車大好き!車好きな子供にオススメの絵本15選

特に勧めたわけではないのに、なぜかくるま好きなうちの子たち…
スポーツカー、ゴミ収集車、よく見る乗用車…とにかくどんな車でも大好きです。
カッコイイ、色が好き、形が好き、音が好き。
ショベルカーやクレーン車などの工事車両や、救急車、消防車、パトカーなど緊急車両のファンもいますね。
今回は、そんなくるま好きなお子さんをもつパパママのために、いろいろなくるまを題材にした絵本をご紹介します。
目次
のりものいろいろかくれんぼ
作:いしかわ こうじ 出版社:ポプラ社
なにがかくれているのかな?
いろいろな形の型抜きページをめくると、隠れていたのりものがどんどん出てきます。
1ページ1ページ分厚くなっているのでとても丈夫で、小さい子が一人で見るのにも破られてしまう心配をせず渡せます。
色は鮮やかで、切り抜かれた形もかわいく、小さい子は絶対喜んでくれます。
ぶーぶーぶー
作:こかぜさち 絵:わきさか かつじ 出版社:福音館書店
あか、あお、きいろ、みどりの自動車。
「ぶーぶーぶー」
「ぷーぷーぷー」
「ぱっぱっぱっ」
「ぷっぷっぷっ」
シンプルな色、シンプルな車。
それぞれの車が、それぞれの音を出します。
簡単な内容なのに、子どもたちはすごく楽しそうです。
初めての絵本にもオススメです。
とどくかな
作・絵:三浦 太郎 出版社:偕成社
とてもシンプルな絵のクレーン車やはしご車などがでてきます。
「とどくかな」「とどいた!」
このフレーズの繰り返しに、子どもたちはとても喜びます。
絵はシンプルですが、はたらくくるまの仕組みがよく分かるようになっています。小さいお子さんでも楽しめる一冊です。
まかせとけ
作・絵:三浦 太郎 出版社:偕成社
パワーショベル、ブルドーザー、ホイールローダー、オフロードダンプカー…
“はたらくくるま”たちが、どんどん仕事をこなしていきます。
「はこんでください」「まかせとけ」
このフレーズの繰り返しで進んでいく絵本です。
一台一台違った役割をもつ、はたらくくるまたちが、協力し合えばいろいろ出来ることを教えてくれます。
それぞれの車がどんなはたらきをするのか、シンプルな絵ですが的確に描かれているので、小さな子どもでもよくわかるようになっています。
絵本を繰り返し読んで覚えた車の名前は覚えてしまうようで、息子たちは外で見つけるたびに「あれは〇〇だね!」と言い合っています。
いろいろバス
作:ツペラ ツペラ 出版社:大日本図書
「あかい バスが やってきました」
「きいろい バスが やってきました」
「みどりの バスが やってきました」
「バスからおりるのは だあれ?」
「バスにのるのは だあれ?」
いろいろな色のバスが、バス停にとまるごとにちょっと変わった、あんなモノやこんなモノをお客さんとして乗せたり降ろしたりしていきます。
とてもかわいくカラフルな絵で、文章がリズミカルです。
テンポよく読めるので、飽きずに一気に読めるので、まだ絵本慣れしていない子にもオススメです。
うちの息子は「ご乗車ありがとうございました!」が好きで一緒に言ってくれます。
くるまはいくつ
作:渡辺 茂雄 絵:堀内 誠一 出版社:福音館書店
「くるまが ひとつあるもの なあんだ?」
この“くるま”はタイヤのことをいいます。
“くるま”がひとつのものは…いちりんしゃ!
“くるま”がふたつのものは…と10まで続いていきます。
1から10まで出てくるので、数字の勉強にもなるところが良いですね。外をお散歩したらきっとタイヤの数、数えちゃいます。
ぶーぶー じどうしゃ
作・絵:山本 忠敬 出版社:福音館書店
郵便車・バス・パトカー・救急車・消防車・宅急便・ゴミ収集車…
とにかくいろいろな種類の車が、丁寧で細かいイラストで描かれています。
文章が短いので、何度か読み聞かせるとすぐに覚えてひとりで読むようになりました。
身近な車が多いので、外を歩いているとよく見つけられるのも楽しいようです。
はたらくのりものえほん
作・絵:いしかわ こうじ 出版社:童心社
子供たちに大人気のはしご車やブルドーザー、クレーン車…
全部で8台の“はたらくのりもの”が登場します。
しかけ絵本になっていて、自分でめくって楽しんでいます。
小さめの絵本なので、お出かけの時にじぶんのリュックに入れていきます。
しかけが細かすぎないので、破らずに何度も読めているのですが、絵本の丈夫さは大事ですよね。
なんのじゅうたい?
