妊娠届出書とは?いつどこで提出するの?母子手帳を手に入れよう!

妊娠したと判明したら、妊娠届出書というものを提出することになります。
産婦人科や地方自治体より取得するものとなりますが、始めての妊娠だと疑問がいっぱいで不安要素の1つとなりますね。
そこで今回は、妊娠届出書について、必要な理由や書き方、提出方法などについて詳しくご紹介いたします。
目次
妊娠届出書とは?
妊娠届出書は、妊娠した際に自治体へ提出すべき書類となります。
提出することについては義務ではないものの、提出したほうがよいものです。
もし、提出しないという場合、妊婦向けの健診などのサービスや乳幼児の健診などのサービスを受けられなくなってしまいます。
自治体によっては形式や記入内容、記入方法に違いがあります。
よく分からない場合は産婦人科、自治体に直接確認すると確実ですね。
妊娠届出書は母子手帳交付のために必要?!
妊娠届出書は母子手帳を交付してもらうために必要となります。
母子手帳は正式には母子健康手帳というものです。
妊娠中の健康状態、出産後の赤ちゃんの発育状況などを書き記していくものとなります。
妊娠中から子育てが始まりずっと長く使用し続ける手帳‘となりますね。
また、妊娠届出書を提出すると、母子健康手帳と共に、妊婦健診に必要な費用を女性してくれる補助券(妊婦健康診査受診票)も交付されるので、自費ではなくかなり安く健診を受けることができるようになります。
妊娠届出書はいつどこでもらえる?
妊娠届出書は妊娠後すぐに取得できるという自治体もあります。
しかし、妊娠発覚後に心拍が確認できてから発行してもらうことができるということが一般的な形となります。
妊娠届出書のもらい方にはいくつか形が変わるのですが、自治体により異なります。
その中でも主な2つの方法をご紹介しますね。
妊娠届出書を産婦人科で発行してもらう
妊娠届出書を産婦人科や医療機関で発行してもらうという方法ですね。
大体は6週目以降頃に心拍が確認できると、妊娠と診断され、母子手帳をもらってきてくださいと言われます。
その際に妊娠届出書を発行してもらうことができます。
しかし、切迫流産など、妊娠の継続が危ういと判断されると、妊娠が安定してから妊娠届出書が発行となり、母子手帳をもらいにいくということになりますね。
自治体の窓口で書く
地方自治体の窓口へ用紙をもらいに行き、自己申告にて妊娠届出書の必要事項の記入を行い提出するという方法です。
医療機関からの診断書は必要がないということがほとんどですね。
地方自治体のホームページから妊娠届出書をダウンロードし、記入し提出することもできます。
妊娠届出書の書き方!
妊娠届出書の買い方は、基本的には記載されている通りに書けば問題ありません、
地方自治体事によっても記入方法が異なります。
記載されているものを読み書いてみてもよくわからないなという時は、直接各自治体に確認するとよいですね。
また、妊娠届出書にて、以下のような項目の記入が必要となり困ってしまったということが多いので、一部書き方をご紹介しますね。
夫の氏名
夫の氏名欄について悩むことがあります。
入籍前や未婚の場合でも、妊娠届出書を提出することができます。
しかし、自治体によっては夫の氏名を記入する欄が設けられていることがあるのです。
入籍前や未婚の時は悩んでしまいますよね。
夫となる予定の人が居るという場合は、その方の名前を記入して良いです。
居ないという場合は空欄で良いです。
自治体により方針が異なることもあるので心配な場合は直接確認してみてくださいね。
職業欄について
職業欄について悩むこともありますね。
アルバイトやパートと書くべきか否か悩むことが多いですね。
基本的にありのままを記入すればよいです。
職種により育児休業の場合の記入方法は違うなどということもあるので、提出の際に確認してみるとよいでしょう。
妊娠届出書はどこに提出すべき?!
妊娠届出書は、住民票のある市町村の役所、又は保険センターに提出します。
自治体によっては、提出する曜日が決まっています。
印鑑が必要な場合もあります。
提出の時に必要なものは自治体のホームページなどで確認して、忘れ物がないようにしたいですね。
また、妊娠届出書提出の際、同時に健診についてや予防接種について、両親学級等などの指導があることが多いので、時間に余裕をもち訪れるようにしましょう。
妊娠届出書はいつまでに提出すべき?!
妊娠届出書は、妊娠と診断されたらすぐに提出します。
しかし、体の状態が安定するまで、予定が合うまで待ってから提出することも可能です。
しかし、妊娠12週目頃からは母子手帳への記入が始まる時期なので、妊娠12週目頃までには妊娠届出書を提出し母子手帳を交付してもらうようにしましょう。
妊娠届出書の提出は代理人でも可能?!
妊娠初期で体がだるい、つわりが辛いという時などは、自分で自治体の窓口に訪れることがものすごく大変ですよね。
そんな時、代理人に提出してもらうことも可能です。
しかし、委任状と代理人の運転免許書など(本人確認できるもの)などが必要となります。
妊婦さん本人のマイナンバーなどが必要となることもあります。
事前に窓口に問い合わせ、代理人が提出するということや必要な持ち物を尋ねておくと確実ですね。
妊娠届出書提出後に引っ越し…どうなる?!
もし、妊娠届出書を提出した後に引っ越すことになった場合、母子手帳は引っ越し先でもそのまま使用し続けることが可能です。
しかし、母子手帳とともに交付された妊婦健康診査受診票については、再交付してもらう必要がある場合が多いので、引越し先の自治体に必ず確認してください。
また、里帰り出産の場合、母子手帳をそのまま使用することはできます。
しかし、住民票は移動していないということで、里帰り出産場所の産婦人科では人「健康診査受診票が使えない、再発行してもらえない」ということがあります。
その場合、助成を受けることはできなくなってしまうので自治体に詳細を確認しましょう。
まとめ
妊娠と判明し、妊娠届出書を提出し母子手帳が交付されると、いよいよ妊婦生活がスタートし、ママになった感じが実感できますね。
まず妊娠届出書を出すということがスタートとなるので、忘れずにしっかりと行いましょう。
また、提出した際に同時に交付してもらえる妊婦健康診査受診票や母子手帳は無くしてしまわないように大切に保管し使用してくださいね。