ママもオシャレしたい!授乳中でも美容室に行く方法!抜け毛対策も!

出産前はお腹が重くて、腰が痛くて、つわりで、病室になかなか行けないことがありますよね。
そんな中、産後美容室に行きスッキリしたい!見た目だけでもちゃんとしたい!邪魔になりバッサリ切りたい!リフレッシュしたい!というとき…。
産後の美容室はいつから行けるのか、授乳中でも大丈夫なのか気になりますよね。
そこで今回は、産後の美容室はいつから行けるのか、授乳中でもパーマやカラーはできるのか、美容室に行くときの上手なコツについてご紹介します。
目次
産後の美容室はいつから行ける?!
では産後の美容室はいつから行けるのかということについてご紹介していきますね。
まず、出産後、6週目~8週目頃までは、産褥期と呼ばれる期間ですね。
この時期は、妊娠や出産にて大きく変化したママの身体が元の状態に戻る大切な時期となります。
子宮の収縮、会陰切開、帝王切開の傷もまだまだ痛む時期でもあります。
そのため、産褥期は、あまり出歩かずに、ゆっくりと自宅で横になり過ごす、疲れを感じた時にすぐに横になれる状態で過ごすのが理想的であるとされています。
美容室へ行くのは、最短でも産褥期を過ぎてから、1ヶ月検診を終え、異常がないと診断されてからにしましょう。
完全母乳の場合、授乳間隔がまだまだ短いでしょう。
ミルクの場合も、3時間以上空かないようになどと決まっていますね。
授乳の関係から考えると、カット、カラー、パーマと同時に施術を受けると、かなりの時間がかかってしまうため、ミルクで預けられるという場合はなんとかなりますが、完全母乳の場合は厳しいでしょう。
また、まだまだ体は本調子ではないため、同じ体勢体勢でいると、腰が痛くなってしまったりするので、短時間で済む必要最低限の施術にするとよいでしょう。
産後・授乳中にパーマやカラーは大丈夫?
産後の体は、ホルモンバランスが乱れているため、肌はものすごく敏感な状態となります。
そのため、科学薬品を使用しなければいけない、パーマやカラーリングを行うことで、頭皮にダメージを与えてしまう原因となってしまいます。
産後は抜け毛が多くなりやすく、科学薬品を使用した施術をうけてしまうことで、助長してしまう恐れもあります。
カラーリングをしたい場合は、ヘナなどの、体に優しく敏感肌にも使用できるいようなもので行うことができる美容室で受けるとよいでしょう。
一方、カラーやパーマが医学的に母乳に影響を与えるというような医学的根拠はないのです。
ところが、市販のカラー剤などには、妊娠中の使用は控えるようにという記載があることが多いのです。
心配な場合は、医師や美容師に相談してから使用したほうがよいですね。
また、ロングヘアー、毛量が多い、などという場合、カラーやパーマに時間がかかってしまいますよね。
体にも負担がかかりますし、赤ちゃんの授乳もあるので、授乳やお昼寝のリズムが整ってから、ママの体の状態が整ってから、カラーやパーマをしたほうがよいでしょう。
産後に美容室へ行くときの注意点!
では産後に美容室へ行くときの注意点についてです。
事前連絡で産後を伝える
美容室へ予約する際の事前連絡にて、産後であるということを伝えておくとよいです
また、赤ちゃんを連れていくという場合も伝えておくとよいです。
万が一、ママの体調や赤ちゃんの体調により、急遽キャンセルしなければいけないということがあるかもしれないということも事前に伝えておくとよいですね。
混雑しない時間に予約
担当美容師さんが複数のお客さんを抱えているという場合などは、自分の施術が終わるまでに時間がかかってしまうということもあります。
なるべく短時間で済むように、混雑しない曜日、混雑しない時間帯に合わせ、予約することをおすすめします。
肩こり・腰痛
産後のママの体は、ママが感じているよりも、かなりダメージを受けています。
骨盤も開いていたり、運動不足だったりと、長時間同じ姿勢で居ることは、出産前よりも負担が大きく感じます。
また、だっこや授乳などが続いているため、肩こりや腰痛はより起こりやすくなってしまっています。
美容室のチェアが体にフィットせず、疲れてしまいやすい、痛みを感じるという場合は、クッションやブランケットを借りて、背中や腰を楽な状態で安定箚せましょう。
緊張せずにゆったりとリラックスして受けるとよいですね。
完全母乳の場合
完全母乳の場合、授乳のタイミングを乱さないためにも、預かって貰う直前に授乳を終わらせ、できるだけ短い時間で済ませるようにしましょう。
お昼寝のタイミングなどに合わせるのもよいですね。
赤ちゃんがお腹が空いて泣いてしまったり、負担を感じない施術内容にするとよいでしょう。
混合栄養の場合
母乳もミルクも飲ませる混合栄養育児であるという場合は、意外と長時間見てもらうことが可能となりますね。
お世話の面ではさほど時間を気にしなくても大丈夫でしょう。
しかし、長時間かかる施術内容だと、ママの胸が張ってきてしまいます。
乳腺が詰まってしまう原因などにもなるので、胸の張りがひどい場合は、搾乳するなどしてトラブルを回避しましょう。
託児所つきの美容室で授乳しながら?!
