赤ちゃんの歯ぐずりとは?いつからいつまで続く?!グズグズや寝ないときの対処法

赤ちゃんには歯ぐずりが起こることがあります。
歯ぐずりという言葉を知らない。
歯ぐずりと聞いたことはあるけどよく知らない。
というママは少くありません。
歯ぐずりは歯が生え始めるときに起こる痛みやむずかゆい感じが起こり、泣いたりグズグズしてしまうことを指します。
歯が生え始める頃に起こる特注のグズグズであるため、歯ぐずりと呼ばれているのですね。
そこで今回は赤ちゃんの歯ぐずりについて、いつからいつまで続くのか、泣いたりグズグズが続き眠ることもできないときはどうすべきか、対処法をご紹介してきますね。
目次
歯が生えるときに赤ちゃんはイライラする?
歯が生えるときに赤ちゃんはイライラしてしまいます。
歯が生えるのはいつから?
生後6ヶ月頃から歯が生えてきます。
生えてくる場所や時期には個人差がありますが、大体生後6ヶ月頃になると下の歯の頭が歯茎から見えてきます。
白っぽい感じが見えてくると、赤ちゃんはイライラし始め、グズグズのスタートとなります。
歯ぐずり
歯が生え始めると、痛みが起こったり、痒みが起こります。
はじめての経験、はじめての感覚となり、不快感を感じます。
不快を感じた赤ちゃんは、イライラしたりグズグズすることから、【歯ぐずり】と呼ばれるようになりました。
夜泣き
歯ぐずりが原因で夜泣きが始まることもあります。
はじめての感覚、かゆい、痛い、ムズムズするという不快感により、どうしたらよいか分からず泣いてしまいます。
生後6ヶ月頃は夜泣きはスタートする時期ですし、更に歯ぐずりも加わり、より夜泣きの回数や時間が多くなるでしょう。
歯ぐずりはいつからいつまで続くの?
歯ぐずりが始まると、いつからいつまで続くのだろうと気になりますね。
このいつから始まるかという時期についても個人差がありますし、いつまで続くのかも同様に個人差があります。
下の一番始めの乳歯が生えてくる頃から始まり、2番目の乳歯が生え終わる頃までが最もひどい歯ぐずりが起こるピークの頃だと言われています。
2番目の乳歯が生え終わる頃がピークとなり、そこを過ぎると徐々に歯ぐずりは収まってくることが多いです。
生後9ヶ月頃には、下の歯が2本生え揃うことが多いため、だいたいその頃にはおさまります。
しかし、中には、下の歯2本が生え終わり、上の歯が生えはじめてからも、歯ぐずりが続くことはあります。
乳歯が生え揃うまでの間、ずっと続いてしまう子もいまる。
歯ぐずりの時期は赤ちゃんも不快で大変ですが、泣いたりグズグズする時間がとても長くなるため、ママも大変な時期となりますね。
歯ぐずり時の赤ちゃんの様子
歯ぐずりが起こっている時期の赤ちゃんには、以下のような様子が見られるようになりますよ。
- 夜泣き
- よだれが多くなる
- おもちゃ、タオル等を噛む
- 口の中に手を入れて掻く
- 食欲軽減
歯ぐずりへの対処法!
