赤ちゃんの夜泣きに効果あり?!カモミールティーの効果で安眠って本当?

赤ちゃんにとって、夜泣きもお仕事ですね。
しかし、夜泣きはママにとっても続くと辛いものですね。
母乳やミルクを与えても、おむつを変えても、抱っこをしても、なかなか寝てくれなかったり、泣き出してしまうという場合、どうしたら良いのかとママも参りますね…。
そんなときにカモミールティーが効果的だというのです。
そこで今回は、カモミールティーは夜泣きに効果的なのか、効能や飲み方などについて詳しくご紹介します。
目次
赤ちゃんの夜泣きにはカモミールティー?!
赤ちゃんの夜泣きには、カモミールティーを飲ませると良いということは、ヨーロッパやドイツでは常識だとされています。
ドイツでは、新生児の頃からカモミールティーを与えます。
フランスでは、だいたい生後4ヶ月ころからハーブティーを飲ませます。
カモミールティーとは?ハーブの種類は?
カモミールティーは、4000年以上も前から使用されているもので、薬草として使用されてきた万能薬です。
クレオパトラが安眠するために利用していたという話もあるものです。
ドイツのハーブ効能公的評価委員会のコミッションEでも証人された安心安全なハーブとなります。
春から夏にかけて見られるマーガレットのような小さな花をつけるキク科の植物です。
りんごのような甘い香りがします。
マザーリーフ(母の薬草)と呼ばれることもあり、母親のように優しい効能があります。
効き目が穏やかなので子供にも向いています。
カモミールはヨーロッパ原産のものですが、現在は世界各国で栽培が行なわれれいます。
日本でも育てられています。
温暖な地域で野生でも育つほどたくましい植物で、繁殖する力も強いです。
病気になってしまっている植物の知覚にカモミールをうえると病気の植物が元気になるということもあり、植物のお医者さんとも呼ばれています。
カモミールの種類とは?
カモミールの種類には、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類
があります。
性質は似ているものの、香りが異なります。
ハーブティーにした場合、ローマンカモミールは少々苦味を感じるので、ジャーマンカモミールのような主流で飲まれていますね。
普段耳にするカモミールはジャーマンカモミールですね。
ジャーマンカモミールの特徴は…
ジャーマンカモミールの主要成分はカマズレンという成分です。
精油はとても濃く青色なので、カモミール・ブルー、アズレンブルーなどと呼ばれます。
カマズレンには炎症を抑える興亜があるため、スキンケア商品として使用されていたりい、目薬として花粉症の人が使用しますね。
ジャーマンカモミールは日本ではカミツレと呼ばれることが多いですね。
カモミールティーの効能と効果
カモミールティーには、神経を沈め、リラックス効果を与えてくれる薬草です。
そのため、心も身体もリラックスさせてくれます。
眠リを誘う催眠作用もあります。
赤ちゃんがぐずっている時、眠る前などに飲ませることで、ゆっくりとぐっすりと眠ってくれるようになります。
緑茶、紅茶と違い、カモミールティーはノンカフェインです。
消化を促す作用もあり、赤ちゃんの便秘解消効果もあります。
カモミールティーを飲むと、夜泣きの改善以外にも、以下のような効果を得ることができます。
リラックス効果・不眠症改善
カモミールティーはリラックス効果がありますね。
神経を沈め、リラックス効果のある薬草、ハーブの女王とも言われています。
カモミールティーを飲むことにより、緊張感、不安をおさめてくれます。
頭痛、偏頭痛の症状も和らぎます。
不眠症改善にも効果的です。
安眠のために、寝る前の1時間前くらいにカモミールティーを飲むとよいです。
赤ちゃんに与える場合は水分補給として、お風呂上がりに飲ませるのもよいですね。
炎症・アレルギーがおさまる
炎症やアレルギーを抑え、痛みも和らげてくれます。
炎症やアレルギーを抑えてくれるのは、カモミールティーに含まれているカマズレンという成分のおかげです。
ジャーマンカモミールにしか含まれていません。
白血球の生産も促してくれるため、免疫力が高まります。
風邪やインフルエンザ予防になります。
更に、天然の抗炎症剤アピゲニンという成分も含まれています。
非ステロイド系抗炎症剤と同じ働きがあります。
ジャーマンカモミールが持つ働きにより、神経痛、リウマチ、腰痛、喘息、湿疹、花粉症の症状が緩和します。
ストレスからくる胃痛や胃痙攣、生理痛や腹痛、急性の胃もたれや胃痛にも効果的です。
胃腸の調子が整う
カモミールティーの主成分であるカマズレンには、胃の粘膜を修復してくれる効果もあります。