託児所つきの美容室があり、赤ちゃん連れでも通うことができるところもあります。
赤ちゃんをあずかってくれるスペースには保育士さんが居て見てくれていて、託児所料金は無料というところもあります。
美容室によっては、預けられる月齢が決まっていて、産後間もなくは無理などという場合もあるので、しっかりと、確認してから利用するようにするとよいですね。
また、託児所はついていないという場合でも、赤ちゃんのそばでカットをすることができ、泣いたときはオムツ替えができたり、授乳できるスペースがあるという美容室もあります。
赤ちゃんを一緒につれていくことができる美容室で施術を受けるのもよいですね。
パパ同伴の方法も?!
パパ同伴で美容室へ行き、美容室の隅やキッズスペースなどでパパと赤ちゃんが待ち、母乳を欲して泣いたときはすぐにママが行ける体制もおすすめです。
できるだけ短時間で済む施術にすれば、赤ちゃんもパパもママも負担なく施術を受けることができますね。
産後の抜け毛がひどい時におすすめの髪型は?
産後は抜け毛が酷くなりますね。
そのため、抜け毛が酷くても大丈夫なおすすめの髪型にするとよいですね。
ショートヘアの場合
ショートヘアの場合は、前髪が重めなフルバングスタイルが良いでしょう。
正面からみると、抜け毛が酷くても薄毛が目立ちにくいのでおすすめです。
フルバングスタイルだと、女性らしい印象となりますよ。
スタイリングの際も、分け目を替えて、薄い部分を隠すようにするとよいですね。
ターバンやヘアバンド、帽子などを活用するのもおすすめです。
ミディアムの場合
ミディアムヘアの場合は、ハーフアップやクルリンパなどができるくらいの長さにするとよいですね。
中途半端な長さだと邪魔になってしまうので、結べるようにすると良いでしょう。
ハーフアップやクルリンパができると、抜け毛がひどい部分も隠せるのでおすすめです。
ヘアアクセなどをつければよりボリュームがある髪型にみえますね。
美容室へ行けなくても抜け毛対策はすべき?!
なかなか美容室へ行きたくても行けないという場合もありますね。
美容室に行けないときでも、抜け毛対策をしておき、落ち着いたら美容室へ行きおしゃれできるようにしておくとよいですね。
産後の抜け毛の原因
産後の抜け毛の原因は、出産によるホルモンバランスの変化です。
髪の毛は成長期、退行期、休止期というサイクルにより生え変わっていますが、妊娠中に豊富に分泌される黄体ホルモンの影響により、髪の毛の成長期が長くなり、妊娠中は抜け毛の量が減ります。
ところが出産により黄体ホルモンの影響を受けることがなくなるため、全ての髪の毛は休止期に突入します。
すると寿命がきていたはずなのに、黄体ホルモンの影響で抜け落ちていなかった髪の毛が一気に抜けるため、産後は抜け毛が酷くなるのです。
元々抜けるはずの髪の毛でしたが、一気に抜け出してしまうことで不安になってしまうのですね。
抜け毛は産後半年から1年くらいでおさまることがほとんどです。
産後の抜け毛予防の方法
産後の抜け毛は病気でもなく、通常の症状です。
しかし、元々毛量が少ないと、抜けてしまうことに不安を感じます。
薄く見えるようになってしまうこともあります。
特におかしい症状ではないものの、できるだけ抜け毛を減らしたいというときは、ストレスをためにくくするとよいです。
ストレスと上手く付き合い、溜め込まないようにしたり、栄養のバランスが良い食事を心がけましょう。
睡眠不足にならないように、赤ちゃんと一緒に眠れる時は眠るようにするとよいです。
産後の美容室のコツ
産後に美容室へ行くときのコツとしては、施術が長時間になってしまうと、ママも赤ちゃんも負担がかかりやすくなってしまいます。
そのため、カットやカラーやパーマを一度の施術でまとめておこなうのではなく、こまめに通い、数回に分けて理想の髪型にするのがコツです。
今回はカットだけ、今回はパーマだけ、今回はカラーだけなどと細かく分けることにより、短時間で負担なく施術を受けることができます。
また、度々こまめに美容室があると、リフレッシュにもなるのでよいですね。
まとめ
産後は産褥期、1ヶ月検診が済み、体調が戻ってきたな、と感じたら行くことができますね。
しかし、長時間の施術は、体への大きな負担となってしまうため、できるだけ最低限の施術で短時間で済ませるようにするとよいでしょう。
また、授乳中でもカラーやパーマで母乳に及ぶ影響はないと考えられるため、施術を受けることができます。
近場の美容室で、授乳室やオムツ替えができるスペースがあったり、キッズスペースがあるところなどを探してみるとよいでしょう。