【ばいばいおっぱい】いつ?どうやって?卒乳・断乳・夜間断乳の方法や時期など徹底解説

授乳時間はママと赤ちゃんだけの特別な時間。
でも、赤ちゃんに歯が生えてきて、ヨチヨチ歩き始めたら、そろそろおっぱいとバイバイする時期を考え始めるママも多いはず。
トラブルなくスムーズに卒乳、断乳するための方法をまとめました。
是非参考にしてみてください。
何が違う?卒乳と断乳
周りの友達が少しずつ卒乳をはじめていたり、保育園の入園の関係でそろそろ、、、と断乳を考え始めたり。
おっぱいをやめたほうがいいのかな?と考えはじめたときにでてくるワード「卒乳」と「断乳」どう違うのか知ってますか?
「卒乳」・・・赤ちゃんがだんだんおっぱいを欲しがらなくなり自分からおっぱいを卒業すること
「断乳」・・・ママの意思でおっぱいをあげることをやめること
日本では断乳の考え方が一般的でしたが、最近は子供の気持がちを尊重して卒乳をする、という考え方が広がってきています。
断乳
断乳の時期はいつごろ?
目安は10ヶ月~2歳ごろ
- ストローやコップを使って水分をとれる
- おっぱい、ミルク以外から栄養が取れる
- 赤ちゃん、お母さんともに体調がよく健康
- おっぱいトラブルがない。
これらの準備が整ったときが最適でしょう
おすすめの断乳の方法
①子供に予告する
大好きなものと突然のお別れは誰にとっても悲しいもの。赤ちゃんはしゃべれなくても話していることはなんとなく理解しているので断乳の日を決めたら予告しておきましょう。
②断乳は3日間かけて行う
断乳はおっぱいを与えないほか、ママのおっぱいトラブルを避けるためのケアをすることが大事です。
基本的に断乳を行う場合は、断乳1日目朝に授乳をし、その後は赤ちゃんには母乳を一切あたえず3日目で断乳が完了します。
母乳の代わりに、フォローアップミルクや牛乳、お水、お茶、離乳食等を赤ちゃんの成長過程に合わせて使ってください。
一見簡単そうですがママにとってはとても長い3日間です。
外出などで気を紛らわし、体を疲れさせて夜はぐっすり寝てもらうようにしましょう。
この期間の入浴はパパに頼むなど、家族で協力して乗り切りましょう!
★3日・1週間・1ヶ月後に搾乳を
3日間ためたおっぱいを絞るのは時間も体力もかかります。
助産院などで専門家のおっぱいケアを受けることをおすすめします。
大きなバスタオルがぐっしょりぬれるほどのおっぱいが絞れます。
③寝る前に白湯やお茶を飲ませる
断乳中に一番苦労するのは寝かしつけ。
特に寝かしつけをおっぱいでしていたり、添い乳をしていた場合は何かを口に入れないと寝れなくなっていることが多いです。
なので寝る前や、夜中に泣いた時には白湯やお茶を飲ませて満足させましょう。
卒乳
卒乳の時期はいつごろ?
赤ちゃんが自然に卒乳する時期は個人差があり、バラバラです。
早い子は1歳前に自らはなれていきますが、3歳後半に卒乳するケースも珍しくありません。
本来であれば何もしなくても赤ちゃんがおっぱいを欲しがらなくなるのが自然卒乳。
でも、そんなに長く待ってられないのも現実。
以下の方法は完全に自然にではありませんが、自然に近い卒乳ができます。
おっぱいを飲む時間をなくなるとスキンシップの時間も減ります。
赤ちゃんを不安にさせないように特にスキンシップをたくさんとって安心させてあげてくださいね。
卒乳の方法
- 卒乳する日を決めて1ヶ月位前から「おっぱいとバイバイしようか」と話す。
- 徐々に授乳時間を減らす
- 授乳時間を減らせたら、1日ごとに授乳回数を減らす
- 1週間前から「あと○日でばいばいだよ~」とカウントダウンする
- 1週間たったら3日間は泣いて欲しがっても完全に母乳をあげるのをやめる
★3日後も泣いたり欲しがったりする場合は、時期を改めて見ましょう。
断乳・卒乳後のケア
- 毎日あげていたおっぱいをあげなくなると、想像以上にカチカチに張ります。
- 保冷シートを当てる。
- 高カロリーの食事は避ける
- 長風呂は避ける
- 胸を締め付けない服を着る
などのことを気をつけないと乳腺炎になることがあるので注意してください。
夜間断乳
昼間の活動量も増えて離乳食もしっかり食べるようになると昼間の間はおっぱいを欲しがらなくなる子も多いようです。
でも、夜はおっぱいで寝かしつけているし、夜間の断乳は難しいそうなイメージですよね。
赤ちゃんが生まれて以来ぐっすり眠れていないママ、夜間断乳さえ成功すれば朝までぐっすり寝れるようになりますよ。
夜間断乳って?
