チーズを離乳食に!いつから?種類は?

チーズは生乳が使用されている食材で、牛乳の約10倍もの栄養素が含まれています。
そんなチーズは少量で効率よく栄養素を補給することができるため、離乳食におすすめの食材です。
チーズは良質なタンパク質やカルシウムが含まれているため、赤ちゃんの様子を見て少しずつ加えていくとよいです。
そこで今回は、チーズを離乳食に取り入れる方法や保存方法、注意点やおすすめのレシピをご紹介します。
目次
チーズはいつから大丈夫?
チーズは種類により、食べることができる時期が異なります。
離乳食中期頃からはプロセスチーズや粉チーズ、モッツアレラチーズ、クリームチーズなどを食べることができるようになります。
一方、チーズは乳製品であり、乳製品はアレルギーが起こることがあるため、少量ずつ試していく必要があります。
また、チーズは栄養価も高いものの、塩分も高い食材です。
与える時期や量には十分に注意が必要です。
アレルギーを心配し、開始を遅らせることが多いものの、医師のアドバイスをなくして、開始を自己判断で遅らせたり除去する必要はありません。
ただし、チーズを食べたあとに異変が見られた場合は、速やかに小児科又はアレルギーの専門家に受診しましょう。
カッテージチーズは?
カッテージチーズは、脂肪分がすくなく、離乳食初期の生後6ヶ月からスタートすることができます。
おかゆや野菜を食べ、タンパク質や豆腐や白身魚に慣れてきたらチーズを与えて始めてみるとよいです。
しかし、手作りのカッテージチーズだけを与えることができるというのがポイントです。
市販のカッテージチーズの塩分はとても高く、プレーンヨーグルトに比べ、離乳食中期からだとまだ早い塩分量となります。
カッテージチーズはプレーンヨーグルトとレモンで簡単に作ることが可能です。
手作りのカッテージチーズを使用しましょう。
スライスチーズは?
スライスチーズの場合、とろけるチーズや離乳食中期になり、お肉や赤身のお魚に慣れてきてから与えることができます。
時期としてはだいたい約8ヶ月頃からです。
スライスチーズの種類は、プロセスチーズとなります。
一枚には0,3gから0,5gの塩分が含まれています。
離乳食後期から離乳食完了期には使ってもよいものの、塩分は内蔵に負担を与え、過剰摂取すると命に関わります。
塩気に小さい頃から慣れてしまうと、濃い味が好きになってしまい、生活習慣病のリスクが高まります。
できるだけ控えめな量に抑えましょう。
とろけるチーズは?
とろけるチーズはピザやグラタンに使用するとろけるチーズには、塩分と脂肪分が多く含まれています。
離乳食後期から与えるとよいです。
量に注意し、脂肪分をカットするものを選びます。
与えるときは10gほどを目安にするとよいです。
粉チーズは?
粉チーズはプロセスチーズとスライスチーズと主原料は同じです。
生後8ヶ月から食べることができます。
しかし、うっかりと振り入れてしまうと、塩分が多くなってしまうので注意しましょう。
生後8ヶ月で赤ちゃんに与える量としては、小さじ3分の1杯程度から、後期は小さじ1杯ほど、完了期は小さじ2杯ほどまでを目安とします。
離乳食にチーズで摂取できる栄養素は?
チーズは牛乳を濃縮して作るものです。
同じ量を食べることにより、牛乳から10倍以上の栄養素がとれます。
チーズは牛乳に比べ、乳糖が少ないため、牛乳だとお腹がゴロゴロしてしまう子どもにおすすめです。
ビタミンAやビタミンB郡が豊富にふくまれてます。
チーズだけでは不足してしまうビタミンcと一緒に食べるとバランスがよくおすすめです。
タンパク質
チーズにはタンパク質が豊富に含まれています。
体を作るために必要不可欠なタンパク質が豊富です。
タンパク質には一日の活動に必要なエネルギーを作り出す働きがあるため、毎日しっかりと摂取する必要があります。
赤ちゃんに与えられる手作りカッテージチーズの作り方
材料
- プレーンヨーグルト50g
- レモン汁1滴
作り方
- プレーンヨーグルトを鍋にいれ火にかけます。
- 沸騰直前で火からおろします。
- レモン汁を入れて混ぜる
- キッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトとレモン汁を火にかけたものを入れて水を切ります。
- 一晩冷蔵庫でさましたら完成です。
じゃがいもやかぼちゃなどなどを蒸したものの上にかけてあげるだけでも、美味しく食べることができますよ。
雪印メグミルク/1才からのチーズ
雪印メグミルクは、1才から与えることができる安心な食べ物です。
塩分がカットされているため、安心してたべさせることができます。
一本に0.19g含まれているため、離乳食とも調整して与えることができます。
薄くてつるつるでペラペラなので、あかちゃんがとても食べやすく、幼児期のおやつにもおすすめのチーズです。
まとめ
離乳食にチーズを取り入れることで、牛乳よりも約10倍もの栄養素を効率よく摂取することができます。
塩分が高いため、塩分の摂取量には注意し。ちょうど良く、チーズを取り入れましょう。
おやつにもおすすめです。
栄養価が高いおやつはとてもよいです