妊婦さんにヒールは危険?!ヒールを履くときの選び方・おすすめのタイプ

妊婦さんになってもおしゃれにこだわりたいママ。
妊婦さんでも仕事でヒール靴を履かなければいけないママ。
女性の綺麗な足元にはハイヒールがかかせませんね。
しかし、妊婦は転倒などの恐れがあるため、安定感のある靴が一番です。
一方どうしてもヒール靴を履かなければいけないとき、どんな危険性があり、どんな注意が必要となるのでしょう。
今回は妊婦さんにとってのヒールの危険性と、履く時のおすすめのタイプ、選び方をご紹介していきますね。
目次
妊婦さんがヒールを履く!?危険性は?
ではまずは妊婦さんがヒールを履くことにより起こりうる危険性についてです。
妊婦さんになると、これまでの体の状態からどんどん変化が見られます。
そのため、今までは普通だった生活から、上手にできなくなることもあります。
妊婦さんがヒールを履く事により及ぶ危険性は…
- 足のむくみ
- 足の疲れ・負担
- 転倒
の3つが大きなものとして挙げられますね。
むくみ
妊婦さんのほとんどが感じるむくみのトラブル。
手足のむくみが重症化し、時に生活の中で支障をきたす状態になってしまうこともあります。
足のむくみは妊婦さんにとって大きな悩みとなることは少なくないのです。
妊婦さんは、お腹の中の赤ちゃんに十分な栄養素を運ぶために、血液量が増えます。
すると、体内の水分バランスと血液のバランスが乱れてしまい、むくみが起こりやすくなります。
むくんでいる部分を動かすことでむくみは解消されます
筋肉を使うことで、足の下に溜まった血液が上部へと押し上げられるためむくみが解消します。
ところが、ヒールを履いていると、ふくらはぎの筋肉は上手に使われなくなります。
すると、足に溜まっている血液が上手に体内を循環できなくなり、むくみが悪化します。
また、足首も動かないため、リンパも滞り、むくみが悪化します。
さらに、スニーカーとは異なり、ヒールを履くと足の指が締め付けられてしまいます。
すると、締め付けにより更にむくみが悪化します。
体重による負担と疲れ
妊婦さんになると、どうしても体重は増えます。
赤ちゃんは小さくても、胎盤、羊水、血液量の増加、お腹に皮下脂肪もつくため、体重が急激に増加するのです。
すると、たった数キロ体重が増えただけでも、足にかかる負担が大きくなったり、疲れやすくなってしまいます。
スニーカーなどとは異なり、ヒールは地面に接する範囲が少ないため、足には体重を支えるための負担がよりかかります。
すると、ものすごく負担を感じ足が疲れてしまいます。
足への負担が蓄積していくと、血液の循環が悪くなったり、冷え性の原因となり、赤ちゃんに影響が及んでしまうこともあります。
転倒
妊婦さんがヒールを履くことで一番危険なのが、この転倒です。
転倒してしまうと、妊婦さんのママだけではなく、お腹の赤ちゃんにも影響が及んでしまいますね。
お腹が大きくなってくると、特に体はバランスを取りにくくなっています。
ヒールを履いて階段を登ったり、段差のあるところ、砂利道等を歩くと、これまでは平気だった人も、転倒しやすくなっています。
妊婦さんのヒールの選び方は?
妊婦さんはヒールのない靴を履いたほうが安心です。
しかし、どうしても履きたい、仕事で履かなければいけないという場合の選び方についてです。
ヒールの種類
ヒールには大きくわけて4つの種類がありますね。
- ハイヒール…約7㎝以上のヒールがある靴
- ミディアムヒール…7㎝以下のヒール
- ローヒール…約3㎝以下のヒール
- フラットヒール…1,2㎝のヒール
妊婦さんにおすすめのタイプは?
妊婦さんにおすすめのヒールのタイプとしては、
ローヒール又はフラットヒールとなりますね。
ローヒールやフラットヒールの中でも、かかと部分、靴底部分が多く、地面に足がしっかりと接するタイプのものがおすすめです。
チャンキーヒール
ピンヒールとはとなり、ヒール部分が太いヒール靴ですね。
ローヒールのもの、フラットヒールの物が多いタイプです。
地面に接する部分が多く、バランスを取りにくい妊婦酸でも、比較的安定した歩行が可能となります。
仕事、正装などでヒールを履くときはチャンキーヒールがおすすめですね。
ウェッジソール・インヒール
ウェッジソールは、くさび形の靴底という意味があります。
土踏まずもあり、かかとの部分が高いパンプスやソール部分のことですね。
ヒールが低いものが多くあります。
プラットフォーム
プラットフォームは厚底靴ですね。
一昔まえに流行ったタイプですが、現在は低めの底のないものがあり、違和感を感じること無くおしゃれに履くことができます。
ストラップパンプス
パンプスの足首、甲の部分にストラップがあります。
かかとに少し高さがあります、
フィット感があるので歩きやすいですね。
ヒールを選ぶときのポイント!
- ヒールの高さが低い
約3㎝以下のヒールを選ぶと良いですね。
- 地面との設地免疫が広い
できるだけ足の底が地面につくタイプの物を選ぶようにしましょう。
- 靴底の厚み
靴の底の厚みが少ない物を選ぶと安定し安全に歩きやすいですね。
まとめ
妊婦さんは、できるだけヒールのない安定感のある靴を履くのがベストですね。
しかしどうしても履きたい、履かなければいけないという場合は、注意点に気をつけ、妊婦さんにおすすめのヒールのタイプを確認してから履くようにしましょう。