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1、2歳の子供が下痢に!受診の目安や自宅での対処法

 2019/06/05 幼児
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1,2歳の子供が下痢になってしまうということは珍しいことではありません。

下痢をすることはよくあるほうです。

しかし、長く下痢が続いてしまうと、心配になってきてしまいますよね。

また、下痢で病院へ受診すべきなのか、下痢くらいで受診しないほうがよいかなども悩む所です。

そこで今回は、1,2歳の子供の下痢が続く時はどうすべきか、薬は必要となるのか、1,2歳の子供に下痢が起こる時に考えられる原因と受診の目安や自宅でできる対処法について詳しくご紹介していきます。

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1、2歳の子供が下痢に!!考えられる原因は?

通常の便は、胃や腸で消化されることにより、不要になった食べカス、腸の中で古くなった粘膜、水分などに構成されています。

この時、便の水分量は消化器官内で調整され、ちょうどよい硬さになるのですが、何らかの理由により、水分量が上手く調節できないと、下痢という状態の便が出ます。

1,2歳の子供が下痢になってしまった時に考えられる原因はいくつかあります。

考えられる原因をご紹介していきますね。

感染症

感染症により胃腸炎が起こり、下痢となってしまっていることが考えられます。

感染症により胃腸炎が起こる場合、大きく分けて細菌性とウイルス性があります。

  • 細菌性胃腸炎

細菌性胃腸炎の場合、サルモネラ菌やカンピロバクター菌などの細菌が原因となり、胃腸で炎症が起こります。

俗に言う食中毒という状態ですね。

細菌性胃腸炎の場合、下痢の他にも、嘔吐や発熱といった症状が見られることが多くあります。

また、ときには血便が出ることもありますよ。

  • ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎はアデノウイルス、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスに感染することにより、胃や腸で炎症が起こります。

炎症が起こった ことにより下痢となり、下痢以外にも嘔吐や発熱が起こることがあります。

ロタウイルスの場合は、便が白っぽくなるのが特徴の1つとなります。

また、その他のウイルス性胃腸炎の場合、黄色や緑色の便となることがあります。

乳糖不耐症

乳糖不耐症が原因となり下痢が起こってしまっていることもあります。

乳糖不耐症は、牛乳などの乳製品に含まれてる乳糖を消化することができないため、下痢となってしまうのです。

乳糖不耐症には先天性の場合と後天性の場合があり、殆どの場合、急性胃腸炎などが原因となり、後天的に乳糖不耐症なることが多いとされています。

急性胃腸炎になることで、腸の粘膜に炎症が起こり、乳糖を消化するための酵素が出にくくなってしまい乳糖不耐症、下痢となるのです。

胃腸炎が治った後も、下痢が1週間以上続いているという場合は、乳糖不耐症の疑いが高まります。

乳糖不耐症の場合、基本的に特別な治療はありません。

しかし、下痢がおさまるまでは乳製品を控えることとなります。

また、下痢がおさまらないような時は乳糖分解酵素が処方されることがあります。

食物アレルギー

食物アレルギーが原因で下痢が起こってしまっていることもあります。

物質を摂取し体内に取り入れた後、アレルギー反応が起こり下痢となることがあるのです。

食物アレルギーが原因で下痢となった場合は、その他にも嘔吐や充血や湿疹などの症状も起こる傾向があります。

原因物質となった食物を摂取した後、約2時間以内に発症します。

反復性軽症下痢

反復性軽症下痢という原因も考えられます。

体質的なものであり、特別な条件や原因がないのにも関わらず下痢が起こります。

原因がはっきりとしてないものの、ストレスや精神的な面が深く関係し、下痢を引き起こしている可能性が高いとされています。

疲労

疲労が原因で腸が水分を吸収する機能が低下してしまうため、下痢が起こりやすくなってしまいます。

下痢が続く時は薬が必要!?受診の目安は?

2歳時の子供の下痢が続いているものの、普段通り元気で、嘔吐や発熱などがなければ受診せず、しばらく様子を見ましょう。

一方、以下のような症状が下痢と共に見られた場合は、受診の必要があります。

  • 5度以上の熱
  • 1週間以上下痢が続いている
  • 下痢に血が混ざっている
  • 嘔吐を繰り返す
  • 腹痛を訴える
  • 元気がない
  • ぐったりしている

というような場合は早めに小児科に受診しましょう。

  • 飲み物を飲むこともできない、
  • 顔色が悪い、
  • 唇や爪が紫色になるチアノーゼ状態が起こっている

というような場合は、小児科の診察時間害であっても、救急センターなど病院へ連絡し、指示を仰ぐか受診しましょう。

受診した際の治療方法!

下痢で受診した場合は、下痢の原因が調べられます。

下痢の原因に合わせ、対症療法が行われます。

抗生物質が投与されることもありますね。

1,2歳児の子供が下痢で苦しんでいる時に、市販の下痢止めなどを服用させたいと思ってしまうことがあります。

しかし、原因にもよりますが、下痢がウイルスや細菌を排出しているということがあるため、下痢を止めてしまうことで、より症状を悪化させてしまう原因となることがあります。

下痢の症状が起こっている時に、自己判断で市販の下痢止めを使用することはやめましょう。

1.2歳の子供の下痢が続く!!自宅でできる対処法

1.2歳の子供の下痢が続く場合、水分が失われてしまいます。

水分が失われ、脱水症状となってしまうこともあるので、水分補給はこまめに行うように対処しましょう。

子供に与えるおすすめの水分は、糖分、塩分、電解水 を含む飲み物です。

また、母乳を与えている場合は、授乳は短時間で済ませ回数を増やすと良いです。

ミルクを与えている場合は、半分に薄め回数を増やしましょう。

下痢の症状がよくなった場合は、母乳は欲しがるだけ与えて良いですし、ミルクもいつもの濃さに戻して大丈夫です。

離乳症の場合は、野菜、おかゆなどの消化のよいものにして下痢が治ってきてからいつもどおりの離乳食に戻して行きましょう。

更に、下痢が続いてしまうと、お尻を拭く回数が増えますよね。

するとお尻があれてしまい赤く鳴りやすくなるのです。

お尻を何度も拭くよりも、シャワーや座浴にて洗い流したほうがよいです。

清潔な状態に保ちましょう。

二次感染を防ぐために、子供のおむつ替えの後、嘔吐したものを片付けた後は、必ずハンドソープで手を洗い、アルコールで除菌するようにして予防しましょう。

まとめ

1.2歳の子が下痢になると、お腹が痛いのだろうな、苦しいだろうななどと心配になってしまいますよね。

しかし、普段通り元気がある時は様子を見ていて大丈夫です。

こまめな水分補給をさせながら、様子をみて脱水症状を防ぎましょう。

ただし、下痢以外に発熱や嘔吐や腹痛、顔色が悪いなどの症状があれば早めに受診しましょう。

下痢となるとおむつから漏れてしまったり、こまめにお尻を洗ったり二次感染を防がなければいけなかったりと大変ですが、根気よく治るまでがんばりましょう!!

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