子供の昼夜逆転生活の治し方とは?子供にとっての睡眠と夜眠らなければいけない理由?!

子供の昼夜逆転に悩んでいませんか?
私は長男が0歳から2歳頃まで昼夜逆転が酷く悩みました。
夜眠れない日が続くと、身体の面でも精神的面でもかなり辛かったことを覚えています。
しかし、昼夜逆転を治す方法を知ってから、その悩みからは解放され、次男と3人目の長女の時は昼夜逆転に悩むことは無くなりました。
少しでも昼夜逆転生活に悩んでいるママへ、その方法をご紹介したいなと思います。
更に、夜眠らなくて昼間眠っているし、一緒に昼夜逆転生活でもいいのでは?と思う事はありませんか?
しかし、人間は夜眠るという事がとても大切だという理由があるのです。
子供にとって睡眠はとても大切な事なのですね。
目次
子供にとって睡眠が大切な理由
子供にとっての睡眠はとても大切な意味があります。
子供の脳というものは、まだ体と同様に発達途上です。
そのため、しっかりと成長するためにも、睡眠はとても大切なのです。
新生児は1日16時間~18時間程度の睡眠、3歳児くらいになると12時間程度の睡眠が必要だと言われています。
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠というものがあり、ノンレム睡眠は体の発達へと繋がり、レム睡眠は脳を発達させてくれます。
睡眠時間が減ってしまったら?
睡眠時間が減ってしまうと、子供は忍耐力が無くなってしまったり、怒りやすい子供になってしまいます。
また集中力も低下してしまい注意散漫になってしまいます。
食欲がなくなってしまうこともありますよ。
また短く浅い睡眠ばかりを続けていると、精神的疲労を子供でも感じ、ストレスが溜まり子供もうつ病やチック症というものになってしまう事すらあります。
夜寝なければいけない理由とは?
人間の体内時計というものは、光により調節されているのです。
太陽の光を浴びることで朝であると体は感知し、光が無くなると夜と判断しメラトニンというものが分泌され始め眠くなってきます。
体内時計が乱れてしまうと、自律神経の乱れが生じ、身体にも精神的にも様々な悪影響が及ぶのです。
昼夜逆転生活の治し方とは?【朝編】
昼夜逆転生活の治し方をご紹介します。
ポイントとしては体内時計を正確に直してあげることとなります。
また、目安としては朝8時までには起きると良いですね。
朝日を浴びよう!
まずは朝日を浴びる生活を始めましょう。
朝日を浴びることで体内時計のリズムを変えて整えることが出来ます。
カーテンを開けるだけでも良いのですが、できれば庭やベランダに一緒に出て、全身で光を浴びましょう。
部屋の電気をつけるだけでもいいのでは?と思うかもしれませんが、部屋の電気と太陽の光を比べると、電気の光は太陽の光の10分の1の明るさしかなく、たとえ曇っていたとしても、太陽の光のほうが明るいのですね。
体がシャキッとするような外の風も一緒に浴びて親子共にスッキリしましょう。
朝に楽しみを作ろう!
ただただ朝早起きさせられるだけというのは子供も嫌がってしまうことがあります。
特に2歳以上のお子さんの場合、朝なかなか起きてくれないという事があるでしょう。
大人も同じですよね。
楽しみがある日の早起きはできても、何もない日に早起きしたいとは思えませんね。
朝にすっきりと進んで起きることが出来るように、朝に出来る楽しみを作ることをおすすめします。
例えば、朝は庭でママと一緒に光を浴びながら歌を歌って踊っちゃう♪
野菜を自宅で作って朝はママと水やりをする!
野菜が出来たら朝に収穫して食べる!
などという楽しみを作りましょう。
昼夜逆転生活の治し方【昼編】
昼間はお昼寝をしますね。
このお昼寝も昼夜逆転を治すために気を付けなければいけないことがあるのです。
お昼寝は部屋を暗くしない
お昼寝の時お部屋を暗くしていませんか?