作:オームラ トモコ 出版社:ポプラ社
三輪車に乗った男の子が出かけた先で見つけた渋滞。
たくさん並んだ乗り物は全部で50台。
どうして渋滞してるの?渋滞の先にはなにがあるの?
まず、車がとにかくたくさん出てきます。
その車で働くひとの姿や、乗っていた動物が脱走しちゃったり…
渋滞中に起きているいろいろなハプニング…
いろいろな視点で楽しめるので、読んでいてどんどん引き込まれます。
長いお休みの遠出のドライブに持っていったら、渋滞にあったときイライラしたりせず、子どもと一緒にいろいろな想像を楽しめそうな一冊です。
ファンファン バス はっしゃします
作:視覚デザイン研究所 絵:くにすえ たくし
けんたはママといもうととバスでお出かけです。
かもめまちを走るバスには今日もハプニングが…
どのページもじっくり見て楽しめます。
絵探しができるようになっていますが、バスの中の広告、お店の名前…細かいところまで設定されていて大人が見ても面白いところがたくさんあります。
文章は長すぎないので、字を読めるようになったお子さんならひとりで読むのも楽しいかもしれません。
ざっくん!ショベルカー
作:竹下 文子 絵:鈴木 まもる 出版社:偕成社
お兄さんは、大・中・小の3台のショベルカーを毎日乗り換えて仕事をします。
工事現場、公園、道路など、ショベルカーの活躍する場所や働きっぷりがよく分かります。
工事車両や、工事現場が好きな子にはたまらない本だと思います。
みんなでどうろこうじ
作:竹下 文子 絵:鈴木 まもる 出版社:偕成社
車が走るとがったんがったんする、でこぼこ道。
アスファルトをはがして、じゃりを運んでて来て…
パワーショベルやタイヤローラー、ダンプカー…
たくさんの働く車が活躍して、みんなで道路工事をします。
この絵本は働く車が多いのはもちろん、工事をするおじさんたち、交通整理の人、町の人、まわりの環境まで描かれているところが魅力です。
大人でも知らない名前の車があったり、それぞれがどんな場面で活躍しているのか、個々にスポットライトが当てられているので、なるほどな~と子供と一緒に勉強しちゃいます。
はしれ!たくはいびん!
作:竹下 文子 絵:鈴木 まもる 出版社:偕成社
「きたぐにの おじいちゃんの りんごばたけで、りんごがたくさんとれました」
「ことしのりんごも おいしいぞ」
「まちの まごたちに おくってやりましょうよ」
「たくはいびんのくるまが にもつをあつめにやってきました。」
「おねがいしますね」「はいっ、おあずかりします」
おじいちゃんのりんごを追って、荷物がどんなふうに届けられるのかを描いています。よく見かける宅配便の車。
うちに届く荷物。
どんなふうに働いていて自分のもとに届くのかがよく理解できる内容になっています。
おたすけこびと
文:なかがわ ちひろ 絵:コヨセ・ジュンジ 出版社:徳間書店
ある日お母さんがどこかに電話をかけました。
「じゃあ、おねがいね」
「承知しました」
電話を切って、親子で外出すると、キッチンに小人たちがやってきました。
ショベルカーやクレーン車、ブルドーザーなどのはたらく車をたくさん使って、小人たちはなにを作るのか…
小人ひとりひとりが細かく描かれていてとても可愛いです。
はたらく車を使っているのに、作るものが予想と違い、斬新で面白い本です。読み聞かせも良いですが、親子で絵を見て話し合うのにもぴったりです。
おやすみ、はたらくくるまたち
文:シェリー・ダスキー・リンカー 絵:トム・リヒテンヘルド 訳:福本 友美子 出版社:ひさかたチャイルド
「ひろいひろい こうじげんばで せっせとはたらく くるまたち」
「ビルをたてたり、みちをくったり、がんがんはたらく ちからもち」
「もうすっかり ひがくれた。エンジンのおとが いびきにかわる」
「やわらかいつちのベッドに よこたわり、あしたのゆめを みはじめる」
明るい時間にガンガン働いた車たちが、日が沈むころ、それぞれの“おやすみ”の支度をしていき、眠っていくお話です。
内容はもちろん、絵が温かく、お休み前に読んであげたい一冊です。
車の本はいろいろありますが、寝かしつけにはこの本が間違いなく一番です。
まとめ
絵本をきっかけに、もっと車が好きになったり、親子で新しい知識が増えていったりするのではないでしょうか。
外に出るとたくさんの車に会えるので、いろいろな車の名前を知っていれば、親子でのコミュニケーションも確実に増えます。
今回ご紹介した本以外にも、車に関連した絵本はたくさんあります。本屋さんや図書館でお気に入りの一冊を探してみてください。