子供に起こりやすい5つの事故!万が一の時に知っておきたいすぐにできる対処法!

子供は成長とともに活動範囲もお広がり、活発になって行きますね。
色々なことができるようになる反面、その分危険な事故に合う可能性も高まります。
子供の好奇心は大人の想像を超えて危険な行動をすることがあります。
そのため思わぬ事故が起こりやすいのですよね。
そこで今回は子供に起こりやすい5つの事故とそれぞれへの対処法をご紹介していきます。
事故にあってしまったときは、焦らずに冷静に正しい対処を行いたいですね。
目次
子供に起こりやすい5つの事故!
では子供に起こりやすい5つの事故についてです。
転倒・転落
歩けない赤ちゃんでも転倒することはあります。
座れるようになったり、少しつかまり立ちができるようになった頃に、バランスを崩し、後ろにひっくり返ってしまい、強く頭を内、大量出血してしまったり、打ちどころが悪く脳挫傷などとなってしまうことがあります。
また、転倒により手足の骨折が起こったり、内臓損傷が起こることもあります。
転落も多いですね。
マンションの建物からの転落などもあります。
自分で歩けるようになるとかなり転落の危険性が高まります。
窓の近くの棚をよじ登り転落しいたり、ベランダの室外機に上り転落したり、ということが起こります。
また、ソファーからの転落や、椅子からの転落という事故もあります。
死亡事故につながってしまうこともあります。
誤飲
誤飲は赤ちゃんの時期にかなり起こりやすい事故ですね。
口に入れて物がどんなものなのかを確認します。
口に入る位の大きさのものは誤飲してしまいます。
床に置かないように気をつけていたものの、いつの間にか昨日までは届かなかった場所に手が届くようになっていて誤飲が起こるということもあるので注意が必要です。
鼻に物を詰める
鼻に物を詰めるという事故も意外と起こりやすい事故なのです。
食べ物、石ころなどなどを自分の鼻の中に入れてしまいます。
すると、子供は自分で鼻の中から出そうとするのですが、するとどんどん奥へと入ってしまい、とれなくなってしまうことがあるのですね。
やけど
やけども起こりやすい事故です。
ただし、やけどの場合は明らかに大人の不注意が原因ですね。
お茶をこぼしてしまったり、ホットカーペットの上に寝かせてしまったり、ヘアアイロンを起きっぱなしにしてしまったり、ストーブに触れてしまったりということがあります。
ストーブの上のやかんのお湯を浴びてしまうということもあります。
溺れる
溺れる事故も起こりやすいです。
海やプールではなく、家の中で溺れてしまうこともあります。
お風呂で溺れてしまう事故が多いですね。
親が近くで見守っていれば、溺れてしまう心配はないものの、少し目を離した隙におぼれてしまうこともあります。
子供は意外と少ないお湯でも溺れてしまいます。
浴槽に10センチ位ほどのお湯が溜まっているだけでも十分におぼれてしまう危険性があります。
数秒目を離すだけで溺れてしまいます。
お風呂で目を離すことは絶対に辞めましょう。
子供に事故が起こってしまった場合の対処法
転倒・転落した場合の対処法
転倒・転落した場合、大きな声で泣き出した場合、意識があるということなのでひとまず安心です。
しかし、そのご注意深く様子を見る必要があります。
転倒・転落した後、泣いたものの、その後、嘔吐や顔色が悪い、手足の動きが鈍い、元気がないというような場合、苦しそうな場合、病院に早急に受診しましょう。
転倒・転落してから丸一日は必ず近くで様子を見続けましょう。
転倒・転落直後に泣かない、意識が朦朧としているという場合、頭を強く打ち、損傷を受けてしまっています。
早急に病院に受診しましょう
鼻にものを詰めた場合の対処法
鼻にものを詰めてしまった場合の対処法としては、焦って指やピンセットで取ろうとすると、余計に奥へと入ってしまいとれなくなってしまったり、鼻の粘膜が傷ついてしまいます。
異物が入っていない方の鼻の穴をしっかりと指で抑え、大きく息をすい、詰まっている方の鼻で空気を出させるようにするとよいです。
赤ちゃんの場合は難しいものの、子供の場合はとれることが多いです。
しかし、取れない場合は耳鼻科に受診し取ってもらいましょう。
鼻に異物が入ったままの状態だと、異物が気管に入り命の危険性があるので、至急病院へ受診するようにしましょう。
誤飲した場合の対処法
誤飲した場合、口の中をそっと覗いてみましょう。
口の中にまだ物がある場合、ママが焦って声をかけてしまうと、びっくりして飲み込んでしまうことがあります
