを使用せず、ゆっくりと休む時間としましょう。
パジャマ
パジャマは締め付け感のない着心地のよいものを選びましょう。
締めつけ感のあるパジャマを着てしまうと、眠りが浅くなってしまいます。
心地よい睡眠をとるためにも、着心地のよいパジャマにしましょう。
まとめ
妊娠初期は暑がりになってしまうという傾向があります。
暑がりになると、ほてりや暑さにより、ストレスを感じたり、眠れなくなることがあります。
妊娠前とは異なる感覚で戸惑うこともありますが、冷やし過ぎに注意しながら、上手に快適に過ごしていきましょう!!