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分かっているけどついイライラ!!イヤイヤ期の子供と付き合うコツは?

 2018/02/23 幼児
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子育て中のパパママを悩ませる“イヤイヤ期”。

気に入らないことがあればすぐに大泣き。

大泣きだけならまだいいもの、なにかにつけて「イヤ!」「ヤダ!」怪獣のように暴れまわって泣きわめいて…自我が芽生え成長してきている証拠だと頭ではわかっていても、いつも頑張って子育てしているパパママだからこそ、泣かれるとイライラするし疲れてしまうし、悲しくなる時だってありますよね。

今回はイヤイヤ期の原因や対処法をまとめました。

子供に怒ってしまいそうになった時に思い出していただけるとうれしいです。

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どうして起こる?原因解明!

子供がイヤイヤになってしまう理由は様々ですが、よくあるパターンやシチュエーションをご紹介します。

言葉の理解が未熟

やっと1単語ではなく何単語かつなげて文章を話すようになってくる頃。

でもまだ自分の気持ちや感情を言葉で上手く伝えることができず「イヤ!」だけで表現してしまうことがあります

親の反応をみている/かまって欲しい

パパやママが反応してくれるのが嬉しくてわざと「イヤー」と言って注意をひこうとしてくることもあります。

思うようにならない/できない

食事、着替え、トイレ、遊んでいるとき…子供なりに頭で思い描いた完成図やイメージがあり、でもそれを自分では上手にできないことに癇癪をおこして「イヤ!」となってしまうときがあります。

要求が通らない

お菓子が欲しい・ジュースが飲みたい・あのおもちゃで遊びたい・あれが欲しい・これはいらない…などの子供自身の言ってきた要求を通せないときに「イヤー!」が出現します。

なにかを中断しないといけないとき

おもちゃで遊んでいる、お絵かきをしている、公園で走り回っているなどなにか楽しいことに夢中になっていると、それをやめさせようとするときに「イヤ!」がでてきます。

体調が悪い/眠い/お腹が空いている

赤ちゃんの時もありましたよね、具合が悪いときや眠いときにグズグズすること。

それと同じで眠かったり疲れているとき、体調が悪いときやお腹が減っているときは気持ちのコントロールができず「イヤ!」になることがあります。

したくないことが待っている

嫌いなお風呂に誘われる、注射をされる病院に連れていかれる、まだ寝たくないのに寝る部屋へ行く…など、この先に自分のしたくないことが待っているというのが分かるとイヤイヤがでてくることがあります。

イヤイヤ期の状態は?行動は?

イヤイヤの出てくる原因についてお話ししましたが、イヤイヤ期は子供の感情に変化があったときなどに、気持ちをうまく表現できないとか、伝えたい相手(パパやママ)が自分のことを見てくれない…などが重なって感情や気持ちが溢れてでてしまい、コントロールできない状態になっています。

私たち大人も今までに経験があるのではないでしょうか。

感動した時や悔しかった時、失恋した時など悲しかった時に、いつもの自分ではなくなってしまったことや平常心でいられなくなってしまったことが…。

子供もそんな感じです。

ただうまく言葉で伝えられないのが「イヤ!」になって出てきているだけです。

泣き叫ぶ/泣きわめく

赤ちゃんの時の要求の泣き方とは大違いです。

爆発した感情をたっぷり込めて泣き叫び続けます…。

やってもらいたいことや欲しいものを連呼したり、言葉にならない言葉を必死に叫び泣いたり、ひたすら「イヤー」「ヤダー」の繰り返しだったりします。

反り返る/寝ころぶ/前に倒れこむ

体全体でいやいやの表現です。

こうなるとしばらくその状態が続き、いつの間にか眠ってしまっていることもあります。

ものを投げる

思い通りにいかないとき、近くにあるものや遊んでいたおもちゃなどを投げることがあります。

危ないのでイヤイヤが始まったら固いものはコソコソっと片づけてしまいましょう。

噛む

子供は容赦ないです。

小さい子同士の喧嘩(おもちゃの取り合いなど)で噛んだ噛まれたはよくあることです。

たたく/押す

思うようにしてくれなかった相手に対してたたいたり押したりします。

これも子供同士の喧嘩によくみられます。

無視する

小さい子なりの悪知恵です。

無視してやろう!なんて思ってやってるわけではないけど、聞こえないふりをします。

時期は?期間は?ピークはあるの?

プチイヤイヤ期は生後6か月頃から!?

