妊娠中でもアイスを食べても大丈夫?アイスがやめられない方必見!
妊娠中、何も食べられないのにアイスなら食べられる。
冷たさが気持ちいい。
すっきりする。
暑い夏も寒い冬もアイスが大好きで、妊婦なのにアイスを辞められないということがあります。
しかし、妊娠中は体を冷やさないようにすべきというような事を聞くと、アイスはやめなければいけないのではないかと不安になりますよね。
そこで妊婦なのにアイスがやめられないとき、アイスを食べても大丈夫なのか、食べるときの注意点や食べるアイスの種類などについて詳しくご紹介していきますね。
目次
アイスの種類について
アイスには種類があります。
法律に基づき、4つの種類があります。
種類別アイスクリーム
乳固形分/15.0%以上
乳脂肪分/8.0%以上
最も濃いミルクの風味を感じることができます。
種類別アイスミルク
乳固形分/10.0%以上
乳脂肪分/3.0%以上
牛乳と同じくらいの栄養分となります。
程よいミルクの味を感じることができます。
種類別ラクトアイス
乳固形分/3.0%以上
乳脂肪分/0%
ラクトアイスは植物性脂肪が使用されていることが多いアイスです。
さっぱりとした口当たりです。
種類別氷菓
乳固形分も乳脂肪分もほとんどなしとなります。
果汁を凍らせたものなどが氷菓に当てはまりますね。
アイスクリームは種類別に成分も口当たりも異なるのですね。
濃いミルクを感じたいのならアイルクリームやアイスミルク。
さっぱりとしたアイスがよいうという場合はラクトアイスや氷菓を選ぶとよいですね。
妊婦でもアイスを食べて大丈夫?!量は…。
妊婦さんとなり、つわりで何も食べられないものの、アイスならなんとか食べることができるという場合もありますね。
アイスクリームやアイスミルクの場合は、カルシウムが含まれているため、間食することでカルシウムを補給することができます。
選ぶアイスによってはよい栄養補給アイテムとなるのですね。
胎児への影響は?
アイスを食べることにより、乳製品、卵などを食べると、赤ちゃんがアレルギーになるのでは?!という心配が浮上しがちです。
しかし、ママがアレルゲン除去食を妊婦中に食べてたからといって、アレルギーの発症を抑える効果はないと言われているのです。
そのため、妊婦中にアイスを食べたからと行って、胎児がアレルギーになってしまうということはないといえますね。
体が冷える?!糖尿に注意?!
アイスを食べることにより、アイスは糖分が多く含まれているため、妊婦中の妊娠高血圧や妊娠糖尿などが起こる可能性は否めません、
また、アイスにより体が冷えてしまいます。
体重の増加、体の冷えが気になるので、食べる量には注意が必要ですね。
食べてもよい量としては、最高でも1日1個までとしましょう。
妊娠中にアイスを食べないほうがよい日がある?!