効果は緩やかですが、胃炎や胃潰瘍の治療に使用されるほどです。
胃腸の調子を整え、消化機能を正常な状態にしてくれます。
吐き気、食べすぎ、食欲不振、下痢の改善になります。
抗酸化と抗糖化作用によるアンチエイジング
カモミールに含まれているアピゲニンというポリフェノールには抗酸化作用があります。
アンチエイジング、がん予防にも効果的です。
また、カモミールに含まれているカマメロサイドというポリフェノールには、抗酸化作用と共に、抗糖化作用もあります。
活性酸素による酸化は色々な病気を起こる要因となります。
人は酸化状態になる前に糖化という状態が起こります。
食べ物に含まれている糖が血管内に多く存在し、長く続くと糖とたんぱく質が直接結びつき、たんぱく質が固くもろくなります。
糖化すると命に関わる重篤な病気が引き起こります。
しかし、人間はいきていく以上、糖化を避けることはできません。
糖化が進行してしまうと改善は難しくなります。
糖化しないために、高血糖の状態を長引かせないことが大切です。
食事の内容に注意したり、血糖値の上昇を抑えたりして予防しなければいけません。
そこでカモミールを摂取することで、簡単に糖化を防ぐことができるのです。
糖化予防ができれば、酸化を防ぐことができますね。
カモミールティーを飲むだけでアンチエイジングになるのです。
女性特有のお悩み解決
カモミールティーは身体の芯から温めてくれます。
すると血行がよくなり、冷え性が改善しますね。
おのずと女性特有の月経前症候群や生理痛が和らぎます。
海外では風邪予防として子供も飲みます。
大人も風邪のひきはじめにカモミールティーを飲むことで、本格的な風邪をひくこと無く予防することができるとして飲まれています。
ホルモンバランスが整う作用もあるため、生理不順の改善など、ホルモンが原因となり引き起こる症状の予防にもなります。
歯肉炎・口臭予防
カモミールティーを摂取することで、歯肉炎や口臭予防にも効果的です。
冷ましてうがいをするときに使用するのもよいです。
カモミールティーを化粧水として使用している人も居ますし、リンスとして使用している人も居ます。
肌や髪にツヤをもたらしてくれます。
また、赤ちゃんの沐浴に使用すると、赤ちゃんの湿疹やあせもの改善、アトピー性皮膚炎の緩和に効果的です。
赤ちゃんにカモミールティーを飲ませるときの注意点は?
赤ちゃんの夜泣きを改善するために、カモミールティーを飲ませるという場合の注意点についてです。
まず、必ず赤ちゃんが離乳食を始めてからカモミールティーを飲ませるようにしましょう。
また、飲ませるときは大人用として作った物をごく薄くした状態で飲ませます。
赤ちゃんでも飲めるカモミールティーだとよいですね。
他のものがブレンドされていない純粋なカモミールが良いです。
夜泣きの改善以外にも、便秘改善、風邪予防にもなりますし、お風呂に入れれば、肌の保湿、湿疹の改善、冷え性改善になります。
授乳中のママもカモミールティーがおすすめ
母乳で育ている授乳中のママにもカモミールティーがおすすめです。
カモミールティーを飲むことで、赤ちゃんにも母乳としてカモミールティーの成分が届きます。
赤ちゃんがカモミールティーを飲んでいるということになります。
赤ちゃんにも良い効果をもたらすカモミールティーが届きますし、ママにとってもストレスの発散、疲れが癒やされます。
赤ちゃんがぐっすりと眠れる効果を感じられたら、夜寝る前の授乳前にカモミールティーを飲んでからあたえるとよいですね。
ただしカモミールティーには眠気を誘う効果があるので、車の運転等を控えて居るときは飲まないようにしたほうがよいですね。
カモミールティーを飲んではいけない人もいる?!
カモミールティーを飲んではいけない人も居ます。
カモミールティーには、子宮が収縮する作用があります。
そのため、妊娠初期のママはカモミールティーを控えるべきです。
また、カモミールティーはブタクサと同じキク科となります。
そのため、ブタクサやよもぎの花粉症の場合は、アレルギーが起こることがあるので注意が必要です。
菊のアレルギーを持って居る場合はカモミールティーを絶対に飲んではいけません。
アナフィラキシーショックが起こり死亡したという報告もあるほどです。
また、医薬品と併用して飲むことになるという場合は、医師や薬剤師に相談してからにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの夜泣きにとってカモミールティーは効果的ですね。
ママにとっても気持ちが落ち着く飲み物となります。
ゆったりとしてリラックスし、ストレスを溜め込まない育児のために、カモミールティーを取り入れてみるとよいですね。