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妊娠中に法事に出席するのは大丈夫?!出席する際の注意点や欠席する際のマナー!

妊娠中に法事に出席するということに関して、賛否両論がある問題です。

妊娠中に法事があるという場合、出席してもよいのでしょうか。

出席するときに気をつけたい注意点や欠席する際のマナーなどについて詳しくご紹介していきますね。

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法事

亡くなった故人を偲び、冥福をいのるための式典が法事ですね。

宗教や宗派により、内容などは異なります。

仏教だと、葬式後の四十九日までの間は、7日ごとに法要があるという形です。

四十九日が過ぎてからは、喪明けと言われ、その後年忌法要が行なわれます。

遺族だけではなく、親族、友人、知人が参列するというのは、一周忌、三周忌、くらいまでですね。

法事の主な流れとしては、お墓参り、読経、焼香、会食ですね。

妊娠中に法事に出るということは、、、

妊娠中、お腹に赤ちゃんがいる状態で、葬儀や法事に出席するということについて、地域ごとに色々な迷信があります。

田舎のほうだとより多く、葬儀や法事に妊婦さんが参列すると、赤ちゃんが連れて行かれてしまうから、参列しないほうが良いなどと言われています。

また、妊婦さんが葬儀や法事に出席するときは、死による穢れを跳ね返すためにと、お腹に鏡を入れておき出席するという方法もあります。

科学的根拠はなにもなく、言い伝えです。

そのため、気になる方は出席しませんし、遺族の方から欠席するようにと言われることがありますね。

妊娠中に法事に出席する際の注意点とは?

では妊娠中に法事に出席するい際の注意点についてです。

体調を考慮する

まず一番大切なことは、体調です。

長時間同じ姿勢でじっとしていたり、気分が悪くなったときでも、周囲の人に話したり、立ち上がりにくい雰囲気の時もあります。

妊娠初期でお腹が大きくないときは、より体調を気遣ってくれるというようなこともないですね。

つわりで気持ちが悪いのに、じっとしているということはとてもつらいことです。

妊娠中に行なわれる法事の故人との関係にもよりますが、妊娠中で体調が悪いのに、無理して出席するのはおすすめしません。

また、どうしても欠席することができないという場合は、周囲の人に、妊娠中であり体調が優れないということを事前に説明しておきましょう。

妊娠後期は欠席を!

妊娠後期でお腹が大きくなってからの法事は、基本的に欠席することをおすすめします。

じっとしているだけでも辛いですし、なかなかお手伝いもできませんね。

転倒などの危険もあります。

いつ生まれても良いという状態なので、法事中に陣痛が来るという可能性も無きにしもあらずです。

妊娠後期の法事はできる限り欠席することをおすすめします。

どうしても出席しなければいけないという場合、法事会場が近ければですが、かかりつけの産婦人科まで、法事会場から1時間以上かかるという場合は危険なので出席は避けましょう。

出席する場合、陣痛などがきた場合、送迎してくれる人、病院までの道のり確認などの事前準備をお忘れなく。

匂いへの対策

法事では、お料理の匂い、アルコールの匂い、お線香の匂いなど、狭い空間に色々な匂いが充満します。

妊娠中だということを気づかずに、タバコを近くで吸う人もいます。

お寺独特の匂いもありますね。

そこで妊娠中、匂いつわりで匂いに敏感だと、すぐに気持ち悪くなってしまいます。

耐えられず嘔吐してしまうこともあるでしょう。

出席する場合は、窓の近くに座るようにする、気分が悪くなったときにすぐに立ち上がり部屋から出ることができる場所にいる、空気清浄機の近くに座るなどの匂い対策をおこないましょう。

マスクの着用

法事のときは、狭い空間に大勢の人が集まりますね。

風邪やインフルエンザが流行っている時期だと、あっという間に感染してしまいます。

妊娠中に感染症にかかってしまうと、赤ちゃんへの影響もあるので、十分な注意が必要です。

マスクを着用し感染症を防ぎ、手洗いやうがいも徹底しましょう。

マスクは匂い対策にもなりますね。

服装

妊娠中ということで、服装は着心地がよく、できるだけ楽な物を選びましょう。

体を締め付けてしまうような服装は避けましょう。

お腹が大きくなってからも着ることができる喪服があるのであればよいのですが、サイズが合わない場合は、マタニティー用の礼服が必要となりますね。

ただし、一度きりしか着ないというようなこともあるので、わざわざ用意をするのはもったいないということもありますね。

その場合は、マタニティー用の黒や紺やグレーなどの控えめな色のウェアを活用し着るとよいでしょう。

またパンプスなどは危険なので、ヒールが低いものやフラットシューズを選択しましょう。

法事の会場が意外と寒いなどということもあるので、一枚羽織ることができるカーディガンやブランケットを用意しておくのもよいですね。

部分参加

どうしても妊娠中でも法事に出席しなければいけないとい場合、全部に出席するのではなく、部分参加でも良いです。

お墓参りをしてお経を上げ、焼香してから会食という流れが基本です。

すべてに参加しなければいけないということはないので、体調を考慮し、参加できる部分だけ参加しましょう。

例えば、お墓が山の上のほうにあるという場合、妊娠中で登るのは厳しいので、参加しないほうがよいですよね。

雨が沢山降っているという場合も転倒の恐れがあるので参加を控えたほうがよいです。

ずべてに参加するのではなく、体調を最優先に考え参加する部分を決定しましょう。

会食だけという形でも大丈夫です。

妊娠中に法事に参加する際の持ち物とは?

