新生児にドライヤーはいつから使える?!使用する際の注意点と活用方法

新生児の沐浴が終わった後、当然頭も洗うので、濡れてしまいますね。
そんな時、風邪をひかないようにとドライヤーで乾かしてあげたいというママもいますね。
しかし、小さな新生児の赤ちゃんにドライヤーを使用してもよいのでしょうか。
新生児にドライヤーを使用するのはいつからか、使用する際の注意点、ドライヤーの活用方法についてご紹介します。
目次
お風呂上がりの新生児にドライヤーは必要!?
新生児の赤ちゃんのお風呂上がりですが、フサフサ髪の量が多い場合でも、基本的にはタオルドライで乾きます。
タオルドライで短時間でしっかりと乾くので、ドライヤーは必要ありません。
真冬で乾くまでに時間がかかってしまうというような場合は、お部屋を十分に暖めておくとよいですよ。
新生児の時期は、生まれてから約28日までをいいます。
これを過ぎてすぐにドライヤーを使うべきかというとそうでもありません。
新生児で絶対にドライヤーを使ってはいけないということもありませんし、新生児期が終わったからドライヤーを使うべきというわけでもありません。
必要に応じ、ドライヤーを使うとよいです。
新生児にドライヤーを使った方が良い時とは?
新生児にドライヤーを使ったほうが良い時についてです。
泣き止まない時
新生児期になかなか泣き止んでくれないということがあります。
お腹がすいているわけでもないし、おむつも濡れていない、衣類の温度調節もできていて、具合が悪いわけでもない、それなのに抱っこしてもなかなか泣き止んでくれないと、ママもパパも大変ですね。
お手上げ状態となるでしょう。
そんな時ドライヤーを使用します。
新生児から、約30cmほど離し、ドライヤーのスイッチを入れます。
すると、新生児はそのドライヤーの音を聞き、泣き止む事が多いのです。
ドライヤーの音は、お腹の中に居たときに聞いていた音とよく似ているからです。
ドライヤーのスイッチを入れたら、赤ちゃんが泣き止み助かったというママは意外と多くいます。
どうしても泣き止まずに困った時は力を借りたいですね。
ただし、ドライヤーは10分以上連続運転させた場合、壊れるリスクが高まるため、5分から10分ほどの使用にとどめましょう。
冷え予防
冷え予防にも活躍してくれます。
真冬に授乳や抱っこで寝かしつけをしていると、赤ちゃんが寝ている寝具が冷たくなりますよね。
すると、寝具におろしたときに、冷たくて驚き起きてしまいます。
ぐっすりと眠っている新生児を起こさずに寝具に横にならせるために、ドライヤーを活用し温めるとよいですね。
寝具からはある程度離した距離から温めましょう。
湯たんぽを使用するという選択肢もありますが、湯たんぽだと、長時間温まり過ぎて、体温調節ができない新生児の赤ちゃんにとっては、逆に暑くなりすぎてしまったり、やけどの心配もありますね。
ドライヤーで温め寝かせれば、30秒から1分ほどで冷めるのでちょうど良いですね。
寝具から15cmほど離した距離から温めるようにしましょう。
新生児を過ぎたらドライヤーを使う?いつから?
新生児を過ぎたらドライヤーを使うべきなのでしょうか。
またいつから使い初めるとよいのでしょう。
タオルドライで乾きにくくなったら…
新生児を過ぎると、徐々に髪の毛の量も長さも増えてきます。
すると、お風呂の後に濡れた髪がタオルドライではなかなか乾かなくなってくる頃があります。
その頃がドライヤーを使い始めるべきタイミングであると判断できますね。
早い子だと、生後4、5ヶ月頃には、タオルドライで乾かすのは難しくなることもあります。
また、できるだけドライヤーが短く済むように、タオルドライした後にドライヤーをするとよいですね。
ドライヤーを使う時期の目安は?
