妊娠後期はお風呂でリフレッシュしよう!安全にお風呂に入るための注意点!

妊娠後期になると、どんどんお腹が大きくなりますね。
するとママは動作一つ一つが大変になり、どんどん身体に負担が蓄積されていきます。
そんなとき、お風呂でリラックスする時間がおすすめなのですが、妊娠後期はお腹が大きく足元も見にくく、バランスも崩しやすいため注意が必要です。
そこで今回は妊娠後期にお風呂でリラックスする際の温度や時間や注意点などについてご紹介していきますね。
目次
妊娠後期にお風呂に浸かるメリットは?!
妊娠後期にお風呂に浸かると、疲れがとれてリラックスできますね。
その他にも様々なメリットがあるので挙げていきますね。
血行促進により便秘解消
お風呂に入ることにより、血行が促進されます。
妊娠後期になるとお腹がどんどん大きくなりますね。
子宮が大きくなることで、胃や腸などが圧迫されてしまい血行不良が起こりやすくなります。
血行不良により、冷えやすくもなってしまいます。
そこでお風呂に入浴することにより、お腹の重さが浮力で浮くため、腰や股関節の痛みが和らいだり、腸への圧迫が解消され、便秘解消や冷え対策にもなります。
血流がよくなり胎動が!
妊娠後期になると胎動をしっかりと感じるようになりますね。
そこでお風呂に入浴することで血流がよくなると、より胎動を感じやすくなります。
お風呂に入浴することで、赤ちゃんも心地よくなり胎動が増えるのですね。
ママのお腹の中で血液の流れる音を聞いているため、血流がよくなり音が良く聞こえると、赤ちゃんに安心感を与えることができるのですね。
新陳代謝がよくなり肌荒れ防止
妊娠後期になると、ホルモンバランスの影響や代謝が悪くなることで、肌トラブルを起こしやすくなります。
また、妊娠初期や中期よりも栄養素をより赤ちゃんに送ることで、栄養素が不足し、肌が荒れやすくなってしまうのですね。
そこでお風呂に入ることにより、代謝がアップし肌の状態がよくなり肌荒れを防ぐことができます。
気分のリフレッシュ
お風呂に入ることにより、気分がリフレッシュします。
シャワーだけで済ませるのではなく、湯船に浸かることにより、不安な気持ちが収まったり、精神的に不安定な状態を落ち着かせることができます。
妊娠後期にお風呂に入るときの注意点は?
妊娠後期にお風呂に入るときの注意点についてです。
メリットを上手に得るために、適度な温度や浸かる時間に注意しお風呂に入りましょう。
熱いお湯は避ける
お風呂に入る時はお風呂の温度が高すぎると危険です、
温度が高いと体温や血圧が急上昇するため、血液の流れも激しく変わってしまいます。
すると、気分が悪くなってしまいやすいのですね。
妊娠中は普段もめまいや立ちくらみなどが起こりやすく熱いお湯に入るとよりめまいや立ちくらみが起こりやすくなるので注意が必要です。
気分が悪くなってしまうため、半身浴をするという妊婦さんも多いものの、半身浴を行なう際も、低めの温度で行いましょう。
また肩などが冷えないように温めたタオルなどを置いて行なうとよいですね。
足元に注意
お腹が大きくなっているため足元が見えにくくなってしまいます。
お風呂場は水分や石鹸などにより、滑りやすくなってしまっているので、より注意が必要です。
お腹が大きくなりバランスも崩しやすいので、注意深く行動する必要があります。
万が一、滑っても転倒してしまわないように、滑り止めマットなどを敷いておきましょう
脱衣所と浴室の温度差
脱衣所と浴室の温度差には注意が必要です。
極端な温度差があると、立ちくらみやめまいが起こりやすくなります。
気分が悪くなり、吐き気が起こりやすくもなります。
頭痛がおこることもあります。
特に冬場の寒い時期は温度差が激しくなるため、脱衣所を温めてから入浴するようにしましょう。
温まった身体が急激に冷えるとお腹が張ったり下腹部痛が起こる原因にもなるので、お風呂上がりも身体が冷えないように注意してくださいね。
前かがみの姿勢でいる