びっくりさせないようにそーっとみましょう。
口の中の物を取り出せそうなときは、指で掻き出してください。
誤飲した場合、一番心配だと言ってもよいほど、ボタン型電池には注意が必要です。
ボタン型電池の場合、誤飲してしまった時に食道にとどまってしまい、放電の影響により、腫瘍ができてしまい、穴が開いてしまうことがあります。
すると場合によっては死に至ってしまいます。
食道の壁が溶けて来てしまい、電池がのめり込んでしまうと、取り出す際に難航します。
ボタン電池を誤飲した場合は、早急に病院へ受診しましょう。
他にも、
- 紙
- クレヨン
- 石鹸
- 乾燥剤
- 線香
- 絵の具
- 粘土、
- 化粧品
などがあります。
少量飲み込んでしまった位であれば大丈夫ですが、しばらく様子を診て、異変がある場合は早急に病院へ受診しましょう。
タバコを誤飲してしまった場合は、吐かせることが原則となります。
口の中にタバコの葉っぱが残っているときは早く葉っぱを取り除きましょう。
また、タバコのニコチンが消化器官で吸収されないように、水や牛乳は飲ませないようにしましょう。
タバコが浸かっている水を飲み込んでしまった場合は、早急に病院へ受診し処置を受ける必要があります。
ニコチン中毒が起こってしまうと、吐き気を催したり、顔色が悪くなってしまいます。
ぐったりしてきてしまう前に早急に病院へ連れて行きましょう。
誤飲しても吐かせてはいけないものとは?
誤飲してしまっても、吐かせてはいけないものがあります。
画鋲、ホチキス、ガラスの破片、鋭利なものを吐かせると、食道が傷ついてしまいます。
また、強酸、強アルカリの洗剤などを誤飲してしまった場合は、水や牛乳を飲ませましょう。
吐かせてしまうと、食堂や口の中を損傷してしまいます。
早急に吐かせずに病院へ受診しましょう。
誤飲するとかなり危険な物
誤飲してしまった場合、かなり危険なものは、
- ガソリン
- 石油
- 除光液
などとなります。
これらを誤飲してしまった場合は至急救急車を呼び、病院へ受診しましょう。
また、誤飲し痙攣しているという場合もすぐに救急車を呼んでくださいね。
気道がふさがってしまっているようなときは、まずは救急車を呼び、子供の頭を下げ、大人の片方の腕にうつ伏せの状態にさせ、顎を固定し、背中を4、5回強く叩きましょう。
やけどした場合の対処法
やけどをしてしまった場合は、患部をしっかりと冷やしましょう。
患部を冷やすと皮膚の深い部分に熱がいってしまうことを防ぐことができ、重症化を防ぐことができます。
患部を冷やすためには、保冷剤や冷えピタなどよりも、冷水や氷水で20分ほど冷やすようにしましょう。
痛みが消えて来たら冷やすのをやめます。
患部の感覚が感じなくなるくらいまで冷やすのが理想です。
お風呂場で水シャワーで冷やすのもよいですね。
また、服を着た状態で熱湯などがかかった場合は、脱がせずに服の上から冷やすようにしましょう。
服を脱がせてしまうと、皮膚が一緒に剥がれてしまうので要注意です。
赤ちゃんがやけどをした場合、表面積が狭いため、小さなやけどでもショック症状が起こることがあります。
皮膚が薄いので細胞が破壊されてしまうこともあります。
やけどの範囲が2cm以下で痛みがないような場合は自宅で様子をみますがそれ以上のやけどの場合は救急車を呼びましょう。
救急車を待つ間もひたすら冷やしましょう。
大きいシーツやタオルを濡らして全身を包んで冷やしたり、水を張った浴槽に浸かって待つのもよいです。
やけどの箇所の皮膚が白くなり固くなったりした場合も、小さいやけどでも筋肉や皮下組織が破壊されてしまっている可能性があるので、救急車を呼んでください。
性器や顔をやけどした場合も、しっかりと冷やし早急に受診しましょう。
溺れた場合の対処法
溺れた場合、すぐに水から引き上げ、名前を大きな声で呼びましょう。
足の裏を刺激し、意識を確認するのも良いです。
意識がある場合は、そのまましばらく様子をみます。
水を飲んでしまっているときは、背中を叩き水を吐かせましょう。
頭を低くし、口に指を入れてあげると水を吐きやすくなります。
意識がない場合は、至急救急車を呼んでください。
心臓マッサージを行い救急車を待つとよいです。
まとめ
子供が事故にあってしまうと、親は焦ってしまます。
しかし、できるだけ冷静になり、正しい対処法を速やかに行いましょう。
また普段から事故防止にしっかりと取り組みたいですね。