昼間はいつもどおり授乳を続けて、夜の間だけ断乳すること。
断乳のファーストステップとして行うママもいます
夜間段乳をする時期は?
生後3、4ヶ月までは一度に飲めるおっぱいの量も少ないので夜間も3時間おき位にお腹がすき授乳する必要がありますが、6ヶ月ごろには一度にたくさん飲めるようになるので夜寝る前に授乳すると朝まで持つようになる子が多いです。
夜間断乳のメリット
①夜泣きがなくなる
赤ちゃんはママのおっぱいを口にくわえて安心して眠りにつき、少し起きたときにおっぱいがないことに気づいて驚いて泣いてしまいます。
ママも、ついつい赤ちゃんが泣くとおっぱいを与えてしまいます。
夜間断乳をすると赤ちゃんはおっぱいを飲まずに寝るので夜中におっぱいを求めて泣くこともなくなります。
②寝起きがよくなる
赤ちゃんもぐっすり朝まで眠れるので睡眠が十分にとれて寝起きがよくなります。また夜中におっぱいを飲んでいない分おなかがすいていて朝ごはんをしっかり食べるようになる子もいます。
③虫歯リスクがなくなる
夜間授乳後に寝てしまって歯磨きできずに寝てしまって虫歯の原因となること1歳半検診などでよく言われるそうです。
④おっぱいトラブルが少なくなる
突然断乳をすると乳腺炎になる可能性も大きいのですが、夜間断乳を行うことで徐々に授乳回数を減らすことができるので、乳腺炎のリスク回避もできます。
夜間断乳の際は、子供を寝かしつけた後や朝に、たまった母乳を搾って乳腺炎の予防をしておくといいでしょう。
夜間断乳の方法
①赤ちゃんに言い聞かせる
卒乳、断乳と同じで突然いままで当たり前のように飲んでいたおっぱいをもらえなくなると赤ちゃんはびっくりしてしまいます。
「そろそろ、夜寝ながらおっぱい飲むのやめようね~」などと伝えてあげてください。
②生活リズムを整える
朝起きる時間やお昼寝、食事の時間を一定にして夜、毎日同じ時間に寝かせるようにしましょう。
また、午前中にたくさん体を動かし、お昼寝の時間も早めてあげることで夜もはやく、ぐっすり寝てくれるようになります。
③おっぱいにかわる入眠の方法をみつける
添い寝や、ママの上に抱っこの形でトントンして寝かせる。眉毛の間や耳を触る。
子守唄を歌う。ママの好きなところを触る。好きなぬいぐるみやタオルを抱っこさせてあげる。など赤ちゃんのお気に入りの入眠の方法を見つけてあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
卒乳、断乳、夜間断乳など方法は様々。
赤ちゃんの成長やママの考え方に合わせて選択してくださいね。
ちなみに私は子供2人とも10ヶ月で卒乳しました。
離乳食もすごくよく食べる子達で、飲み物もストローで飲めたので、昼間はおっぱいを必要としなくなりました。
夜中も起きたときはお水を飲ませてトントンしたらすぐ眠りましたよ。
夜にジュースを飲ませすぎると夜泣きする!?なんて情報もまとめてありますのでご確認ください。