離乳食に大根を!冷凍方法や茹で方・切り方のコツをご紹介!

加熱することにより、柔らかくなるのが大根の特徴ですね。
とても柔らかくなるため、離乳食初期から取り入れることができる食材です。
離乳食の大根の茹で方、切り方を正しく行うことで、より美味しい離乳食を作ることができます。
そこで今回は、離乳食に大根を活用する際の茹で方や切り方、冷凍保存のコツをご紹介します。
目次
大根はいつから離乳食で食べられる?
大根は離乳食初期から食べさせることができる食材です。
また、食物アレルギーの原因となることが少ない食材です。
しかし、絶対にアレルギーが起こるわけではありません。
初めて離乳食に大根をいれる場合は、小さじ1杯から試していきましょう。
- 初期・・・裏ごしして硬さを水分で調節する。すりおろしてから加熱。
- 中期・・・舌ですりつぶすことができる硬さにする。豆腐程度のやわらかさ。大根の葉は柔らかく、すりつぶす、又はみじん切りする
- 後期・・・歯茎ですりつぶすことができる硬さ。バナナ程度やわらかさ
- 完了・・・1cm角でフォークですぐに潰すことができる硬さ。スティック状で手づかみ食べすることも可能。
離乳食の大根の調理のコツ
カットの仕方
大根の皮の近くの繊維はとても固いため、離乳食に大根を使用する場合は、皮を厚めに剥くとよいです。
もったいなく感じてしまうでしょう。
しかし、離乳食には向いていません。
細切りにして大人が食べるきんぴらなどにするとよいですね。
皮を向いた大根はいちょう切りや薄い輪切りにします。
茹で方のコツ
大根は水から茹でましょう。
茹で上がったあとは、月齢に応じた大きさにカットします。
電子レンジを活用し柔らかく加熱します。
離乳食の大根を冷凍保存する方法
離乳食で使用する大根は、冷凍保存する前に、下ごしらえを済ましておくことをおすすめします。
下ごしらえを済ませた大根は、ラップや製氷皿などにいれ、小分けにした状態で冷凍するとよいです。
スティック状にカットし、やわらかくなるまで加熱したものは、冷凍しておくことで必要な分だけを使用し、離乳食を作ることができます。
冷凍しておいた大根を使う場合の解凍方法は、自然解凍は避けましょう。
必ずしっかりと加熱して解凍します。
電子レンジで加熱すると焦げやすいため、水や出汁を加えた状態で加熱することをおすすめします。
冷凍保存した大根は、一週間を目安として使い切ることをおすすめします。
離乳食にはおいしい大根を!選ぶときのポイント!
離乳食にはできるだけ美味しい大根を使ってあげたいものですね。
そこで美味しい大根を選ぶためのポイントをご紹介します。
大根の白い部分には、ジアスターゼ、アミラーゼなどの消化酵素が多く含まれています。
消化酵素は熱に弱く、加熱調理が必需な離乳食だと、大根の栄養素が失われてしまうことが多くあります。
大根は、根である白い部分よりも、葉のほうが栄養満点です。
大根の葉には、ビタミンC やカロテン、食物繊維などが含まれています。
赤ちゃんに与えたい栄養素ばかりです。
離乳食中期からは大根の葉も取り入れることができるため、積極的に取り入れていきましょう。
美味しい大根を選ぶ時のチェックポイント
- ツヤがある
- 太くまっすぐに伸びている
- ひげ根の毛穴が浅い
- 表面がなめらか
また、カットされている大根の場合は、断面がきめ細かく、亀裂がはいっていないものを選ぶようにしましょう。
大根を使った離乳食レシピ
大根と人参のペースト
大根と人参を柔らかく煮て、大根と人参をしっかりとすり潰したら完成です。
白湯で伸ばすことでより食べやすい離乳食となります。
大根がゆ
10倍がゆと大根おろしを使用します。。
ふんわりとラップにかけて加熱するだけですぐにできあがります。
大根と白身魚のとろとろ煮
大根と白身さかなの相性は抜群です。
大根をゆっくと柔らかくすることで子供に安心して与えることができます。
大根をやわらかく煮ます。
ゆでですりつぶし、白身魚も茹でてすり潰します。
大根と白身魚を混ぜ合わせれば完成です。
大根スティック
手づかみ食べをする時期になったらおすすめです。
美味しい大根スティックは簡単につくることができます。
大根をスティック状にカットします。
だし汁で大根をやわらかく煮ます。
大根もち
材料
- 大根おろし
- キャベツ
- 人参
- しらす
- 片栗粉
- サラダ油
使い方
- キャベツと人参をやわらかく茹でる
- キャベツと人参をみじんぎりにする
- サラダ油以外の材料をすべてまぜあわせる
- 食べやすい大きさに形成する
- サラダ油を熱し、両面を焼く
まとめ
赤ちゃんとの離乳食と大人の離乳食を用意するのは大変です。
手間がかかり大変ですが、大根はとりわけ離乳食におすすめの食材です。
味噌汁や煮汁を使用し調理するため、子供用を分けたあとに大人の分の味付をすることで美味しく味わうことができます。
食べやすい大きさに刻んだり、とろみをつけることで、様々な離乳食になります。
ママにとって大人の食事と一緒に調理することができるため、負担を軽減することができます。