双子を妊娠したい!!双子が欲しいときにできることとは?!

二人のあかちゃんが一度に生まれてくる双子。
同じときに産まれて一緒に成長していく双子。
自然妊娠で双子を妊娠し産まれて来る確率は約100分の1とかなり低い確率となります。
そこで、男女の産み分け方法があるように、双子を妊娠するための方法についての研究も近年進んで着ています。
ところが、未だ双子を必ず妊娠することができる方法は確率されていません。
一方で双子を妊娠しやすい方法は少しずつ判明しています。
そこで今回は双子について、双子を妊娠しやすい方法や双子を妊娠するためにできることについて詳しくご紹介してきます。
目次
双子について!双子の特徵とは?!
双子と聞くと、同じ日に産まれ、同じ顔で産まれて来ると言うイメージが強いですよね。
ところが双子はお腹の中で同時に育ったということが双子の定義となります。
そのため中には、一人は産まれてきたのにも関わらず、もう一人は何日後かに産まれてくると言うケースもあるのです。
また、顔もどちらか見分けがつかないほどに似ているケースもあれば、全く違った顔で産まれてくると言う場合もあります。
双子には一卵性双生児と二卵性双生児という2つのパターンがあるのですね。
一卵性双生児とは?!
一卵性双生児の場合、一つの受精卵が細胞分裂により、2つの状態に分裂します
そのまま分裂した状態で成長していくことで、一卵性双生児の双子となるのですね。
そのため、基本的には細胞の遺伝子情報が同じです。
性別も同性の場合が多いですね。
顔も良く似ていますし、血液型も同じであると言う傾向があります。
しかし、産まれてから顔が良く似ているものの、成長するに連れてどんどん顔の感じが変わってきたり、得意なものが異なったりと言う違い、個性が出てきます。
また【ミラーツイン】というものがあり、鏡合わせのような双子も居ます。
つむじの巻き方が左右違ったり、利き腕が左右違ったりします。
また、異端性一卵性双生児と呼ばれる場合は性別が異なります。
二卵性双生児とは?!
二卵性双生児の場合は、それぞれ2つの受精卵から成長した場合となります。
一緒に産まれて来るだけで、普通の兄弟や姉妹と変わりませんね。
そのため性別も異なり、血液型も異なり、顔も兄弟かな?!というくらいしか似ていないことが多いのです。
出生率としては、全体の0,2%ほどと言われていました。
一卵性双生児より低い確率で生まれると言われていましたが、現在は全体の0,4%ほどと少しずつ確率が高まってきています。
一卵性双生児の場合と同じく、性別が異なる場合はミックスツイン、または異端双生児と呼ばれます。
双子を妊娠しやすいケースとは?!
双子を妊娠しやすいケースとしては、以下のことが挙げられます。
- 排卵誘発剤を使用している場合
- 高齢出産の場合
- 家系の体質
- 体外受精、顕微受精
などが挙げられます。
排卵誘発剤を使用している場合
排卵誘発剤は、生理不順であり、排卵日を特定のが難しいと言う場合や、自然妊娠で妊娠しにくいときに使用される薬品となります。
排卵促進剤と同じように、排卵を促す作用があります。
排卵誘発剤の主な効果は、質の良い卵子を育ててくれます。
人工授精やタイミング法などを行う場合、卵子の質が良いことで、妊娠の可能性が高まりますね。
排卵誘発剤を使用することにより、双子を妊娠する可能性は高まります。
自然妊娠よりも双子を妊娠することの方が多いとも言われています。
高齢出産の場合
年を重ねると、妊娠する確率は低くなりますね。
しかし、一方で双子を妊娠する確率が高まる傾向があります。
年齢高まることにより、身体は徐々に衰えていきますが、卵子の質も衰えて生きます。
すると妊娠しにくくなるものの、高齢になると、より多くの卵子を作ろうとするため、一度に2つ以上の卵子を作ってしまうということが起こるのです。
また不妊治療を行っている場合、体外受精や高度生殖医療により、双子を妊娠する可能性が高まります。
