妊娠したい!!妊娠しやすい時期はいつ?排卵日の把握方法!

妊娠したい!!赤ちゃんを望んでいる時、妊娠しやすい時期を知っておくということはとても大切ですね。
妊娠しやすい時期を知っておくことで、妊娠する確率を高めることができます。
妊娠しやすい時期に関係するのは、毎月女性の身体に起こる生理、そして排卵日です。
そこで今回は妊娠しやすい時期について、妊娠と大きく関係する排卵日の把握方法、排卵日をずらさずに妊娠の確率を高めるための方法について詳しくご紹介していきます。
目次
生理後の体はどんな状態?仕組みとは…?
女性特有の生理的な出血が生理ですね。
医学的に月経と呼ばれている状態です。
妊娠に備えていた子宮内膜が妊娠していないと必要ないと判断され、剥がれ落ち、出血となります。
生理が起こったということは、既に排卵は行われており、妊娠は成立しなかったということになります。
生理後に再び排卵に向けて準備が行われます。
一般的に生理は25~38周期で起こります。
3日~7日程の出血が続く状態となります。
小学生の高学年頃~中学生になる頃くらいまでに初経(初めての生理)が起こり、その後閉経するまで続きます。
妊娠したい!!妊娠しやすい時期はいつ頃?
妊娠したい時、妊娠しやすい時期を知ることはとても大切です。
パートナーと定期的な性交渉により妊娠出来ると考える方もいます。
しかし、妊娠するということは難しいことであり、タイミングを図らずに性交渉をしていても、なかなか妊娠できないということは少くありません。
妊娠出来るタイミングは月に1回、妊娠しやすい時期も限られているからです。
妊娠は体内での排卵が起こり、卵子と精子が受精し、成長しながら卵管を通り子宮内膜に受精卵が着床します。
排卵が起こるのは月に1回だけで、卵子の寿命は大体1日です。
排卵が起こり24時間以内に精子に出会わなければ、妊娠は成立しません。
精子は膣内に射精してから数日間寿命が続きます。
そのため、排卵日の1、2日前が最も妊娠しやすい時期といえます。
排卵日をしっかりと確認することが妊娠の確率を上げることにつながりますね‘。
生理後いつ頃が排卵日?妊娠しやすい日とは?
生理後は排卵が終わり、次の妊娠へ向け体が準備期間に入ります。
そこで排卵は生理後のいつ頃、何日後くらいにおこるのでしょう。
生理~排卵が起こるまでの日数は生理が続く日数に個人差があるため人それぞれ異なります。
排卵日は生理後の何日目に来るかというのも異なります。
生理周期がある程度安定している場合は、排卵日~次の生理開始日までの期間は基本的に14日間です。
14日という数字を基準に考えると、排卵日を大まかに計算することはできます。
生理周期が30日の場合
生理周期は30日の場合は、30日-14日=16日となり、生理開始日から16日後が排卵日と予想できます。
生理周期が35日の場合
生理周期が35日の場合は、35日-14日=21日となります。
生理開始日から約21日後が排卵日と予想できますね。
排卵日当日よりも前に、予め精子が子宮内にあったほうが妊娠の確率が高まるという報告があることから、予想出来る排卵日の1,2日前に性交渉を行うと妊娠の確率が高まりますね。
しかし、生活週間、睡眠不足、ストレスなどにより影響を受けると、生理、排卵日の時期が変化してしまい、計算が合わず排卵日にタイミングよく性交渉を行うことが難しくなります。
妊娠しやすい時期が知りたい!排卵日の正確な把握方法
先程ご紹介した生理周期と平均的な排卵までの期間で計算する方法だと正確な排卵日を知るということは難しく、なかなか妊娠できない原因となってしまいます。
そこで妊娠しやすい時期を知るために、排卵日の正確な把握方法をご紹介しますね。
基礎体温を計る
基礎体温を測りましょう。
朝に目覚めてすぐ、体を動かす前に体温を測りましょう。
通常基礎体温は高温期と低温期に分かれます。
低温期から高温期に変わる境目の日は体温が大きく下がります。
体温が大きく下がる日を含めて1、2日間排卵が起こります。
低温期と高温期の周期を把握しておくことで、大体の排卵日を予測することが出来るのです。
