現役ママが伝える!小学校入学までに出来るようにしておきたい勉強面と生活面!

秋になると一斉に就学時前検診、説明会が始まり、来年度に入学を控えている年長さん、ママやパパは、「小学校」入学への意識がぐっと高まりますよね。
小学校ってどんなところかなー。
勉強って難しいのかなー。
どんなお友達がいるのかなー。
上に兄弟がいるお子さんは小学校というものが身近に感じられますが、初めてお子さんが入学を迎えるという場合には、パパやママはもちろんお子さんもわくわく、ドキドキですよね。
そこで今回は、小学校入学までに準備しておきたいことをリアルに解説したいと思います。来年度に入学を控えたお子さんがいるパパ、ママは是非参考にしてくださいね。
目次
就学時前検診、説明会とは?
小学校入学を控えたお子さんを持つご家庭には、秋になると「就学時前検診」のお手紙が各ご家庭に届きます。
指定された日に、小学校へ行き、不便なく学校生活が送れるように集団で健康診断を行います。
就学前までに受けなければいけない予防接種なども確認されます。
就学時前検診は、これから通うことになる小学校を初めて見ることができるとてもいい機会です。
上級生のお兄さんお姉さんがお手伝いをしてくれるので、学校だけでなく、通っている子供達の雰囲気もとても身近に感じることができますよ。
検診当日は、必要書類の提出をした後、親と子に分かれ検診がおこなわれます。
親には説明会、そして子供はお手伝いの在校生に連れられ、健康診断となります。
お手伝いの小学生が補助してくれるとはいえ、子供が困らないように自分で服の脱ぎ着がしやすい服装がおすすめですよ。
その間に、パパやママは小学校に上がる前の親子の心得や、準備などのお話があります。
(※我が子の通う小学校は持ち物の準備品の話は後日別日に行われます。)
保護者のお話が終わるころに子供の検診も終わるようになっており、双方が終われば終了です。
時間は大体2時間程度ですべて終わるようになっています。
就学時前検診へ出かける前までに、予防接種は済ませ、気になる病気などがあればあらかじめ受診しておくのがおすすめです。
問題なければ終了ですが、異常が見つかった場合には受診し、後日書類の提出があります。
入学に向けて準備しておくものとは?
入学準備品については、当日、もしくは別日に説明会が行われますが、できるものは分かる範囲で準備し、準備したものには早めに名前を書いておくのがおすすめです。(後からどんどん増えてきますので。)
(入学式までに揃えておきたいもの)
- ランドセル
- サブバック(ランドセルに入らないものを入れるためのトートバックなど)
- 体操袋、上履き袋、給食袋などバック類
- 引き出し
- 名札(入学式に学校からもらえる場合があります。)
- 上履き(学校指定がある場合があります。)
- 体操服、赤白帽子(学校指定の場合がほとんどです。)
- 防犯ブザー(県や市などから貸し出しなどがある場合もあります。)
- ハンカチ、ティッシュ
- 連絡帳、連絡袋
- 文房具(鉛筆2B以上、赤青鉛筆、名前ペン、定規、消しゴム、下敷きなど。キャラクターはNGなことが多いです。)
- 色鉛筆、クレヨン、のり、はさみなど
- 給食セット(エプロン、三角巾、ナフキン)
- 歯ブラシセット
- 雑巾
- レイングッズ(長靴、傘、レインコート)
- 洋服類(運動靴、靴下)
ザっとあげただけでもものすごい量ですね。
これ以外にも絵具道具や習字の道具、粘土や粘土板、ピアニカ、算数セットなども必要になります。
学校指定のものであったり、初めはいらない場合もありますので、説明会での話次第で準備しましょう。
また、これらはすべてに(鉛筆は1本1本、消しゴムは中とケースに分けて)名前の記入が必要になりますので、準備できるものから早めに名前書きを進めておくのがいいですよ。
また、小学校になると幼稚園のように飾りつけなどをしている子供はほぼいません。(大きくなればなるほど恥ずかしくなります。)
お名前タグなどは注意して選びましょうね。
【勉強面】入学に向けてできるようにしておきたいこと
入学前にできるようにしておきたいと心配することと言えば、よく、字の読み書きができるように、数を数えられるようになどが話題になりますよね。
幼稚園や保育園とは違う小学校生活。パパやママはいろんな面で心配ですよね。
幼稚園や保育園とは大きく違う部分から、勉強面と生活面に分けて見ていきたいと思います。
字の読み書き
