子供の下痢対策はこれで完璧!原因と対処方法のまとめ

子供はよく下痢をします。
「下痢が3日も続いているのですが大丈夫でしょうか」
などの質問は非常に多く聞かれます。
ノロウイルスなどの食中毒も流行っているので、ちょっとした下痢でも何かの病気ではと考えてしまいます。
でも大丈夫です。
ちゃんとした知識があれば慌てることはありません。
症状、原因、対策をちゃんと抑えて焦らずに対応しましょう!
目次
なぜ子供は下痢になるのか?
大きく分けて2つの原因が考えられます。
おなかの風邪による下痢
風邪を引いた時に下痢になることがあります。
これは風邪のウイルスがおなかに入り込んで悪さをしているときに起きます。
高熱が収まってもおなかにウイルスが残っていることはありますので、下痢が続きます。
下痢はおなかのウイルスを便として外に排出するために起きる反応なので、体がウイルスと戦っている証拠です。
風邪の菌が完全におなかからでていくのを待ちましょう。
食あたり(食中毒)による下痢
食事に紛れていたばい菌がおなかに入ってしまった場合に起こります。
食べ物が腐っていたり、有害物質が混ざっていたり、あまりあってはならないことです。
子供は拾って食べたリ、誤飲することもありますので気を付けてくださいね。
ノロウイルス、ロタウイルスなどの場合もありますのできちんと病院に行きましょう!
下痢の時は下痢止め薬?それとも整腸薬?
下痢になった時に下痢止め薬を飲ませている人はいませんか?
下痢止め薬はものすごくひどい下痢のとき以外は投与しない方がよいでしょう。
なぜなら、下痢はウイルスを外に排出する行為だからです。
下痢止めすることでウイルスが外に排出されなくなるのでオススメはできません。
一方、整腸薬は腸の状態を整えてくれますので使用しても構いません。
ただの下痢?それとも?
子供は下痢が続いても食欲があったり、元気に遊んでたりします。
こういう時は特に病院に連れていく必要はありませんが、ほっておくと病院に連れていかないといけない状態になっている場合があります。
こういう子供の症状は見落とさないであげてくださいね。
・肌が乾燥している
・半日おしっこがでない
・顔色が悪い。
・呼吸が荒くなって目もうつろ。
・下痢の量が異常に多い。
これらの症状と下痢はどんな関係があるのでしょうか。
これらは下痢によって脱水症状を起こしている可能性があります。
特に夏場は汗を書きますので、汗で水分が失われているところに下痢によって塩分、水分を失い、脱水症状を引き起こしていると考えられます。
病院にいくことをオススメします。
脱水症状を引き起こさないためには?
下痢は汗より塩分を多く含んでいるため脱水症状になりやすいです。
下痢になった時はちゃんと水分だけでなく塩分も補給をしましょう。
食事をちゃんと食べれている場合は、食事から塩分はとれるので水分をきちんと補給できれば問題ありません。
食事をあまりできていない場合は、経口補水液(ORS)が有効です。
経口補水液は、大塚製薬が販売しているOS-1が有名です。
CMもやっているので知っている人も多いと思います。
また、家で作ることもできます。
経口補水液を家にあるもので作るには、水1リットルと砂糖大さじ4と1/2杯、塩を小さじ1/2です。
レモンなどで味を少しつけて飲みやすくするのも良いと思います。
下痢の時は食事は控えたほうがよいのか?
子供がなんでも食べれる状態ならば、わざわざ量を減らしたりする必要はありません。
基本的には消化のよいものを与えるのが良いと思います。
消化の良いものとは、うどん、そば、おかゆはいいです。
また、りんご、バナナも非常に良いです。
子供は敏感肌!下痢の時のおしりケアは忘れずに!
下痢の時は、普段よりおしりを拭く頻度が増えます。
そのため、お尻がヒリヒリと痛くなってしまうことが考えられます。
子供のお尻は非常にデリケートなので、普段より一層気を使ってあげてください。
シャワーで綺麗にしてあげるなどしてみるのも一つの手です。
まとめ
元気なときに下痢が続くことはありますのが、元気な下痢であれば問題ありません。
もちろんどうしても心配であれば一度受診するのも良いでしょう。
嘔吐や発熱を伴う場合は病院に連れていきましょう。
元気がなくなっているのをいち早く察して対処してあげてください。
子供は下痢だけでなく、逆に便秘になることがあります。
赤ちゃんの便秘はこちらにまとめましたので参考にしてみてください。