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正常に排卵していない?!無排卵月経の特徵は?妊娠準備のために知っておくべきこと!

子供が欲しい、自然妊娠したい、毎月しっかりと生理が来ているのにも関わらず、なかなか妊娠できないという場合、無排卵、排卵がしっかりと正常にされていない場合があります。

生理があるのに、排卵していないと、無排卵月経となり、妊娠が難しくなってしまいます。

そこで今回は、無排卵について、無排卵月経の特徵や妊娠するための準備についてご紹介していきますね。

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無排卵月経とは?

無排卵月経は、毎月の生理がしっかりと来ているのにも関わらず、排卵していない状態を指します。

無排卵周期症と呼ばれることもあります。

生理は規則的に来ます。

そのため気づきにくいのです。

しかし、排卵障害が起きているので、不妊症の原因となってしまうのです。

妊娠できないため、不妊治療をはじめて気づくということもあります。

30代以降の女性は無排卵月経が多くなる傾向があります。

無排卵月経の症状や特徵について

では無排卵月経の症状や特徵についてご紹介していきますね。

毎月の生理周期

毎月の生理周期が異なるという特徵があります。

無排卵月経の場合、生理周期が一定ではない傾向があります。

安定しにくく、周期が早すぎて月に何回も生理が来たり、周期がおそすぎて年に数回しか生理が来ないという場合もあります。

生理周期が毎月異なるという特徵は無排卵月経が疑われますね。

経血の量が少ない、ダラダラ出血する

生理の際、経血の量が少なかったり、ダラダラと出血するという特徵もあります。

また、逆に経血の量が多い場合も注意が必要ですね。

経血の色

経血の色が、一般的な経血の色よりも色味が暗いという特徵もあります。

赤黒い感じ、茶色い感じ、ドロっとした感じがします。

また、周期が近い場合は、さらっとした経血の場合もあります。

ダラダラの経血が続く場合も無排卵月経の場合が多いため、一度受診してみたほうがよいです。

生理痛

生理痛が無いと言う特徵もあります。

無排卵月経だと、腰の痛みや吐き気や頭痛などの不快な症状が起こらないことが多いです。

低体温

基礎体温が低体温という特徵もあります。

基本的に排卵の際、黄体ホルモンが分泌するため、基礎体温が上昇します。

しかし、無排卵月経の場合は、黄体ホルモンが分泌されないため、体温が上昇する事無く、常に低体温の場合が多いです。

更年期

45歳ころになり、更年期になると、生理があっても無排卵であるということが多いです、

卵胞数が減少するため、毎月生理が起こっていても、実際に排卵している回数は年に数回という場合があります。

無排卵月経の可能性がある生理

では無排卵月経の可能性がある生理の状態についてです。

頻繁月経

まずは頻繁月経です。

生理周期が短いのが特徵です

24日周期ほどの短さで、月に複数回生理が来ます。

稀発月経

稀発月経の場合は、生理の周期が長い特徵があります。

39日以上空き、年に数回しか生理が来ないと言う場合もあります。

生理が全く来なくなってしまうこともあり、無月経に発展することもあります。

過短月経

過短月経となる場合もあります。

生理が始まっても、約1日から2日程度で終わってしまいます。

過少月経

過少月経の場合、生理の出血量が少ないです。

また赤い経血もなく、茶色いおりものが続く程度の生理の場合もあります。

過長月経

過長月経の場合もあります。

一度の生理が長く続きます。

少量の血が10日以上ダラダラと続きます。

過多月経

過多月経の場合は、月経の血が非常に多いです。

1時間に1回はナプキンを変えなければいけないほど血の量が多くなります。

夜用のナプキンでも追いつかず、下着や洋服が汚れてしまうと言うことも多い傾向がありますね。

無排卵月経の原因は?

無排卵月経の原因としては、複合的な要因により起こります。

卵巣の機能が低下するため、排卵できない状態が起こってしまいます。

脳内の中枢部分、または卵巣機能の異常により起こります。

通常、脳から卵巣に女性ホルモンの分泌を促すと生理が来ます。

しかし、何らかの原因により、脳からの指示が出ず、卵巣機能がうまく働きません。

すると生理不順や無排卵月経が起こってしまうのですね。

無排卵月経が起こる要因とは...

