子供が降園時に泣く!!帰りたくない?どうして?スムーズに帰るための方法は?

保育園に行きたくない!!と朝から大泣きするだけではなく、帰りにも帰りたくない!!と大泣きしてしまうという事はありませんか?
我が家ではありました。
朝に大泣きして頑張って行ってくれて、仕事を終え、急いで迎えに行くと、帰りたくない!!と言われてしまうと悲しいやら大変やら・・・。
毎日続いてしまうと、正直参ってしまい、大きな悩みとなってきてしまいます。
そこでなぜ降園時に保育園から帰りたくない!!となってしまうのか、おうちに何か原因が?!
降園時に泣く子供、帰りたくないと嫌がる子供の原因と、スムーズに帰るための方法をご紹介します。
目次
降園の帰りたくない!と泣くのはなぜ?
降園時に帰りたくない!!と泣くのはなぜなのか。
家に帰りたくないと言われているようで、どうして家に帰りたくないのか、泣くほど帰りたくない理由があるのかと心配になってしまいますよね。
なぜ朝は行きたくないと泣いていた保育園から降園時は帰りたくないと泣くのか、その考えられる原因を挙げます。
夢中だったのに中断!!反抗心が・・・
大人も夢中で何かに取り組んでいるときに、何かによって邪魔をされたり中断を余儀なくされてしまうと、気分はあまり良くありませんよね・・・。
同じく子供も夢中で遊んでいるときに、迎えにきたことで急いで先生は遊びを中断させ、ママやパパに受け渡してくれます。
その結果、急に夢中になっていた遊びを中断されてしまうため、嫌な気持ち、残念な気持ち、なぜ中断させたのかという疑問の気持ちや怒りなどが湧き出てしまうのです。
大人のように子供は感情のコントロールが上手くないため、その気持ちをどうしたら良いのか分らなくなってしまい、泣くという結果や帰りたくないと駄々をこねる状態になってしまうのです。
甘えのサイン?
実は帰りたくないと泣くのは、ママやパパに甘えているサインである事もあります。
感情表現や自己表現が苦手なお子さんに多い理由となります。
毎日頑張っている子供、慣れてきている保育園でも、やはり自宅で過ごしているときとは異なり、緊張することもあったり、時には嫌な事があったり、新しい事に対して挑戦したりしています。
そこでお迎えの時間まで頑張っていた子供は、ママやパパの顔を見た途端、緊張感が解け、泣いてしまったり、駄々をこねてしまいたくなるのです。
帰りたくないと泣く子供に釣られないで!
帰りたくないと泣く子供に対し、どうして泣いているのか分らなかったり、帰りたくない理由もわからなかったり、駐車場の関係的にもスムーズに降園しなければいけなかったり、と焦ってしまいます。
イライラしてしまう事もあるでしょう。
しかし、帰りたくないと泣く子供に釣られてより焦りが出てしまいますので、まずはママの気持ちを落ち着かせましょう。
深呼吸をしてみてください。
深呼吸でも落ち着けないという場合は、気持ちが落ち着くアロマオイルなどを数滴たらしたハンカチやティッシュなどの香りをサッと嗅ぐなどして、気持ちを落ち着かせましょう。
ママが焦ったり、イライラした様子が感じられてしまうと、子供の状態もさらにヒートアップしてしまいます。
まずは落ち着くことが大切です。
スムーズに降園するための対処法は?
では泣く子供に対し、スムーズに降園するための対処法をご紹介します。
無理やり帰る?
強制的に抱きかかえて帰ったり、叱って帰ったり、無理やり引っ張って連れていくという方法もあります。
しかし、この方法は良くありません。
毎日続いてしまう原因となってしまい、より大変になってしまうのでやめましょう。
時間があれば少し遊ぶ
時間があれば少し園庭で遊んでから降園するという方法があります。
一緒に少し遊んだり、一緒に遊んでいたものを片付けるようにすることで、子供の気持ち
が落ちつき、帰るという方向に切り替えることができるようになります。
遊んだりせず、スムーズに降園するようにと園からも伝えられていると思いますので、どうしても帰られる状態ではない、気持ちを落ち着かせるために少し遊んでから行きたいという断りを入れてからのほうが良いですね。
分かりやすい方法で帰るタイミングを促す
帰りたくないと泣く子供と遊んでから帰るという場合は、少し遊び出し気持ちが落ち着いてきたら、わかりやすい方法で帰りタイミングを決めて促します。
「あと〇回したら帰ろうね!」
「これを片付けたら帰ろうね!」
「ここまでやったら帰ってから続きをしようね!」
等とわかりやすく終わりを伝え、帰るようにします。
すると急に帰るよ!と声を掛けるよりも、事前に伝えられていることで、スムーズに帰ることが出来ます。
時間がない時は・・・
少し遊んで帰るなど時間という時間がない!!と言う場合、駐車場の関係上などでスムーズに降園しなければ迷惑になってしまう・・・と言う場合などがありますよね。
我が子が通う保育園も駐車場が狭く、スムーズに降園しなければ、並んでいる保護者が居るので、延長保育扱いにさせてしまうこともあるため、早く帰らなければいけません。
そんな時こそ、冷静に説明しましょう。
急いで焦って声を掛けても、より上手く帰ることが出来ません。
冷静に子供に声を掛けましょう。
そして時間がないという事を正直に子供に話します。
声掛けの方法としては、以下のようにしてみましょう。
- おうちに早く帰ろう!今日は美味しい○○にしたいから早く帰って作らないとね!
- 早く帰らないと○○してあげられなくなっちゃうから帰ろうよ!
- 早くおうちに帰って○○しよっか!時間なくなっちゃうから行こう!
などと、おうちに帰ってからの楽しみを伝えながら、早く帰らないと行けないという事を伝えましょう。
降園が上手く行かない事を見越して対応
子供が帰りたくないと泣いたり、駄々をこねて時間がかかってしまうと、帰宅後にご飯を作って家事を終わらせて寝かしつけて、明日の準備をして等と忙しいですよね。
そのため、帰りたくないと言われてしまうと、どんどん時間が無くなり焦ってしまいます。
そこで焦らず子供に付き合い、冷静に帰れるようにするためにも、事前準備をして対応しておくと良いです。
- 週末に常備菜を作り夕飯の時短を
- 朝食の支度時に夕飯の下準備を
- お風呂掃除などは前日に済ませ、帰宅後すぐに使用できるようにする
- 掃除や家事は平日省き、休日に纏めて行う
などと言う対応をすることで、焦らず対処でき、子供にも焦りが伝わらずスムーズに降園できるようになります。
まとめ
子供が帰りたくないと泣くときは、自宅が嫌だ、ママやパパが嫌だというわけではないのです。
ママやパパに甘えたい、途中で中断された遊びに対する気持ちをどうしたら良いかわからないということが原因となるのです。
ママやパパは焦らずに、自分も落ち着き、子供の気持ちも落ち着かせることを優先しましょう。
毎日続く中で怒らずに焦らずに対応を続けることで、徐々に降園時に泣いたり帰りたくないとなってしまうことがなくなっていきます。
無理やり帰ろうとするよりも、少し時間をかけて帰ったほうが、結果的にスムーズに帰ることが出来ますよ。