ドライヤーを使い始める目安としては、生後半年頃からでよいでしょう。
個人差がありますが、早い子だと4,5ヶ月頃から、遅い子だと8ヶ月頃から使うとよいですね。
半年頃まではタオルドライでも乾くのであれば、タオルで乾かすとよいですね。
新生児・赤ちゃんがドライヤーを使う時の注意点
では新生児・赤ちゃんがドライヤーを使う時の注意点についてです。
30cm以上離す
まず1つ目は【かならず30cm以上離した位置からドライヤーをかける】です。
必ず30cm以上は間を開けましょう。
寝具を温めるときは、15cmほど離せばよいのですが、赤ちゃんに風を当て髪を乾かすときは、30cm以上離す必要があります。
近すぎると、直接赤ちゃんにドライヤーの熱が伝わってしまいます。
熱い思いをさせてしまったり、時にはやけどをしてしまうこともあります。
また、風のパワーの調節ができるドライヤーの場合は、弱風で使用するとよいです。
ドライヤーをかけてあげなががら、会話に夢中になってしまったり、テレビに夢中になってしまい、ドライヤーが近づいてしまうということがないように注意しましょう。
呼吸の邪魔にならないように
ドライヤーをかけるときは、30cm以上離しても、強い風が赤ちゃんに当たります。
すると、新生児、もう少し大きい赤ちゃんでも呼吸をすることは精一杯行っています。
そのため、外に出ると、風が吹いていると苦しそうにすることがあります。
そのため、ドライヤーの風が顔にあたってしまうと、赤ちゃんは上手に呼吸ができなくなってしまいます。
赤ちゃんに風が当たり、少しでも苦しそうな場合は、よりドライヤーを離した位置からかけたり、使用をやめましょう。
ドライヤーの風が当たり呼吸ができなくなってしまうと、びっくりした顔や引きった顔などになりますが、それを面白がったりして、何度も行ったりするようなことは絶対にやめてくださいね。
嫌がる・怖がるときは…
ドライヤーに対して、嫌がったり怖がったときは、ドライヤーの使用はやめましょう。
無理に使用してしまうと、大きくなるまでずっとドライヤー嫌いになってしまいます。
少しずつ試していくと慣れて嫌がらなくなるので、無理に行なうのはやめましょう。
使った後のドライヤーに注意
髪を乾かし終わったドライヤーに注意しましょう。
近くに熱いドライヤーを放置し、赤ちゃんが触ってしまいやけどをしてしまうということがあります。
まだ、新生児でうごくことができないというときでも、触ってしまう可能性はあるので、近くに置かずにしっかりと片付けておきましょう。
ドライヤーのコードに注意
ドライヤーのコードに注意しましょう。
コードが誤って絡まってしまうこともあるので気をつけなければいけません。
コードは小さくまとめて手の届かない場所に片付けましょう。
新生児期のドライヤーの活用方法
新生児の赤ちゃんがいる過程で、ドライヤーを上手に活用する方法についてご紹介します。
寝具を温めるという活用方法もありましたが、他にもおすすめの活用方法がありますよ。
肌着・ガーゼを乾かす
新生児の肌着やガーゼを乾かすために活用するとおすすめです。
たくさん必要になる肌着やガーゼ、汚す回数も多いです。
洗濯をする回数も多いです。
天気が悪い日等を続くときなどは困ってしまいますよね。
そこで、新生児の肌着やガーゼをドライヤーで乾かすとピンチを切り抜けることができますね。
乾かし方としては、大きなポリ袋に、肌着やガーゼを入れましょう。
たくさん入れるのではなく、45リットルのポリ袋に肌着であれば3枚程度、ガーゼの場合は5枚程度、衣類の場合は1,2枚程度で入れます。
ポリ袋の先端を少しカットし、風の通り道を作ります。
そこにドライヤーの風を入れます。
するととっても早く乾燥し乾かすことができます。
ドライヤーのスイッチをいれ、5から10分ほど、ポリ袋の中に温風を送れば完了です。
ときどき袋を揺らすとより乾きが早くなります。
簡易乾燥機ですね。
暑い時の送風に
暑い時期に、寝具が暑く寝苦しくなってしまうことがあります。
暑い寝具に新生児を寝かせると、より暑く汗をかいてしまいます。
そこで、布団に寝かせる前にドライヤーの送風にて寝具の温度を下げるとよいです。
まとめ
新生児に対して、無理にドライヤーで乾かす必要はありません。
タオルドライで乾く間はドライヤーを使用せずタオルで乾かしてあげましょう。
タオルドライで乾かすことができなくなってきたらドライヤーを使用しましょう。
必ず30cm以上離すのを忘れずに使用してくださいね!