では無排卵月経が起こる要因についてです。

生活習慣

まずは生活習慣が挙げられますね。

日々の食生活、運動不足、生活習慣が乱れると、無排卵月経が起こりやすくなってしまいます。

食生活の面では、ダイエットや偏食、夜間の食事、間食などが影響します。

夜更かし、睡眠不足なども影響します。

不規則な生活を過ごしていると、負担は身体にもかかり、脳内にトラブルが起こり、卵巣機能が低下し、無排卵月経などが起こります。

喫煙

過度の喫煙も影響します。

喫煙習慣、ヘビースモーカーだと、無排卵月経になりやすい傾向があります。

できるだけ喫煙は控えた方がよいです。

ストレス

ストレスも原因となります。

仕事関係、対人関係など、ストレスが影響し、無排卵月経が起こることがあります。

また、精神的なストレスだけではなく、身体への疲れも脳がストレスと感じ、影響することがあります。

副作用

薬の副作用が影響し無排卵月経になってしまうこともあります。

抗神経薬、制吐薬などを服用している場合、影響し無排卵月経が起こる傾向があります。

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群の場合、卵巣の中にある卵子の入った袋がいくつもできてしまうことにより、排卵障害が起こります。

病態が原因で排卵がうまくできず無排卵となってしまうのですね。

生理がある20代から40代の間で約6から8%の確率で起こると言われています。

この場合は、排卵誘発剤による治療が必要となります。

排卵誘発剤を使用すると、自然に排卵が起こるようになり、正常な状態へと戻ります。

無排卵月経の検査方法は?

では無排卵月経の検査方法についてです。

自分で調べる

自分で調べる方法もあります。

排卵検査薬や基礎体温を計ることにより自分で調べることができます。

排卵検査薬では、尿にふくまれている黄体ホルモンに反応し、排卵日を予測することができます。

検査するためのキッドはドラックストアや通販でも手に入れることができます。

しかし、卵子が成長しているのに排卵できない場合もあり、その場合は黄体ホルモンの濃度は高くなるので、無排卵なのに排卵検査薬で陽性が出るという場合も多いので注意が必要ですね。

基礎体温をつける方法の場合は、毎日計測結果をグラフ状にすることで判断できます。

基礎体温を数ヶ月はかり続け、正常だとグラフが二重になります。

しかし、平坦な状態が続くと言う場合は、無排卵月経の可能性が高いと判断できます。

病院で調べる

病院で調べる方法もあります。

基礎体温、生理不順の申告、排卵検査薬での判断だけではなく、血液検査などその他の検査も行なわれます。

血液検査では、血中のホルモンの値が調べられます。

血中に女性ホルモンが常に分泌されているかどうかにより判断去れます。

超音波検査も行なわれます、

超音波検査では、卵巣の中にある卵胞の大きさが調べられます。

卵胞の大きさが2センチ以上大きくなると、排卵している可能性が高いものの、ソレ以下だと無排卵の可能性が高いと判断されます。

無排卵月経の治療方法について

無排卵月経の治療方法についてです。

生活習慣の改善

まずは生活習慣の改善ですね。

ダイエットなどが気づかないうちに自分のストレスになってしまっていることがあります。

一日三食しっかりおT食べて、適度な運動を行い、正しい生活習慣で過ごすとよいです。

大豆食品

大豆食品を積極的に摂取するとよいです。

大豆に含まれている大豆イソフラボンを摂取することにより、ホルモンのバランスが整い、改善になります。

納豆や味噌、豆乳などにより摂取してみましょう。

たんぱく質とビタミンB6

たんぱく質とビタミンB6も摂取したほうがよいです。

カツオやマグロなどの赤身魚、肉類の場合はささみなどから上手に摂取することができます。

カツオ、いわし、牛レバーなどに含まれているビタミンB6を摂取すれば、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌に働きかけるのでより良いです。

また、ビタミンB6は精神不安を取り除く効果もあり、ストレスの解消にも役立ちます。

ビタミンe

ビタミンÈも摂取したほうがよいです。

アーモンドやかぼちゃ、アボカドやモロヘイヤ、鶏卵、魚卵などに含まれているビタミンÈを摂取するとよいです。

黄体ホルモンの生成に必要なビタミンなので、無排卵月経の改善に繋がります。

若返りのビタミンとも呼ばれていて、美容にも良い効果を与えて暮れたり、抗酸化作用により、卵子の老化予防にも繋がります。

漢方

漢方による治療という方法もあります。

生理不順を改善するため漢方があるので、専門機関で相談してみるとよいです。

  • 当帰芍薬散
  • 加味逍遙散
  • 桂枝茯苓丸

の3つは婦人科でもよく処方される漢方です。

排卵誘発剤

排卵誘発剤により排卵を促すこともあります。

病院での治療の一環として処方されますね。

クロミッドやセキソビットなど、の内服薬が一般的ですね。

飲み薬では改善されないという場合は注射で誘発させるという方法の場合もあります。

ホルモン剤

ホルモン剤により改善を促す方法もあります。

ピルやホルモン剤により、ホルモンのバランスが安定させられます。

排卵誘発剤と異なり、直接的に排卵を促すわけではありません。

ホルモンバランスを整えることにより、自然の排卵を促すという方法になります。

ホルモンバランスが整うことにより、生殖機能が正常に働いてくれるようになり、排卵が正常に自然に起こるようになります。

まとめ

無排卵月経が疑われる場合、まずは婦人科に受診することをおすすめします。

無排卵月経の場合、妊娠はうまくいきません。

妊娠するための準備を行いましょう。

また、無排卵月経が疑われる場合、基礎体温表をつけたり、月経の量や日にちなどを記録しておくと、受診する際役立ちます。

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