実はこんなに早かったんですね。

もちろん声に出して「イヤ」と言ってくるわけではありませんが、代わりにお腹が空いたときや眠い時には、泣いてママに訴えます。

離乳食も小さいながらに好き嫌いがあるのか機嫌なのか、あげようとしてもいらない!となることがありますよね。

ですがこの頃はまだ、他のことでつったり気をそらせたりできるので、ママやパパにもギリギリ余裕があるかもしれません。

本格的なピークは2歳頃

子供自身の性格や成長により多少時期は変わりますが、大体2歳頃にイヤイヤ期のピークを迎えるお子さんが多いようです。

自己主張が強くなり「イヤだ」とか「自分でやりたい」といったことが増えていきます。

この頃は本当に大変ですが、いつまでも続くわけではないのでご安心ください。

3歳を過ぎ、言葉を理解して話せるようになりコミュニケーションをとれるようになってくると、いつの間にかイヤイヤが減っていきます。

もちろん子供の個人差はありますので、イヤイヤ期が全くなかったという方もいれば、小学校に上がる前まであったという方もいらっしゃいます。

ちなみに我が家は、長男と三男は全くなく、次男は5歳になった今も続いていて、四男は1歳にしてものすごいイヤイヤをアピールしてきます…。

イヤイヤ期はママもパパも大変ですが、今だけ!と割り切って乗り切りましょう。

イヤイヤと付き合うコツ

時間に余裕をもって行動する

時間がないとイライラするし子供にも伝染します。

子供と行動すると自分の思った時間に終わらないことがほとんどですよね、イヤイヤ期なら尚更です。

早めの行動を心がけるのと同時に子供にも早めの声掛けをしていきましょう。

子供が自分でできるような選択肢をいくつか用意しておく

自己主張の強いこの頃は「自分でやる!」が強くでてきます。

ママパパの許容範囲でやらせてあげられることをいくつか用意しておいて選ばせてあげると良いですね。

代替えのおもちゃや遊びを準備しておく

なんでも真似をしたがる時期でもあります。

真似したいことと同じことができないことでイヤイヤが始まったりもしますね。

そんなときは似たようなおもちゃや遊びを用意してあげることで収まることがあるようです。

子供の気を逸らす

イヤイヤが始まったらその原因からとにかく気を逸らせます。

「あっ!○○だよ!」と指差しをしながらちょっと移動して…子供は切り替えが早いので意外とすんなりイヤイヤの原因を忘れます。

共感する/子供の気持ちを理解して言葉にする

「悲しかったね」「嫌だったのね」「眠いのね」「疲れちゃったのね」「もう少し遊びたかったのね」「分かるよ」「自分でお靴が履きたいのね」子供は自分の言葉でうまく説明できないことで癇癪をおこしイヤイヤがでてきてしまうことがあるので、共感することや代弁することで落ち着くようです。

“ダメ”の方針を決める

なんでもかんでも「ダメ」だと、イヤイヤがますます増えることも…ここまではOK/これはダメというパパとママ共通のダメの方針を決めておくと、子供もその判断を理解するようになっていくようです。

ぬいぐるみを活用する

自分では上手にできないけどママやパパに手伝ってほしくない…気難しいこの時期も、お気に入りのぬいぐるみやキャラクターが手伝ってくれるのはOKみたいです。

恥ずかしがらずになりきって!

あきらめて待つ

どんなに頑張ってもだめなときはどうしてもあります。

泣いているならしばらく泣かせてみるのもありです。

大人の思う“こうして欲しい”と子供の“こうしたい”は違います。

言うことを聞かせようと躍起になってしまいがちですが“こうして欲しい”を一旦諦めて冷静になると、ママも少しラクになれるかもしれません。

自分だけで悩みを抱え込まない

これって意外と難しいですよね。

パパと生活の時間が合わなかったり聞いてもらえなかったり、近くに家族やママ友がいなかったり…イヤイヤ期に悩んでいることをひとりで抱え込んでしまうママもいるかもしれません。

児童館や自治体の窓口で話してみるのもありです。

少し話しただけでもスッキリしますよ。

直接に抵抗があるなら、子育て相談のサイトなどを使ってみてもよいかもしれませんね。

まとめ

イヤイヤ期は大事な成長過程…分かっていてもイライラしてしまいますし、時には強く叱ってしまったりすることもありますね。

ママもパパも子供のエネルギーに振り回されて大変かもしれませんが、今回お伝えした術がお役に立てるとうれしいです。

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