抱っこ紐は必須アイテム!選ぶ時のポイントは?どんな種類があるの?

出産が近かったり、赤ちゃんが産まれたりすると考えるのが抱っこ紐。
最近は、新生児から縦抱っこができるものもありますし、種類も豊富です。
生まれたばかりは外出しないし、外へ出るときはベビーカーがあればいいから、抱っこ紐はいらないかな~なんて思っている方もいるかもしれませんが…
赤ちゃんは抱っこが大好き!
5人の子どもを育ててきた私が、一番使っている育児グッズは間違いなく抱っこ紐です。
でも種類が多すぎて迷ってしまいますよね。
そこで今回は、抱っこ紐を選ぶときのポイントや、抱っこ紐の種類、抱っこ方式についてご紹介します。
体験談!抱っこ紐の必要な理由!
例えば、退院時に自家用車でなくタクシーなどで帰る場合や、1週間健診、1ヵ月健診で公共機関を使う場合などには、新生児から使える抱っこ紐を用意したほうが良いでしょう。
ベビーカーがあればいいのでは?と考えるかもしれませんが、公共機関を利用するときや、くつを脱いで入る病院の場合などは、コンパクトな抱っこ紐の方が便利です。
抱っこひもなしで赤ちゃんを抱いて、ベビーカーをたたんだり広げたり、荷物も持って…この一連の作業をひとりでこなすのは意外と大変です。
雨の日にどうしても外に出る必要があるときも、抱っこ紐ならすぐに出られます。
我が家は、免疫力の低い赤ちゃんを外にあまり出したくなかったのですが、徒歩での保育園の送り迎えをしなければならず、ベビーカーでは園内に入っていけないため、抱っこ紐に助けられました。
両手があくので、子どもの準備を一緒にしてあげられますし、抱っこ紐についているフードを赤ちゃんにかぶせて赤ちゃんの顔や頭が出ないようにしておいたので、赤ちゃんに園の子どもたちが近づいても、あまり神経質にならずにすみました。
腱鞘炎や、肩こりや腰痛を持っている方にも新生児から使える抱っこ紐は活躍します。
体重は少ないとはいえ、毎日長い時間抱っこをするのはなかなかの負担となります。
特に出産前後はあまり動けず、体力が落ちている方もいらっしゃるでしょう。
赤ちゃんと2人で出かけることが少ない方や、自家用車もある方は、必ずしも新生児から使えるタイプの抱っこ紐が必要なわけではありません。
それでも首が据わってからは、お出かけ以外にも、寝かしつけや家事をするときなんかに使えるので、1つはもっておくとよいかもしれません。
抱っこ紐選びのポイントは?
いつから抱っこ紐を使う?―赤ちゃんの月齢
抱っこ紐はいろいろありますが、いつから使うのかを考えてみましょう。
月齢や成長に合わせて用意されています。
- 新生児期〜…横抱き抱っこ紐/縦抱き抱っこ紐/新生児用インサート
- 首すわり期〜…縦抱き(対面式・前向き)/おんぶ紐
- 腰すわり期〜…クロス式/ベビースリング
新生児期から使えるものはそのまま長く使えるようになっているものが多いです。
ちなみに我が家では新生児期から使えるタイプの抱っこ紐が大活躍中です。
抱っこ紐をいつどこで使う?―使用する場面を想定する
例えば家事をする時をメインに使うなら、おんぶ紐としても使える抱っこ紐が便利です。出かけた時などにグズッた時ちょっと抱っこするというだけなら、コンパクトにたためるクロス式や、スリングがオススメです。
移動手段は?―普段の移動手段に合わせて選ぶ
移動手段が車メインなら、クロス式やスリングなど簡易的な物、徒歩やバスや電車、タクシーならキャリータイプの抱っこ紐が良いでしょう。
ベビーカーを使用する場合は、抱っこして欲しいとグズッた時用にコンパクトな抱っこ紐を用意しておくなど、普段の移動手段によっても、どの抱っこ紐が良いのかが変わってきます。
1人で使える抱っこ紐を選ぶ
抱っこ紐には多機能なものもたくさんありますね。
3WAY、4WAYのものもありますが、その分装着が複雑になっていたりします。
いつも誰かに手伝ってもらうわけにもいきませんので、ママやパパが1人で装着することも考え、自分だけで使える抱っこ紐を選ぶことも大切です。
夫婦で使えるサイズの抱っこ紐
基本的には普段使う回数が多いほうのサイズを選んだほうが良いでしょう。
抱っこ紐に調節機能があるものであれば夫婦兼用できるので、あまりにもママとパパの体格差がある場合でなければ、そこまで気にする必要はありません。
サイズが決まっているスリングなどは、自分に合ったサイズを使わないと、使用感が悪いため、無理に兼用しないようにしましょう。
抱っこ紐の素材や通気性は?―季節に合わせて選ぶ
抱っこ紐は厚手の生地だったり、メッシュのものだったりと、いろいろな素材で作られています。
赤ちゃんはまだ体温調節が上手ではないので、素材選びも重要です。
メッシュタイプのものなら、汗っかきの子や、暑い夏にオススメです。
コットン素材の抱っこ紐は、赤ちゃんの肌に優しいのが嬉しいですね。
コンパクトにたためるものか
子どもを連れてのお出かけは、ただでさえ荷物が多いものなので、コンパクトにたためるかどうかも重要なポイントです。
抱っこ紐の種類はどんなのがあるの?
