子供のインフルエンザ予防!子供を守る効果的な対策法とは?おすすめ予防グッズ・食べ物

寒い時期になると、インフルエンザが毎年大流行しますね。
子供が感染してしまうと、症状に苦しみ可哀そうで仕方が無くなりますし、出席停止になる病なので、仕事もどうしようかと悩みますよね。
特に幼稚園や保育所、小学校に通う兄弟がいるなどという環境にいると、よりインフルエンザへの感染の可能性は高まりますね。
更に一人がインフルエンザになってしまうと、兄弟のいる家族は辛いですよね。
次々と感染してしまい、最終的にママまでもが感染し、辛い状態になってしまいます。
そこでインフルエンザを恐れるだけではなく、出来るだけ感染しない為に出来る効果的な対策をして感染を防ぎましょう。
おすすめの予防グッズもご紹介していきたいと思います。
目次
インフルエンザの対策法とは?
インフルエンザは飛沫感染です。
インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみ、排泄物や嘔吐物に含まれるウイルスが鼻や口から入り込んでしまうことで感染してしまいます。
つまり、風邪と同じ予防が効果的であると言えるのですね。
手洗い!正しく行おう!
まずは手洗いですね。
しかし普通に手洗いするのではなく、インフルエンザ対策のための正しい手洗い方法を行うことが大切です。
インフルエンザのウイルスは、湿気に弱いという性質を持っています。
そのため手を水で良く濡らしましょう。
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石鹸をたっぷりと付け(プッシュ式のもので2~3回程度)、両手を良く擦り合わせます。
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両手の甲もしっかりと擦り合わせて洗いましょう。
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爪も洗わなければいけません。片手の手のひらに爪をこすり付けるようにして洗います。その後、爪と爪を擦り合わせて洗います。
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両手の手首もねじるようにしながら洗い、水でしっかりと洗い流して終了です。
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洗い終えた後は清潔なタオルで水気をしっかりと拭き取り、乾燥させたら完璧です。
子供と一緒に手洗いをし、手洗いの仕方を楽しく教えておくことで、保育所や幼稚園でも一人で洗うときにしっかりと洗い予防してくれるでしょう。
うがい!正しいうがいの仕方とは?
うがいもインフルエンザ対策に重要なポイントです。
しかし、間違ったうがいの仕方をしてしまっている大人も多いので気を付けて下さい。
正しいうがいの仕方です。
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口の中に水を含み、ぶくぶくうがいをします。口内をゆすぐ感覚ですね。これを2回程度繰り返してください。
(水を含んで一回目にガラガラと喉でうがいをしてしまうと、口内にあるウイルスや細菌が喉に届いてしまいます。)
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口に水を含み、上を向いてガラガラと喉でうがいを10秒ほど行って完了です。
子供は10秒間ガラガラすることは難しいと思いますので、数回に分けて行っても良いですね。
うがい薬は実はインフルエンザには効果が無いという報告もあるほどです。
そこで看護師さんの多くの方も緑茶や塩水でうがいをしているという方が多い傾向があります。
是非緑茶や塩水でうがいをしてみてください。
部屋を加湿する!
インフルエンザ対策において加湿をするという事はかなり効果的な対策となってくれます。
インフルエンザは湿気に弱いため、湿気が高いと感染しにくくなるのです。
家族内での予防を防ぐ時も、お部屋の加湿をしっかりと行っておくと良いですね。
また、赤ちゃんや1,2歳の子供はまだうがいを上手にできないという点があります。
そこで生活をする環境を感染しにくい環境にしてあげるということがとても大切なのです。
大体湿度は60%以上を心がけるとよいですよ。
マスクをつける
マスクをつけるのも、飛沫感染であるインフルエンザには有効な対策方法となります。
しかし、マスクは正しく着用しなければ意味をなさなくなってしまいますので注意しましょう。
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清潔な手で付けましょう。
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マスクの上下、裏表を間違えないように付けましょう。
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マスク上部の金具の所を鼻と頬の形に曲げ、隙間を作らないようにします。
保育所や幼稚園にマスクをつけて行かせるときは、マスクをお友達と交換したりしないという事をお約束してつけさせるようにするとよいですよ。
可愛いマスクだとついつい交換してしまうこともあるので、事前に交換してはいけないものだという事をお伝えしておきましょう。
予防接種
予防接種はやはりインフルエンザを予防してくれますね。
またもし感染してしまった場合も重症に至らずに済みます。
絶対に予防できるというものではありませんが、受けないよりは感染を防ぐことが出来るでしょう。
インフルエンザ予防におすすめのグッズ!
