赤ちゃんはハイハイをいつからするの?ハイハイをしない時の練習法!

赤ちゃんの大きな成長過程の1つの目安にもなるハイハイ。
赤ちゃんが行うイメージの強い行動ですね。
ハイハイをするようになると、大きな成長を感じられますよね。
しかし、我が子はなかなかハイハイをしないな…と感じると少し心配になりますね。
早くハイハイする姿をみたいなと思うこともあるでしょう。
赤ちゃんがハイハイをするのは生後何ヶ月頃からなのか、いつからするのが目安なのか気になって来ますよね。
またハイハイをし始めると、赤ちゃんの行動範囲は広がり、注意をしないと危険が及ぶ場面も増えてきます。
ハイハイをし始めたら気をつけるべき室内の環境づくりについても合わせてご紹介しますね。
今回は赤ちゃんのハイハイはいつからするのが目安なのか、ハイハイをなかなかしない時の練習法などについて詳しくまとめていきます。
目次
赤ちゃんがハイハイするまでに見られる成長段階は?
赤ちゃんがハイハイするまでの間には、いくつかの成長段階が見られます。
成長段階が見られると、そろそろハイハイするかな?という目安となるでしょう。
まずは首が座りますよね。
首がすわると寝返りをするようになります。
寝返りをし始めると、腕や腰の力がついてきます。
すると、ほふく前進のようなずりばいが出来るようになってきて、同時にお座りが出来るようになってきますね。
お座りが出来るようになってくると、赤ちゃんの背骨や体幹がしっかりとしてきます。
そのため腰や足の筋肉が成長し、行動が活発になってくるのです。
ずりばい、お座りが完璧に出来るようになってくると、四つん這いの姿勢で移動が出来るようになってきて、ハイハイができるようになります。
これってハイハイ?!
中には、膝をつかない状態で四つん這いで移動する、高バイと呼ばれる行動をする赤ちゃんもいますよ。
1つのハイハイです。
また、実はずりばいはハイハイの一種と考えられるため、乳児健診ではハイハイができていなくても、ズリバイができているとハイハイができていると判断されることが多いです。
ズリバイやハイハイがまだ上手にできないと、前進することはないものの、その場で回ったり後退したりということもあります。
それもまたハイハイの1つです。
一生懸命動く姿が見られるようになってきますね♪
赤ちゃんのハイハイはいつから?何ヶ月くらいから?
では赤ちゃんのハイハイはいつから出来るようになるのか、目安などをご紹介知ていきますね。
ハイハイが出来るようになる平均的な目安としては、生後8ヶ月頃からとなります。
しかし、赤ちゃんの体の発達には個人差があるのが当然ですよね。
ズリバイを始める時期が生後5,6ヶ月ころからと早いと、ハイハイも生後7ヶ月頃からハイハイをすることもあります。
逆に生後9ヶ月頃からハイハイをし始めるということもあります。
また、生後10ヶ月、11ヶ月頃までハイハイをしなかったという赤ちゃんも少くありません。
ハイハイをせずにつかまり立ちをし始め、一人歩きするようになるということもあるのです。
なかなかハイハイをする姿が見られなくても、あまり焦らずに成長を見守って行きたいですね。
赤ちゃんがなかなかハイハイをしない!!練習法は?