妊婦さんでも、アイスの食べる量に注意すれば、特に問題なく食べることができます。
しかし、そんな中、食べないほうがよい日があります。
妊婦健診の前日
妊婦健診の前日、又は当日にアイスを食べるのは控えた方がよいいですね。
糖分が高い物を食べてしまうことで、尿検査にて尿糖が+となりやすくなります。
すると妊娠糖尿病を発症していないか否かの検査をうけなければいけなくなることがあります。
本当に妊娠糖尿病で尿糖が出ている場合は、その検査が無駄になりませんが、前日のアイスのせいで尿糖が+となるのを避けるためにも、前日又は当日は食べるのを控えましょう。
妊娠中は血糖値が高くないときも尿糖が出る場合があります。
もちろん糖分を 完全に制限すべきというわけではありませんが、糖分の摂取のしすぎには注意したいところですね。
就寝前
就寝前のアイスの摂取は控えましょう。
日本アイスクリーム協会では、アイスを食べるタイミングとして、もっとも多いのが午後のおやつだと言われています。
就寝前にアイスを食べるという割合は全体の4,7 %ほどであり、そう多くはありません。
しかし、妊娠中は寝る直前までなにか食べたいという衝動に襲われてしまうことがありますね。
寝ている間、体では、副交感神経が働くため、エネルギーを体に溜め込みやすくなります。
そのため、食べた分のエネルギーを消費することができず、体重が増えてしまう原因と鳴りやすいのです。
また、血糖値の上昇にもつながってしまいます。
アイスは就寝前、2,3時間前くらいまでにとどめておきましょう。
風邪
風邪を引いた時、アイスを食べたくなりますよね。
しかし、妊婦さんの風邪は悪化させずに早く体を回復させるためにも、悪化の原因となることは極力避けたいものです。
風邪を治すためにん、免疫を活性化使用として、熱が出ているため、無理にアイスなどで体を冷やしてしまうと、風邪が治りにくくなってしまいます。
どうしてもアイスしか食べられないという場合はしょうがありませんが、できるだけ避けたほうがよいですね。
貧血
アイスや氷菓子を食べたい衝動に駆られる場合、氷食症の可能性が考えられます。
凍った物を頻繁に食べたくなる場合、氷食症の可能性がある場合、医師に相談しましょう。
氷食症で愛すを頻繁に食べていると、氷以外の食事量がより減ってしまうため、更に鉄分不足となります。
悪循環に陥る前に相談することが大切ですね。
妊娠中に避けるべきアイスの味は?
ラムレーズン
妊娠中、ラムレーズンのアイスは控えたほうがよいです。
調理に使用されるお酒は加熱すれば問題ないものの、アイスの場合は注意が必要ですね。
ハーゲンダッツのラムレーズンの場合、アルコール分は1,6%と表記されています。
アルコールが含まれているアイスは妊娠中は避けたほうがよいですね。
ただし、知らず知らずに食べてしまったという場合、ラムレーズンのアイスを1つ食べたうらいであれば、赤ちゃんへの影響は少ないといえます。
神経質になることはないでしょう。
心配な場合は医師に相談してみましょう。
抹茶アイス
抹茶アイスは人気の高い味ですね。
妊娠中はカフェインが気になるところです。
世界保険機構(WHO)では、妊婦のカフェインの摂取は1日に200から300㎎以下までと推奨されています。
抹茶1杯あたり、48㎎が含まれていますね。
抹茶アイスの場合は、カフェイン量は抹茶1杯よりも少くなります。
そのため、大量に食べ過ぎなければ心配ありませんね。
1日1個くらいの抹茶アイスであればあまり心配しなくても大丈夫です。
しかし、抹茶の味がとっても濃いアイスや抹茶そのものがアイスに振りかけられいるアイスなどの場合は気をつけたほうがよいでしょう。
妊婦がアイスを食べる際の注意点は?
では妊婦がアイスを 食べる際の注意点についてです。
食べ過ぎ注意
食べ過ぎには注意しましょう。
アイスは口の中で解けてしまうため、あまり満腹感を感じません。
しかし、糖分や乳脂肪は多いので、お菓子にすると結構な量を食べていることとなります。
食べ過ぎには注意しなければ、体重の管理に影響が出てしまいます。
また、腹痛や下痢の原因にもなってしまいます。
1日1個、1日200キロカロリー程度までに抑え、食べる量に注意しましょう。
体の冷え
体の冷えにも注意が必要です。
妊娠中は、運動不足、ストレスなどにより、結構が悪くなってしまい、ただでさえ冷え性になりやすくなります。
アイス、冷たい飲み物は冷え性を悪化させてしまいます。
冷えが気になる日はアイスを控えましょう。
また、体を冷やさないために、味噌、しょうが、根菜類を摂取するようにしましょう。
どうしてもアイスが食べたい、アイスが辞められないという場合は、くるぶしの当たりを温めながら食べるとよいです。
まとめ
妊婦さんがアイスを食べる事自体は悪いことではありません。
しかし、食べる量には注意し、体重増加や冷えの原因とならないように気をつけましょう。
妊婦さんの間は、アイスは1日1個までと決めましょう。
好きなアイスを我慢して、大きなストレスを感じるのは避けたいところです。
正しい食べ方で楽しみましょう♪