前かがみの姿勢でいるとお腹が大きいので苦しくなってしまいます。
シャンプーをする時も上を向いて行なうようにするとよいです。
前かがみになって行なうと、赤ちゃんも窮屈になり胎動が激しくなり、胎動により痛みを感じることもあります。
身体を洗うときも前かがみの姿勢を避けるためにボディーブラシなどを上手に活用しましょう。
脱水
お風呂に入ることで身体も温まり代謝もよくなるため汗を沢山かきますね。
そのおかげで気分はリフレッシュするのですが、脱水症状に陥りやすくなります。
お風呂に入ったときに水分不足にならないように、お風呂に入る前、お風呂に入ったあとは水分補給をしっかりと行いましょう。
貧血・のぼせ
お風呂に長く入ると、貧血やのぼせも起こしやすくなります。
長湯は避け、短時間でお風呂を切り上げるようにしましょう。
お風呂が大好きだと30分位普通に入ってしまうということもありますが、妊娠後期のお風呂は10分から15分程度で切り上げたほうがよいです。
入浴剤やアロマの使用
妊娠 後期になりお風呂に入るという場合、入浴剤などを使用してもよいのかと悩みますよね。
入浴剤やアロマオイルを使用した場合、ママの体に悪影響を与えたり、赤ちゃんに悪影響が及ぶということはありません。
逆にアロマオイルや入浴剤などの香りなどにより、更にリラックスできるお風呂の時間を楽しむことができますね。
また、肌にも潤いが与えられるため、アロマオイルを使用することはとてもよいことだと言えます
しかし香りが強すぎるものを使用すると、気分が悪くなってしまう原因となるので注意しましょう。
ハーブ系の香りのものは妊娠中は危険な香りとなってしまうこともあるので、ハーブ系は避けたほうがよいですね。
お風呂掃除にも注意
妊娠後期はお風呂に入るときだけではなく、お風呂掃除の際も注意しましょう。
お風呂を掃除する際にシャワーを使用し浴槽や壁の汚れを落とすことがありますが、熱い蒸気がこもり気分が悪くなってしまうことがあります。
また、かがんだ状態が続くため、立ちくらみやめまいが起こることもあります。
実際に転倒してしまうこともお風呂掃除で結構起こりやすいものです。
お腹を圧迫してしまうことにもつながるので、無理に行なうのはやめましょう。
難しくなってきたらお風呂掃除はパートナーに頼めるとよいですね。
妊娠後期のお風呂は何時くらいがベスト?!
妊娠後期のお風呂の時間に特に決まりはありませんが、あまり遅い時間になると、家族が寝ていて自分だけがお風呂に入るという状態になるので避けたほうがよいです。
万が一のことを考えて、助けを呼ぶことができる時間帯に入浴しましょう。
また、食後は具合が悪くなってしまうことが多いので、夕食前に入浴するのがベストタイミングだといえます。
また、日中にお風呂に入ってしまい、夕方からはゆっくりと過ごすのもよいですね。
冬場などは冷え込むので日中に入ったほうがおすすめです。
遅くても21時ころまでにはお風呂を済ませておきたいですね。
妊娠後期の上の子のお風呂は…?
妊娠後期なり、お風呂に入浴する際、上の子もいるという場合がありますね。
ママだけがお風呂に入るのではなく、上の子も一緒にお風呂に入れなければいけないという場合は。どのような方法がよいのでしょうか。
パパにお願いする
できればパパにお願いしたいですね。
パートナーや家族に頼むのが一番よいです。
上の子を一緒にお風呂にいれるとママの身体も冷えてしまいますし、転倒の可能性も高まります。
できるだけ頼みましょう。
子供だけでいれる
ママは洋服を着た状態で子供だけいれるという方法もよいですね。
洗って挙げて、浴槽に入れて、そばでずっと見守っているという方法です。
身体が冷えずに子供をお風呂にいれることができますね。
まとめ
妊娠後期の疲れやすい身体にとって、お風呂に入ることはリラックスできおすすめです。
しかし、転倒などの可能性が高いので注意して入浴することが大切です。
快適に気をつけてお風呂に入ることができれば、妊娠後期の身体に良い効果を与えてくれますよ。