赤ちゃんがハイハイをなかなかしない時、不安になったり心配してしまいますよね。
しかし、赤ちゃんの中には、ズリバイやハイハイをしない状態で急につかまり立ちをするようになる赤ちゃんもいますね。
また逆につかまり立ちをすると共にハイハイをするという赤ちゃんもいるのです。
成長の段階の進みにも個人差がありますし、段階の順序にも個人差があります。
ハイハイをしないということは大きな問題ではありませんよ。
過度に心配しなくても大丈夫です。
ところがハイハイをしない時は一度生活の環境を改善することで、ハイハイをしだすこともあるのです。
無理にハイハイをさせようとしたり、練習を絶対にしなければいけないというわけではありませんが、環境を見直してみると、もしかしたらハイハイをし始めるかもしれませんよ♪
室内環境を見直す
部屋に物が多すぎる、部屋のスペースが狭いというような場合、ハイハイをなかなかし始めないことが多いのです。
一方、ある程度広く、物がないスペースがある生活環境にすることで、ハイハイをしだすことがあります。
また、ハイハイのコツを掴ませてあげると、すんなり出来るようになるということもあります。
コツを掴ませる
足を動かし方を手で誘導してあげたり、赤ちゃんの足が蹴り前にすすめるように、足の裏にパパママの手の平を当てるようにして支えてあげたりすると踏ん張りが効き前に進むというコツをつかめるのでおすすめです。
赤ちゃんがうつ伏せの状態で自分で顔を上げた時に、ギリギリ手の届かないところにお気に入りのおもちゃを置いてあげることで、頑張って掴もうとする時に前進しだすときもありますよ。
パパママがハイハイを見せる
楽しい雰囲気でパパママがハイハイをする姿を見せることで、赤ちゃんが真似することもあります。
自分もやってみようと思うようになったり、楽しそうだなと感じ始めることがあります。
また、兄弟がいる場合、お兄ちゃんやお姉ちゃんが楽しそうにハイハイをしてみせることで、一緒になってハイハイをしようとしだし、出来るようになることもあります。
無理にハイハイさせようと練習させることにより、股関節脱臼などの原因となってしまうこともあるため、一生懸命に練習を行う必要はありません。
ちょっとした工夫でハイハイをし始めることがあるので試してみてはいかがでしょう。
赤ちゃんがハイハイをし始めたら…安全対策を!注意点は?
赤ちゃんがハイハイをし始めたら、自宅の生活環境の中で安全対策をする必要があります。
行動が範囲が広がる赤ちゃんが怪我などをしないための注意点をご紹介していきます。
赤ちゃんが移動し、手が届くところに危険のある物がないかどうか確認しましょう。
また、ちょっとした段差も怪我の原因となることがあるので、注意が必要です。
ハイハイし始めたら掃除を入念に
ゴミやほこりが舞いやすい場所を赤ちゃんはハイハイします。
入念な掃除でゴミやホコリの影響を受けないようにしましょう。
誤飲に注意
誤飲も起こりやすくなるため注意が必要です。
- 電池
- 灰皿
- 画鋲
- 殺虫剤(置型タイプ、ホウ酸団子、蚊取り線香等)
- 石油製品
- 超酸性、強アルカリ性の科学製品(漂白剤、お風呂洗剤、除光液、ハイター等)
- 薬箱
等などは赤ちゃんの手の届かない場所に置き、落ちていない事をしっかりと確認する必要がありますね。
コンセントに注意
ハイハイを始めたら、コンセントにも注意が必要となります。
興味を持ちやすいものですが、感電などの恐れもあるため、コンセントカバーなどを活用し事故を防止しましょう。
角に注意
赤ちゃんがハイハイしていると、ローテーブルの角、テレビ台の角等などが危険です。ぶつかって怪我をしないように、クッションを置いて置いたり、角保護のためのゴムなどを付けて対策しましょう。
フェンスを設置
キッチンや浴室、階段から下の階、ベランダなどに出ていってしまわないように、ベビーフェンスやゲートを設置し、入れないようにして危険を防ぎましょう。
洗濯機
ハイハイしはじめると、いつのまにかつかまり立ちをするようになります。
ハイハイが安定してきたなと感じたら、洗濯機がドラム缶式の場合、必ず締めておくようにしましょう。
マットやカーペット
ハイハイを始めたら、頭を強く打ってしまうということもあります。
フローリングの場合はなおさらです。
マットやカーペットなどを敷き、頭を打たないように予防しましょう。
ただし、こまめな掃除でダニやカビなどを増やさないように注意が必要です。
机の上や窓にも注意
ハイハイをし始めると、あっという間につかまり立ちをするようになるという事が多いのです。
あれ?!と驚くほどに、さっきまでしていなかったのに何かに捕まって立っているということも少くありません。
ハイハイをし始めたら、いつつかまり立ちをしても危険がないように、机の上に置くものにも注意が必要ですね
誤飲の原因となるもの、はさみやペンなどの危険が及ぶものなどは置いておかないようにしたほうがよいですね。
また窓のカギは締めておくようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんがハイハイをし始めるのには個人差があります。
目安としては、8ヶ月頃となりますが、早かったり遅かったりしても過度の心配は必要蟻ません。
ゆっくりと成長を見守ってあげたいですね。
また、もし心配なときは、乳幼児健診などで相談してみるとよいでしょう。
ハイハイをしはじめると、行動範囲が増え、落下などの危険も高まるので、寝かせる場所、座らせる場所などにも注意しながら、一時の可愛いハイハイ期を堪能したいですね♪