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妊娠中期にお腹が良く張る!張り止め薬は安全?!副作用は?!

妊娠中期までお仕事を続けたり、まだまだ激しい動きが必要となる上の子がいる状況で次の子を授かることができたという場合など、お腹がよく張る状態に見舞われることがあります。

お腹が良く張ると切迫早産のリスクが高まります。

そこで頻繁にお腹が張るという場合、切迫早産となる可能性が高いと診断された場合などに、張りを軽減するための張り止めの薬が処方されることがあります。

しかし妊娠中期の張り止めに対して不安な気持ちになってしまうこともありますね。

今回は妊娠中期にお腹が張る際に処方される張り止めについての薬や赤ちゃんへの影響や安全性などについて詳しくご紹介していきたいと思います。

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張り止めが処方されるケースとは?!

張り止めが処方されるのはどのようなケースとなるのでしょうか。

お腹が張ることが原因ではありますが、一度や二度たまに張るくらいで処方されることはありません。

お腹の張りに対する不安へ

切迫早産の疑いがなくても、日常生活の中でお腹が張り、お腹が張ることによりママが不安を感じるときなどに張り止めが処方去れます。

ママの気持ちを落ち着かせるためにということで処方されることが多いです。

買い物中や仕事中に何度もお腹が張ってしまうと不安になるため、張り止めが処方され張りを押さえ安心感得るということになりますね。

切迫早産の可能性が高い

切迫早産となった場合子宮口が開いてしまうため、予定よりも早く赤ちゃんが生まれてしまいます。

子宮が活発に動かないように、張り止めが処方されます。

結果的に陣痛のような子宮の働きも押さえ切迫早産を予防します。

仕事を続けている場合

仕事を続けていてよくお腹が張ると言う場合、お腹の張りが気になり仕事ができなかったり、仕事を休むことが増えてしまっているというような場合、切迫早産のリスクがなければ、張り止めを処方してもらい仕事を続けることができます。

妊娠中期の張り止めとはどんな薬?!

妊娠中期に処方される張り止めの薬はひとつだけではなく、薬によって効果が異なります。

交感神経を優位に

張り止めの薬には、交感神経を優位にするという効果があります。

一般的に内臓が活発に動くと交感神経が優位になっている状態です。

この状態となるのは運動しているときに起こります。

一方リラックスしているときは副交感神経が優位になります。

内臓が休み元気に動かなくなります。

眠っているときも副交感神経が優位な状態となりますね

しかし、子宮の収縮を引き起こす筋肉は副交感神経により動かされています

そのため交感神経を張り止めにより優位にすることで、子宮の収縮を抑えることができるのdすね。

子宮の収縮が一時的にでも活発に動かなくなることで、筋肉の収縮が和らぎ張りを軽減することができます。

週数により薬が異なる

張り止めにはウメテリン・ズファジラン・リトドリンという主に3つの種類のものがあります。

リトドリンはウメテリンのジェネリック医薬品となります。

基本的には妊娠16週目までの張り止めの薬と妊娠16週目以降に処方される張り止めの薬は異なります。

16週目頃まではズファジランという張り止めの薬が使用され、効果も比較的穏やかな薬を使用します。

しかし、流産を抑えるための張り止めの効果は強い傾向があります。

16週目以降に処方去れるウメテリンやリトドリンは副作用の効果も張り止めの効果も強い薬です。

服用後は効果をしっかりと発揮するために副作用も出やすい傾向があります。

切迫早産で入院する場合は点滴で

お腹の張りが強く、切迫早産のリスクが高いと診断された場合、即入院しなければいけないこともあります。

入院となると張り止めで切迫早産を即予防する必要があるため、張り止めの注射がすぐに行われます。

筋肉注射であり、一時間置き、二時間置きと注射が行われます。

その後、24時間持続的な点滴が行われ、お腹の張りが予防されます。

筋肉注射や点滴により体内に張り止めの薬を取り入れ、症状が収まってきたら服用するということになります。

妊娠中の張り止めの薬の副作用は?

妊娠中期にお腹の張りが強くなると、切迫早産や流産などが起こりやすくなります。

張り止めの薬を服用すると、強い張りが軽減するものの、副作用が起こります。

人によっては強い副作用が起こることもあります。

動悸や息切れ

副作用の1つ目は動悸や息切れです。

リラックスしていた状態から、張り止めを飲むことで交感神経が刺激されるため、動悸や息切れが起こりやすくなります。

副作用が存在していることを知らずに飲むとびっくりしてしまうことも多い副作用ですね。

薬の効き目とともに副作用が起こり、服用から2時間ほど経つと副作用が落ち着いてきます。

吐き気やめまい

吐き気やめまいの副作用が起こることもあります。

強い吐き気が起こることもあります。

空腹の状態で張り止めを服用するとより副作用が強く出る傾向があるので注意が必要です。

発疹

人によっては発疹の副作用が出ることもあります。

薬剤性発疹とうもので、保湿剤や軟膏が処方去れます。

症状が気になる場合は医師に相談しましょう。

張り止めによる副作用が強すぎる場合は…

張り止めの薬を服用するこで、お腹の張りは軽減するものの、副作用が強すぎて辛いと言う場合の対処法についてです。

薬の量を減らす

ますずは薬の量をへらすと言う対処法があります。

自己判断で減らさずに医師に相談すると薬の量が減らされることがあります。

副作用が出にくくなります。

薬の種類を変える

医師に相談すると薬の種類が体質に合わないこともあるため、薬の種類が変わることもあります。

似たような効果を得ることができ、副作用が少ない薬へと変更されます。

安静

張り止め服用後、しばらく安静に過ごすと言う方法もあります。

副作用が出にくくなります。

身体を動かすと交感神経が優位になるため。より副作用の症状が助長されてしまいます。

服用後は安静にして副作用の症状を緩和させるとよいですね。

妊娠中期の張り止めの効果が得られない場合も?!

妊娠中期の張り止めの薬を服用しても、なかなか効果が得られずにお腹が張り続けるという場合もあります。

医師に相談する

張り止めの薬の効果が感じられないからといって、薬の量を自己判断で増やしたりするのは絶対にやめましょう。

副作用が強くでてしまう可能性があります。

かならず医師に相談し、薬の量を増やしたり、薬の種類を変えたりという対処を行ってもらいましょう。

妊娠中期の張り止めはいつからいつまで飲む?!

ケースバイケース

妊娠中期の張り止めはいつからいつまで飲むかはケーズバイケースという言葉が的確ですね。

服用していてお腹の張りがおさまるような場合は、長期間の服用は避け、短期間で切り上げられることもあリマス

しかし、お仕事などをしていて、薬がないと張ってしまうという場合は長期間服用することもあります。

切迫早産のリスクが落ち着くまで

切迫早産のリスクが高く張り止めを服用しているという場合は、切迫早産のリスクが低下する前飲み続けることとなります。

切迫早産そのものの症状が落ち着くまで飲み続けるのですね。

入院中も症状が収まってくると薬の量が減ったりします。

妊娠中期から出産間近まで飲み続けるというケースもあります。

まとめ

妊娠中期の張り止めは副作用などが起こることもありますが、医師の指示に従い正しく使用することで安全な薬です。

副作用が強く辛いというような場合は、医師に相談しましょう。

赤ちゃんが出産までお腹にいられるように張り止めの薬を上手に活用することはとても大切なことですね。

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