ベビースリング
スリングタイプの抱っこ紐はほとんどが布で、袋のようにして赤ちゃんを包むようなかたちで使用します。
赤ちゃんも居心地が良いようで良く寝てくれるので、寝かしつけにも使われることが多いようです。
そのためキャリータイプの抱っこ紐と、ダブルで持っているママも多いです。
<ベビースリングのメリット>
- 装着が簡単なものが多い
- コンパクト
- 布なので抱っこ紐として以外にも使える
<ベビースリングのデメリット>
- 片方の肩への負担が大きい
- 両手は空かない
ベビーキャリー
キャリータイプの抱っこ紐は、肩ベルトや腰ベルトがついており、長さ調節が出来るので長く使うことができます。
また抱っこだけでなく、おんぶや横抱きなどまで色々な抱き方ができる多機能タイプが多いです。
しっかりとした作りになっていて、さらに機能性を重視しているため、体への負担が少なくなるようになっています。
<ベビーキャリーのメリット>
- 両手が空く
- 肩、腰への負担が少ない
- 1つの抱っこ紐で様々な抱き方ができる
<ベビーキャリーのデメリット>
- 装着が難しいものもある
- かさばる
肩ベルトタイプ
肩ベルトだけで、赤ちゃんを支えるタイプの抱っこ紐です。
装着はとても簡単です。
近所でのお散歩や買い物、家事をしたりなど短時間の使用にオススメです。
腰ベルトタイプ
肩だけでなく、腰にもしっかりしたベルトが付いているタイプの抱っこ紐です。
肩と腰の両方で赤ちゃんを支えるので、ママやパパの身体への負担が少なく、とっても楽に抱っこしいられます。
疲れづらいので、長時間のお出かけにも向いています。
ヒップシートタイプ
腰ベルトの台座に赤ちゃんをのせて使うタイプの抱っこ紐です。
肩ベルトは取り外すことができ、ヒップシート単体でも販売されています。
赤ちゃんの体重を受け止めてくれるので、赤ちゃんを抱っこしているのが重くなってくる1歳頃から使うと良いでしょう。
クロス式の抱っこ紐
背中で肩ベルトをバッテンに交差させて使う、簡易的な抱っこ紐です。
新生児に使うことはできませんが、装着はとても簡単で、コンパクトなので外出先に持ちだしやすいです。
様々な抱っこ方式!どれがいい?
対面抱き
抱っこ紐の定番ですね。
そのままで使えるタイプのものと、インサートを使用するものとありますが、新生児から縦抱っこできる抱っこ紐が最近は人気ですね。
抱っこひもなしの時と同じように、抱っこできるので、赤ちゃんも安心できるようです。
横抱っこ
横型の抱っこ紐を使うと、赤ちゃんがママやパパの腕に抱っこされて眠っているのと同じような体勢で抱っこできるので、赤ちゃんにとっては居心地が良いです。
片手があかないのと、片方の肩で支えるため、体への負担はあります。
長時間はつらいかもしれません。
前向き抱っこ
前向き抱っこは、首がしっかりすわり、周りへの興味がでてくる生後6~7か月頃からの赤ちゃんにオススメです。
赤ちゃんの視野が広がります。
おんぶ
抱っこ紐でおんぶをすると、両手もあきますし前もよく見えるので、家事がはかどります。
後ろにいると赤ちゃんの状況が把握しにくいので、長時間の使用はしないほうが良いでしょう。
腰抱っこ
対面から少しだけ横にずらし、腰の辺りで抱っこをする方法です。
腰がしっかり座ってから使用しましょう。
まとめ
抱っこ紐といっても、種類や抱き方など様々なタイプがあります。
どの抱っこ紐にも、メリット・デメリットがありましたね。
赤ちゃん用品が販売されているお店には、抱っこ紐を試着できるところもあります。
装着した着心地や、ライフスタイルに一番合う抱っこ紐を見つけてみてくださいね。