では妊娠中に法事に参加する際に持っておいた方がよい持ち物についてです。

大きめのハンカチ

まずは大きめのハンカチを持っていきましょう。

気分が悪くなったとき、暑くて汗をかいたときなど、大きめのハンカチがあると助かります。

また、自分にとって嫌な匂いがするときに、大きめのハンカチがあると鼻や口をさっと抑えることができてよいですね。

自分が気に入っている香りをハンカチにつけておくのもよいですね。

気持ち悪さを軽減するために、柑橘系の香りなどをつけておくとよいですよ。

お菓子

食べつわりでお腹がすくと気持ち悪くなってしまうというような場合は、すぐに口に入れてサッと食べることができるお菓子を持っておくとよいですね。

グミなどがおすすめです。

口の中をすっきりさせることができるミント系のガムもよいですね。

また、妊娠中、低血糖になりやすく、立ちくらみやめまいに襲われることがあるので、ブドウ糖が主成分である飴を持っておくのもよいです。

ただし、法事の読経の最中などに食べるのはマナー違反なので、どうしても空腹で気持ちが悪いという場合は、部屋から一度出てから食べましょう。

包装紙がバリバリガサガサなってしまうようなお菓子は避けたほうがよいですね。

咀嚼音が大きいお菓子も避けましょう。

飲み物

法事中、空調で部屋が乾燥してしまっていることが意外と多いので、こまめに水分補給ができるように飲み物をもっておくとよいです。

妊娠中はより喉が乾きやすく、水分不足にも陥りやすいので、こまめに飲みましょう。

お茶、水、レモン水、等をもっておくとよいですね。

靴下

お寺などでは煖房がついていても寒いときがあります。

冬は特にです。

夏も足元が冷えないように、必ず靴下を履きましょう。

ストッキングだけだと冷えてしまます。

厚手のタイツや黒い靴下を着用しましょう。

また、冷え防止のために、ストール、ひざ掛けなどもおっておくとよいですね。

お腹が冷えないように腹巻きをしておくのもおすすめです。

椅子に座る

法事の際、高齢の方、足が悪いかたには椅子が用意されます。

和室でも低めの椅子が用意去れます。

妊娠中はお腹が大きいと、正座で足やお尻の血流が悪くしびれやすくなります。

妊娠中であるということを話し、椅子に座らせてもらうようにしましょう。

妊娠中に法事を欠席するときのマナー

妊娠中にどうしても体調が優れず欠席する時のマナーについてです。

旦那さんの実家の法事を欠席する場合

旦那さんの実家や親戚の法事を欠席する場合のマナーについてです。

特に田舎で親戚づきあいや近所付き合いが密接である、厳格な家柄であるという場合、旦那さんの妻が法事に欠席するとなると、非常識だなんだと文句を言う人がいる場合があります。

しかし、どうしても無理して出席しなければいけないというものではありません。

悪い印象を残さないために、直前ではなく、前もって妊娠しているため欠席するというようなことを伝えておくようにしましょう。

体調が思わしくないことを伝えたり、旦那さんの方から伝えてもらうのもよいですね。

お腹が大きくないのだからまだ大丈夫だなんてことを言う人もいますが、早産や流産などのリスクもあったり、つわりがとてもつらい時期です。

文句を言われても、赤ちゃんのために無理に出席せず、欠席しましょう。

また、法事を 欠席する場合、お詫びの電話、ご仏壇前の供花、お供えを前もって用意して送っておいたりいするとよいですね。

また、旦那さんだけでも出席したほうが良いと言われた場合は旦那さんだけ出席しましょう。

自分の実家の法事を欠席する場合

自分の実家の法事を欠席する場合、自分と近い間柄だと無理してでも…と思ってしまいますが、優先すべきはママの体と赤ちゃんです

体調が悪いときは無理に出席せず欠席してください。

自分の実家の場合も事前に欠席の電話等をおこなっておきましょう。

まとめ

妊娠中でも法事があるとなると、出席しなければ…!という気持ちになってしまいますが、最優先すべきはお腹の赤ちゃんとママの体です。

無理してまで出席せず、欠席するという選択もありです。

また、出席する場合も部分出席などにして、体に負担がかからないようにしましょう。

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