高齢出産の場合40歳で7%ほど、45歳になると17%も双子を妊娠すると言われているほどです。
体質
双子を妊娠しやすい体質があります。
もともとの体質や家系などにより、双子を妊娠するということがあります。
家系に双子がいると言う場合、特に母方の家系に双子がいる場合、双子を妊娠できる確率が4倍も高まると言われています。
また、経産婦の場合、2回以上の経験があると言う場合、双子を妊娠する確率が高まると言われます。
ゴナドトロピンと言うホルモンが出産回数を経て、どんどん上昇するため、双子を妊娠する確率が高まります。
不妊治療により高度生殖医療
不妊治療の中でも、高度生殖医療である体外受精や顕微授精を行うことにより、双子がうまれやすくなるといわれています。
高度生殖医療の場合、ステップ方式やタイミング療法、人工授精のように、自然妊娠に近い治療法よりも人工的な方法で妊娠の確率を高めます。
事前に採取した精子と卵子を人工的に受精卵にして、それを子宮に戻し着床させます。
子宮に戻す際に、受精卵を2個以上子宮に戻る二段階胚移植法がとられるため、双子を妊娠しやすくなるのですね。
しかし、実際は日本婦人科医学会で、2008年から、戻す受精卵の数は原則1つまでと決めるまでは双子を妊娠しやすいと言われていましたが、現在は双子の妊娠率は低下していますが、未だに二段階胚移植法は治療法の一つであるため、方法が取られれば双子を妊娠しやすくなりますね。
双子を妊娠したいときにできることとは?!
では双子を妊娠しやすいケースについてご紹介してきましたが、続いて双子を妊娠したいときにできることについてご紹介していきますね。
動物性食品・複合炭水化物
動物性食品や複合性炭水化物を積極的に摂取するようにしましょう。
肉、魚、牛乳など、動物から採取される食べ物を積極的に摂取しましょう。
牛乳を普段から飲んでいると、飲んでいない場合よりも双子の妊娠率が5倍ほど高いと言う研究データもあります。
動物性食品をこまめに摂取していると双子の妊娠確率が高まると考えられますね。
またIGFと呼ばれている動物性食品に豊富に含まれている栄養成分は、卵子の生産度を高めてくれるため、女性の生殖機能に働きかけ、整えてくれます。
複合炭水化物も積極的に摂取することで、排卵を増進させてくれるため双子の妊娠の可能性を高めてくれます。
山芋・タロイモ
山芋やタロイモの摂取もおすすめです。
科学的な根拠はないものの、山芋やタロイモを食べることで妊娠の確率が高まると言われて居ます。
妊娠しやすくなる民間療法の一つですね。
実際にタロイモを良く食べているアフリカ系の人は、アジア系の人よりも双子が多い傾向があります。
また、山芋に含まれているフィエストロゲンとプロゲステロンと言うホルモンにより、多胎妊娠になる可能性が高まると言われて居ます。
双子の妊娠にはリスクも…?!
双子の妊娠は喜ばしいものでありますが、やはり双子の妊娠の場合はリスクも伴います。
単体妊娠よりも双子の妊娠の方がリスクが高いと言われて居ます。
母子共にトラブルが多いという現状があるのですね。
子宮にいるときから不安定な状態となり、無事に健康体で産まれてくるとは限らないのです。
多いトラブルとしては、低体重で産まれてしまい保育器にはいらなければ行けないというものが多いですね。
また、中には視覚や聴覚に障害が出てしまうと言うケースもあります。
ママに起こるトラブルとしては、二人を同時に妊娠しているため点滴しなければ行けないほどの辛いつわりに見舞われると言う場合や、切迫早産となってしまい、絶対安静が必要となることもあります。
他にも、妊娠高血圧症候群になる可能性や妊娠中毒症も、単体妊娠の妊婦さんよりも約6倍ほど跳ね上がるといわれています。
まとめ
双子の妊娠はとても喜ばしく、嬉しいことでしょう。
しかしやはり二人を一気に妊娠するということで、妊娠中も出産時も育児も大変なことがありますね。
双子の妊娠がしたいという場合はできる事を試してみることで双子を妊娠できる可能性は皆に十分にありますね。
双子を妊娠できますように。