では子供のインフルエンザ予防におすすめのグッズをご紹介します。
加湿器
先ほどもご紹介しましたが、加湿をするという事はとても大切です。
インフルエンザ菌を劇的に減らすことが出来るグッズですよ。
暖房をつけていると更に乾燥しやすくなってしまいますので、加湿器との併用を忘れずに・・・。
湿度計も合わせて使用すると、より確実にお部屋の乾燥を防ぐことが出来るのでおすすめです。
マスク
マスクは子供用の小さいサイズのものも販売されています。
さすがに1、2歳くらいの子に合うサイズはないだろうと思っていたのですが、意外と小さく使えるサイズのマスクも販売されていました。
また、ただの白いマスクだけではなく、子供が好きなキャラクターのマスクもたくさん販売されていますので、嫌がらずに子供が付けてくれることでしょう。
除菌スプレー
除菌スプレーで手等をアルコール除菌すれば、インフルエンザの感染は防ぐことが出来ます。
手洗いをした後に更にアルコール除菌することで、より確実に感染を防ぐことが出来ますよ。
インフルエンザは食べ物でも対策できる!
食べ物でインフルエンザに感染しにくい強い体を作りませんか?
しっかりと栄養を摂取し、免疫力の高い体をつくってあげることで、インフルエンザ菌に打ち勝つことが出来ます。
子供は保育所や幼稚園に通園していると、ママの目が行き届いておらず、マスクを外してしまっていたり、手を洗うのが疎かになってしまうこともあるでしょう。
そこで健康的な体造りもとてもたいせつなのですね。
インフルエンザの予防効果が高い食べ物があるのでご紹介していきたいと思います。
生姜
生姜はインフルエンザ予防にかなり効果的です。
新鮮な生姜を摂取すると、ウイルスが粘膜に付着してしまったときにウィルスと戦うことが出来る物質を分泌してくれるようになります。
インフルエンザ菌が飛沫感染しそうなときに戦ってくれる物質が分泌されるという効果があるのですね。
乳酸菌
ヨーグルトや納豆などと発酵食品に含まれている乳酸菌は体の免疫力を高めてくれる効果があります。
また、納豆に関しては、強い抗菌作用があるため、ウイルスに感染しにくくしてくれます。
タンパク質
肉や魚、大豆に含まれているタンパク質が不足してしまうと、免疫力が低下し、ウイルスが侵入した時に負けてしまう体になってしまいます。
タンパク質を摂取し強い体を作りましょう。
ビタミンC
ビタミンCはインフルエンザにかかるリスクを大幅に減少させてくれるという事が研究でもはっきりとわかっているのです。
是非みかんやグレープフルーツなどは子供もおいしく食べられると思いますので、食後のデザートなどに取り入れると良いですね。
ビタミンD
ビタミンDは免疫力が高まりますし、インフルエンザの予防効果が絶大である栄養素なのです。
主にキノコ類や魚に多く含まれています。
是非普段の食事でもインフルエンザ予防のために栄養をたっぷり摂るという事を心がけると良いですね。
朝食をしっかりと食べさせることはもちろんですが、よりインフルエンザ予防に効果的な食べ物を取り入れることで、見えないマスク代わりになってくれそうですね。
まとめ
インフルエンザにかかってしまうととても大変ですし、辛いですね。
大人でも辛いと感じる病なので、子供もかなり辛いはずです。
インフルエンザに感染しない為にも、出来る限り対策予防に努めてあげたいですね。
普段の生活・食事・予防グッズの活用で、インフルエンザに打ち勝ちましょう
他にも子供がかかりやすい溶連菌やロタウイルスについてもまとめてありますので参考にしてみてください。