歯固めを与える
歯ぐずりは歯固めを与えてあげるとよいです。
歯固めがあると、赤ちゃんは安心し気持ちが落ち着きやすくなります。
すると歯ぐずりで泣いてばかりだった赤ちゃんの泣く頻度が少くなる傾向があります。
また、これまで哺乳瓶やおっぱいを吸うだけだった赤ちゃんが、歯固めを使うことで噛むことを覚え、離乳食を始める準備にもなりますね。
歯固めとして与えるものは、赤ちゃん用の安全な物を選び与えましょう。
歯固めを冷やしてあたえる
歯固めを冷やして与えるのもおすすめです。
歯ぐずりが起こり、歯が生えてきている頃、歯茎に痛みを感じてしまうことがあります。
また、実際に歯茎が腫れて盛り上がってしまっていることもあります。
歯固めをビニール袋やジップロックを冷蔵庫に入れ冷やしてから与えると、赤ちゃんは気持ちよく感じて落ち着きます。
しかし、あまりにも冷やしすぎてしまうと、赤ちゃんがびっくりしてしまうので、冷やす温度、冷やす時間に気をつけましょう。
冷えたガーゼで拭く
冷えたガーゼを使用し、赤ちゃんの歯茎を拭いてあげるのもよいです。
優しく拭いてあげましょう。
痛みや腫れ、むずがゆさが落ち着きます。
ただし、強くこすらないように注意しましょう。
歯磨き
歯磨きをするのもおすすめです。
歯がかゆいときに、歯や歯茎を優しくブラッシングしましょう。
ゴム製の歯ブラシを使用するとよいです。
ゴム製の歯ブラシだと、歯固めにもなりますし、赤ちゃんの口に入れても安心です。
歯が生え始める前からゴム製の歯ブラシで磨いてあげることで、習慣づくのでよいですよ。
歯を冷やす
歯を冷やすのも良いです。
歯茎が腫れている場合、冷やした歯固めをもたせてあげたり、冷えたガーゼで歯茎を優しく拭いてあげたりするいことで、歯茎が冷えて痛みや腫れがおさまります。
赤ちゃんの機嫌も落ち着き機嫌も良くなりますよ。
歯ぐずりで夜泣きがひどい!対処法
歯ぐずりで夜泣きしてしまっているのだろうと思っても、毎日毎日続いてしまうとママも疲れてしまいますね。
そこで歯ぐずりが酷く夜泣きがひどいときの対処法についてご紹介していきます。
たっぷり遊ばせる
たっぷり遊ばせてあげましょう。
赤ちゃんは、まだそれほど体力がないので、体をたくさん動かすように使って遊ばせることで、疲れて眠くなります。
日中ママと赤ちゃんが、体を動かし遊ぶことで、疲れて夜に眠ってくれるようになります。
自宅ではどうやって遊んだらよいのか分からないなという場合は、児童館などに通い遊ばせるとよいでしょう。
歩けるようになってきたら、公園やおひさまがある所などで遊ばせるのもよいですね。
気分転換
泣いて泣いて泣き止まないときは、無理に寝かせようとしても泣いてしまうでしょう。
すると、赤ちゃんもどんどんヒートアップしてしまいますし、ママもイライラしてしまうこともあるでしょう。
そこで2人で気分転換をしてみましょう。
昼間泣いてしょうがないときは、ベビーカーに乗せてお外を散歩させたり、抱っこで歩いてみたり、車でチャイルドシートに乗せてドライブしてみるのもよいです。
お布団では大泣きしていたのに、ベビーカーやチャイルドシートに乗ったらすっと寝てくれる赤ちゃんも少くありません。
夜に泣いてしょうがないときは、一度電気を着け、しばらく起こしておいてあげるのもよいです。
遊んでいるうちに疲れてきたら、授乳をして寝かせましょう。
お腹が空いておらず、飲むことを拒むときは、無理に与えずに抱っこや添い寝で寝かせてしまって大丈夫です。
泣きたいだけ泣かせてあげよう
赤ちゃんは一度泣いてしまうとなかなか泣き止まない赤ちゃんもいますし、そんなに色々なことをしてあげても、泣き続けて泣き続けて寝てくれないということはあります。
もちろん、近所の人の迷惑にならないかなど、気になることもあるでしょう。
しかし、できる範囲で、泣きたいだけ泣かせてあげるというのも一つの手です。
泣かせっぱなしだとかわいそうな気がしてくるでしょう。
泣くのをただただ待つのもママも辛いでしょう。
しかし、泣き止むまで寄り添ったり、抱っこしながら見守ってあげていると、赤ちゃんが泣きつかれて寝てくれます。
泣くときに赤ちゃんはかなりの体力を使います。
泣いていて見守るときは、そばで見守り、ベビーベットなどに寝かせたまま泣かせて様子を見るときは、落ちてしまわないように注意して見守りましょう。
まとめ
日々はじめてのものに触れ合ったり見たりする生活の中で、が生えるということもはじめての経験ですね。
はじめて経験する痛みやむず痒さでイライラしたり泣いてしまったりするのですね。
赤ちゃんも不快感で気分は最悪ですし、ママも1日2日ならともかく、しばらくの間、毎日泣く頻度が多かったり、夜も夜泣きで休むことができないと、どんどん大変で疲れてしまいますよね。
対処法を試してみながら、できるだけ気長にゆったりと赤ちゃんの歯ぐずりに付き合ってあげたいですね。