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産後の関節痛が辛い!!痛みの原因はリウマチ?正しい対処法は…?

 2019/02/02 産後
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産後の関節痛に悩むことがありますね。

育児が大変であるため、体がしっかりと動いてくれなければ困ってしまいますよね。

しかし関節が痛み動きに制限が出てしまう…。

なぜ産後関節痛が起こってしまうのでしょう。

そこで今回は産後の関節痛が起こる痛みの原因や対処法についてご紹介していきます。

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産後の関節痛

産後に関節痛という症状に見舞われることがあります。

長時間同じ姿勢でいた後に動く際、膝や肘などの関節が痛くなったり、急に手首が痛くなり動かしにくくなったりという症状が起こります。

このような痛みを出産前は感じなかったのにも関わらず、産後に感じられるようになることがあります。

産後の関節痛の原因とは…?!痛みはどこから?

産後の関節痛の原因はいくつか考えられます。

考えらえる原因は以下のようなものとなります。

女性ホルモンの減少

まず1つ目に考えられるのは女性ホルモンの減少です。

妊娠中は女性ホルモンの一種、エストロゲンの分泌量が増加します。

エストロゲンには関節の動きが滑らかになったり、関節の炎症が和らげられるのです。

ところが、女性ホルモンのエストロゲンは出産後に分泌量が低下するのです。

そのため産後は急激にエストロゲンの分泌量が減少した影響を受けやすく、関節の動きが悪くなってしまったり、関節に痛みを感じるようになります。

骨盤の歪み

産後は産道が確保されるために骨盤が開いた状態です。

そのため骨盤の靭帯も緩み骨盤は開いていて歪んでいるのです。

産後は3~4ヶ月ほどかけて徐々にもとの位置に戻ります。

ところが妊娠中は筋力が落ちているため骨盤がなかなか正常な位置に戻らないのです。

その骨盤が戻らない状態で抱っこや授乳をしていると、体の体重が片方だけにかかってしまっていたり、姿勢が悪くなったりと、骨盤がよりゆがみます。

骨盤が歪んでいると体の負担が分散されずに関節に負担が大きくなり関節痛が起こります。

関節に負担が

産後赤ちゃんのお世話をすると関節に負担がかかるようになります。

授乳、抱っこ、立ってあやす、沐浴などなど関節への負担が増えるのです。

赤ちゃんを抱っこしたまま行動することが増え、膝や腰、手首の関節痛が起こります。

不足した筋力

妊娠中は運動量が減り、産後は筋力が不足しています。

筋力が衰えていると、筋肉によるカバーがなく、関節に直接負担がかかるようになるのです。

そのため関節に起こる痛みを感じやすくなります。

筋肉のこわばり

筋肉のこわばりが原因で関節痛に繋がっていることもあります。

育児の中で使わない筋肉を使ったり、変に力が入ってしまい、関節の動きが悪くなり関節痛に繋がってしまうのです。

関節が炎症を起こすと更に筋肉がこわばり、更に関節痛がひどく悪化しやすくなります。

産後の関節痛はリウマチ?!

関節痛というとリウマチのイメージがありますよね。

急に痛くなりリウマチかも?!と心配にあることもあります。

関節リウマチは免疫以上による起こる自己免疫疾患であり、30~50代の女性に発症しやすいという傾向があります。

閉経後の女性が発症するリスクも高いです。

ところが妊娠や出産により体への負担がかかり、産後に関節リウマチが発症してしまうことがあるのです。

産後の関節痛が関節リウマチという可能性は捨てきれません。

関節痛だけではなく関節のこわばり、微熱、腫れなどなど可能性があるため早めに整形外科に受診しましょう。

産後の関節痛は受診すべき?何科?

産後の関節痛は我慢していると悪化してしまうことがあります。

痛みが慢性的に起こりなかなか治らない、気になる、生活に支障があるという場合は受診しましょう。

受診する科は整形外科が良いです。

授乳中であっても服用出来る痛み止め、貼ることができる湿布などを処方してもらうことができます。

産後の関節痛への正しい対処法は?

では産後に起こる関節痛を悪化させないためにできる正しい対処法についてです。

関節への負担を減らす

関節への負担を減らした動きをすると良いです。

育児中はどうしても腰や膝や手首に負担がかかります。

しかし体の使い方を工夫し変えることにより、関節への負担を軽減することができるのです。

例えば赤ちゃんを抱き上げる時に腰をおとして片膝を曲げた状態で持ち上げる。

手首で持ち上げようとせずに腕全体を使って抱き上げるなどという方法で関節への負担を減らしましょう。

また姿勢が悪いと関節に余計な負担がかかります。

なるべく正しい姿勢を心がけるようにしましょう。

ストレッチ

ストレッチも有効です。

関節に筋肉をつけることで関節に直接負担がかかりにくくなります。

しかし産後はまだまだ体も体力も回復していないため、激しい運動で筋肉をつけるのは逆効果となってしまいます。

そこで軽いスクワットやストレッチ、軽いウォーキングをして筋肉をつけましょう。

骨盤の歪み矯正

骨盤の歪みを改善しましょう。

妊娠中出産時に開いてしまった骨盤をもとに位置へと戻すことで、関節への負担が軽減します。

骨盤ベルトの活用や、骨盤矯正ストレッチを行い骨盤の位置を正しましょう。

まとめ

産後は関節痛が起こりやすい傾向があります。

自分自身で対処法を試してみても一向に良くならないなというときや痛みが増して来てしまっていて支障が出るというような場合は無理せず早めに整形外科に受診しましょう。

授乳中である場合は授乳中であるということも伝えたほうがよいですね。

リウマチが発症してしまっているという可能性もあるので無理は禁物です。

痛みはストレスの原因にもなります。

我慢せず受診し相談してみるとよいですよ♪

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