お昼寝の時はお部屋を暗くしないほうが良いのです。
お部屋を暗くしてしまうと、体内時計が狂ってしまいます。
外の光を入れたままのお昼寝がよいですよ。
お昼寝の時間帯は?
お昼寝は長くても3時間までにしましょう。
時刻の目安としては15時にはお昼寝を切り上げてください。
あまりにも長く寝てしまったり、15時を過ぎても寝かせておいてしまうと、夜眠れない状態になり、昼夜逆転が治せなくなってしまいます。
昼夜逆転の治し方【夕方編】
夕方の過ごし方も昼夜逆転生活を治すために大切です。
体を動かそう!
昼夜逆転生活を治すためには、午後も体を動かすことを意識したほうが良いです。
午前中は公園へ遊びに行ったものの、午後は自宅で過ごすというご家庭も多いですよね。
しかし、できれば午後も体を動かしたほうが、夜スムーズに寝られるようになります。
例えば、お昼寝後にスーパーへお買い物に一緒に行く、自宅周辺をお散歩する、お庭で運動するなどでも良いですね。
昼夜逆転の治し方【夜編】
夕方から夜にかけて普段どう過ごしていますか?
寝るまでの時間帯は寝る前の準備に徹しましょう。
明るい光を避ける
お部屋の電気の明るさを明るくしている場合は、少し暗めに設定しましょう。
また、テレビなども見すぎないように気を付けたほうが良いです。
夜寝るまでに強い光を見ていてしまうと、神経が高ぶります。
すると睡眠にスムーズに入ることが出来なくなってしまいます。
出来るだけ強い光は避け、柔らかい光の中で過ごすようにしましょう。
夕食・入浴は早めに済ませる
スムーズに睡眠に入るためには、夕食と入浴を早めに済ませておくことも大切です。
夕食が遅くなってしまうと、胃腸が活動しているため、眠りにくい状態となってしまいます。
出来れば最低でも就寝2時間前までには済ませておきましょう。
また、入浴も寝る直前にしてしまうと、神経が高ぶり眠れなくなってしまいます。
早めに入浴し、湯温度もあまり高くしないほうが(約40℃以下)、眠りやすい状態を作ることが出来ますよ。
入浴も最低でも1時間から2時間までに済ませておきましょう。
早めにお布団へ
子供は寝なさいと言ってもすぐには眠れないという事が多いのです。
大人でもすぐに寝付くのは難しいという人も多いほどですものね・・・。
子供は20時から21時ころまでに寝るのがベストです。
寝付くまでに時間がかかるという事も考慮し、早めにお布団へ入ってゆったりしましょう。
寝た!!のに深夜に起きた・・・。
深夜に起きてしまい、お目めパッチリという事はありませんか?
そんな時は、照明をつけずに対応するか、暗めの照明程度にしましょう。
明るい光を浴びさせてしまうのは避けなければいけません。
電気をパッと付けてしまうと、目が覚めてしまい眠れなくなってしまいます。
体内時計も狂ってしまい、昼夜逆転生活を治すことが出来なくなってしまいます。
また、スマートフォンなどの光で照らすのも刺激となってしまうのでやめましょう。
読書灯などの優しい光をおすすめします。
まとめ
昼夜逆転してしまっているとママも辛いですよね。
そこで子供の成長にも関わるというような情報を目にすると、より気持ち的に辛くなってしまうかもしれません。
ここでその情報をご紹介した私が言うのもなんですが、焦らずゆっくり治していきましょう。
私もそうでした。
悩んでいるときに、夜寝かせないと大変な事になってしまうなどという話や指摘を受けると、より辛くなったり寝かしつけの際焦ってしまい、無駄にイライラしてしまうのです。
今回ご紹介した方法を最初は全て上手く行かなくても大丈夫です。
少しずつ生活に取り入れていきましょう。
徐々に生活リズムが改善され整っていきますよ。
あんなに夜眠れなかった長男も、今では生活リズムが整い、自然と夜になると眠くなり、朝は起こさなくても同じくらいの時間帯に起きてきますよ。
0歳から2歳くらいまでは他にもこんな悩みがありませんか?
参考にしてみてください。