最近は早いうちから字の読み書きができる子供って多いですよね。
早い子は漢字も書ける子もいます。
ですが、小学校入学時点で最低限必要なレベルとしては「ひらがなでの自分の名前」が分かれば大丈夫です。(書ければ、なお良し!です。)
数は10まで数えられれば大丈夫です。(時計は読める子供はごく一部です。本格的な時計の勉強は2年生からです。)
小学校に入ってからも初めは生活に慣れることから始まり、初めは授業と言う授業は始まりません。また、字の練習が始まっても始めはゆっくりペースです。
学校で教わったことをしっかり復習する時間も取れるため、読み書きが遅くても入学してからでも十分間に合います。
家で復習する習慣もつけることができますしね。
それよりも、入学前までに勉強面で教えてあげたいことは、「しっかりとイスに座って話を聞ける」ことと、「鉛筆の持ち方」です。
先生も教えてはくれますが、やはり日々細かくはチェックしてもらえません。
小学校へ入れば家で勉強する時間よりも学校で勉強する時間が増えるため、鉛筆の持ち方を治すことは難しくなってきます。
入学前にしっかり教えておくのがおすすめですよ。
【生活面】入学に向けてできるようにしておきたいこと
小学校へ行って子供が自分でできないことが多いと、小学校へ行くのが嫌になってしまいます。
楽しい学校生活を送っていくためには、生活面では、自分でできることが多ければ多いほど楽になります。
できるだけたくさん増やしてあげておきましょうね。
生活リズムと体力づくり
早寝早起き朝ごはんです。幼稚園とは違い、小学校は朝も早くなります。毎日自分で歩いて登校することになるため、早起きが苦手だと体調を崩しやすく、体力がないと辛い思いもします。
入学前から早起きして朝ごはんを食べる習慣を作り、体力をつけておくことが大切です。
和式トイレ
最近は洋式トイレへ変更している小学校も増えましたが、まだまだ和式トイレの小学校も多くあります。
就学時前検診で確認しておくのがおすすめです。
また、小学校になると集団でトイレの時間は設けられません。
休憩中に必要であれば行くという形になるため、一人で行けるようにしておくことも大切ですよ。
洋服の脱ぎ着、たたみ方
体育の時間には自分一人で着替えを行い、着替えたものは自分でたたみ決められてところへしまわなくてはいけません。
集団生活をする上で、自分だけできない、やってない、ということは許されません。
先生から厳しく指導があることもありますので、家で普段から練習しておきましょう。
給食(お箸、好き嫌い、だらだら食べ)
好き嫌いが多い子供は、できるだけ食べれるものを増やしてあげておくのがおすすめです。
給食が嫌いで学校へ行きたくないという話も多くあります。
また、給食は決められた時間内で食べなければならないので、集中して食べることができるようにしておきましょう。
そして、お箸はできるだけ使えるようにしておきましょう。
小学校でも教えてくれますが、できることが当然として教わるため、練習はありません。
先生やお友達とのコミュニケーション
幼稚園とは違い、小学校になると先生とのかかわり方が大きく変わります。
先生は遊び相手ではなくなります。休憩時間は先生が教室からいなくなることも当たり前です。
入学を機会にあらためて親子で人とのコミュニケーションの取り方を見直すいい機会です。
あいさつからはじまり、「ありがとう」「ごめんなさい」「はい」「いいえ」はしっかり言えるようにしておきましょう。
交通ルール
これまで保護者が付き添っていた登下校は、自分で行うことになります。
なんとなく分かっていた交通ルールをしっかりと再確認しておきましょう。
また、登下校のルート確認に加え、危険な箇所の確認や不審者と遭遇した場合の対処なども一緒に歩き、確認しておきましょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
入学に向けて子供だけでなく、ママもこれまで以上に大忙しになります。
お仕事をしているママもいれば、他にも兄弟がいたりと入学準備だけにかかりっきりになることは難しいことも多いですが、早め早めに準備を始め、スムーズに入学が迎えられると幸いです。
入学準備だからと改めて教えることよりも、普段の生活の中から子供が苦手としているところを中心に小学校へ行っても困らないように見直すことから始めてみてくださいね。
子供が自分でできることを少しでも増やし、楽しい小学校生活がスタートできるように、子供と一緒に楽しんで取り組んで見てくださいね。