基礎体温を測っておくおとで排卵日を知ることができ、妊娠の確率を高めることができますね。
しかし、基礎体温はその日の体調によっても左右されてしまうものです。
個人差もあるので、2、3ヶ月ほど基礎体温を記録した上、自分の生理周期を確認するとよいですね。
また、毎朝測り続けることで、妊娠以外の婦人科系の病気の発見にも役立つので、女性は基礎体温を毎日測るということはとても大切ですね。
おりものの変化
おりものの変化でも排卵日を知ることができます。
排卵日が近づくにつれ、おりものは透明になります。
よく伸びる状態も見られます。
排卵日はおりものの量もピークとなります。
おりものの量がいつもより多い、透明で伸びるというような状態が見られたら排卵日が近いと判断できますね。
排卵痛・胸の張り
排卵日が近くなると腹痛を感じるようになります。
排卵痛というもので、お腹の全体、左右の卵巣付近に痛みを感じます。
他にも排卵日頃には、胸の張りやイライラ、腰痛や吐気などを感じることもあります。
毎月の症状としっかりと向き合っていると排卵日を予測することが可能です。
福さん式
福さん式という方法で排卵日を知ることもできます。
自分で内診を行います。
内診すると子宮口の位置や状態を把握することができます。
排卵日が近づくと子宮口が下に降ります。
内診を行い指が簡単に子宮口に届いたり、子宮口が柔らかいと感じた場合、排卵日が近いと判断できます。
この方法は安全な方法だとは言い切れません。
感染症のリスクもあるので注意が必要な方法です。
排卵検査薬の活用
排卵検査薬の活用により調べることができます。
排卵検査薬は尿中のLH濃度の上昇を捉えることで知ることができます。
LHは黄体化ホルモンであり、LH濃度が上昇すると約36時間以内に排卵が起こるため、この仕組を利用することで排卵のタイミングが把握できます。
排卵が起こりそうな数日前から排卵検査薬を使い始めましょう。
毎日同じ時間帯に排卵検査薬を使用することで、徐々に陽性反応が濃くなり、あと何日くらいで排卵が起こりそうか確認できます。
排卵検査薬を正しく使用すると、排卵日を正確に知ることができ、妊娠の確率がぐんと高まります。
妊娠しやすい時期がずれる!?防ぐ方法は?
妊娠しやすい時期を知るために、排卵日を把握することがとても大切です。
しかし生理不順の場合、生理周期はずれるので、排卵日を正確に把握することはとても難しくなります。
一定の周期により排卵が起こると妊娠しやすくななります。
生理周期をずらさないために、ずれを防ぐ方法をご紹介します。
過度なストレスを溜めない
過度にストレスが溜まってしまうと、脳の視床下部にダメージを受けます。
すると女性ホルモンの分泌指令がうまく出せなくなってしまうのです。
ホルモンバランスが崩れてしまうため、基礎体温である高温期と低温期が分かれずに排卵のタイミングが把握できなくなってしまいます。
ホルモンバランスが乱れると排卵日がずれるだけではなく、無排卵月経という排卵自体が起こらなくなってしまうこともあります。
過度なストレスを溜めないために、適度な運動や十分な睡眠、好きな事をするなどという事を日々取り入れ、ストレスをうまく発散しながら過ごしましょう。
栄養バランスが乱れた食事や乱れた生活週間
栄養バランスが乱れた食事や乱れた生活習慣は排卵日がずれる原因となります。
過度な飲酒、運動不足、喫煙、睡眠不足、栄養バランスが乱れた食事等はホルモンバランスが崩れてしまう原因となります。
妊娠したいと思っている場合は栄養のバランスが良い食事を心がけ、飲酒や喫煙を控えたほうが良いです。
生活習慣を整え、健康的な生活を送りましょう。
まとめ
排卵日を予測し、性交渉をすると、健康的な20代のカップルの場合、約30%の確率で妊娠できます。
30代の場合は20%、35歳の場合は10%ほどの確率で妊娠します。
排卵日を予測することで妊娠の確率は高まるのですね。
しかし、それでも確率は低いのが妊娠です。
より妊娠の確率が低くならないように、日々の生活習慣をしっかりと見直し排卵日を把握したいですね。