派手な傘が安全?!子供の傘を正しく選ぶ方法と注意点

子供が雨の日にさす傘、正しく選べていますか?
正しく選ぶことが、安全に傘を使用するために大切です。
また、選ぶ時に注意すべき点についても知っておきましょう。
更に子供に傘を持たせる前に、教えておきたい事についてもご紹介しますね。
正しく選び、安全に楽しく雨の日を過ごしましょう。
目次
子供の傘を正しく選ぶ方法とは?
では、子供の傘を正しく選ぶ方法についてご紹介していきます。
大人の傘を選ぶ時は、デザインが重視されがちですが、子供の傘を選ぶ際は、デザインと安全性を重視することが大切です。
デザインや色は目立つものを
子供の傘を選ぶ時は、デザインや色ははっきりとしていて、派手目の目立つものを選ぶと良いです。
車を運転している方なら良くお分かりの通り、雨の日は普段よりも視界が悪くなります。
視界が悪い中で、大人よりも小さく目立たない傘だと事故の可能性が高まります。
どれだけ傘を持っている子供がそこにいるかを、運転手側にアピールできるかが事故を防ぐために重要です。
『シンプルなデザインのものが好き』『シンプルなデザインのほうが可愛い(かっこいい)』と思った場合でも、子供の安全を確保するために出来るだけ色が明るく目立つ色やデザインのものを選びましょう。
- 避ける色・・・黒、茶色、グレー、紺、濃い青や緑白など
- オススメの色・・・赤、黄色、オレンジ、濃いピンクなど
青や緑の場合は、柄が目立つものなどを選ぶと良いですね。
黄色の傘はあまり好まないという方が多い傾向がありますが、一番目立ち、車からの安全を確保できる色なのでおすすめです。
透明な部分があるデザインを
傘の一部が透明で窓のようになっているデザインの傘があります。
出来るだけ、透明な窓付きの傘を選びましょう。
透明な部分がある傘を選ぶことで、前が良く見える状態で傘を使えます。
透明な部分があることで、
- お友達との衝突を防ぐ
- 障害物による怪我を防ぐ
- 車やバイクに気づくことが出来る
子供が傘をさすと、かなり前方が見にくくなったり、足元に視線が集中しがちです。
透明な部分があることで、前を良く確認することが出来ますし、自然と足元から前方へ視線が移動するのでおすすめです。
丈夫なものを
傘が風の勢い等ですぐに壊れてしまうと、一気に傘が凶器へと変わります。
子供が使用していて壊れにくい丈夫なものを選びましょう。
サイズは適切なものを
サイズ選びは安全に使用するために物凄く大切です。
傘を選ぶ上で一番重要だと言っても過言ではありません。
使い心地も正しいサイズのもののほうが困りません。
サイズの目安を参考に、子供に合う正しいサイズの傘を選びましょう。
※傘に記載されていることが多い
身長 | 親骨の長さ |
80㎝~85㎝ | 35㎝ |
80~90㎝ | 38㎝ |
80㎝~95㎝ | 40㎝ |
85㎝~100㎝ | 43㎝ |
90㎝~105㎝ | 45㎝ |
95㎝~110㎝ | 47㎝ |
105㎝~120㎝ | 50㎝ |
115㎝~130㎝ | 53㎝ |
120㎝~140㎝ | 55㎝ |
135㎝~160㎝ | 58㎝ |
となります。
正しいサイズのものを選びましょう。
しかし、身長が変わるたびに買い替えるのも大変なので
- 2、3歳児の場合は40㎝の傘。
- 3、4歳児の場合は45㎝の傘。
- 4、5歳児で47㎝の傘。
- 5、6歳児で50㎝の傘。
- 小学生で55㎝の傘から徐々にステップアップ。
というような形で買い替えると良いでしょう。
ワンタッチ式の傘に注意
ワンタッチ式の傘は、開くときにボタン一つでバサッと開いてくれるため、便利なのですが、使用するときに便利な分、畳むときが少し大変なのです。
畳むときに力が必要で、大人でも時に上手くたためず、畳めたと思った瞬間にバサッと戻って来てしまうことがあります。
子供の力で畳むのは大変になってしまいますし、畳めたと思った瞬間に開いてしまい怪我などの原因になってしまう事もあります。
手動で押し上げるタイプのものの使い方を教えたほうが安全に使用できるでしょう。
ワンタッチ式のものでも、購入時に自分で実際に畳んでみて、しっかりと畳めるという場合はワンタッチ式のものでも大丈夫ですが、時に畳めずに戻ってくることもあるという事を先に教えておくと良いですね。
傘に付いていると安全なマーク
傘にJUPAマークというものが付いている場合があります。
このJUPAマークは、日本洋傘振興協議会により、品質を保証するという意味でつけられているマークです。
傘を選ぶ際は、このマークも確認してみるとよいですね。
傘の使用前に子供に伝えておきたいこと
傘を使用するに当たり、使用前に子供に伝えておくことで、事故や怪我を未然に防ぐことが出来ます。
安全に使用するためにも、傘を使うときのルールを決めておくと良いですね。
- 傘を人に向けない事
- 傘を振りまわない事
- 傘を開くときは近くに人がいないことを確認する
- 傘をさしている時は前を良く見ること
- 柄の部分をしっかりと持つこと
傘の使用は何歳から?
また、傘や傘の販売店などには、2歳から使用可能という記載のあるものが多いです。
しかし、実際に安全にしっかりと使用できるようになってくるのは3歳頃からです。
2歳のうちはママと一緒に持ってみたり、自宅の前で傘を使ってみたり、慣れてきて、しっかりと持てるようになってから、実際にお出かけや登園の際に使用してみると良いですね。
まとめ
- 子供の傘を選ぶ時はデザインと安全性に注意して選ぶ
- 傘の使用についてルールをお約束する
お子さんが楽しく安全に雨の日を過ごせるように、正しく傘を選びましょう。