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子供のイヤイヤ期に起こる癇癪(かんしゃく)とうまく付き合う方法

 2018/08/21 幼児
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急に大声で泣き叫ぶ…。

ところ構わず大暴れ…。

物を投げたり手が付けられない…。

子供が起こす癇癪(かんしゃく)に困ってしまうことありませんか?

子供が一度、火がついたように癇癪を起こしまうと、それを落ち着かせるのはなかなか大変です。

また、癇癪が一日の中でも何度も起してしまったり、毎日のように繰り返されると子供だけではなく、ママまでもがヘトヘトになってしまいます。

子供によって癇癪を起こす子とあまり起こさない子、癇癪の強さも度合いも様々ですが、癇癪は子供の成長過程において大切なものだと言われています。

そこで、ここでは子供の癇癪に上手に付き合うポイントについてまとめたいと思います。

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子供はなぜ癇癪を起すの?

子供が言葉をうまく話せないうちは、自分の感情をうまく使えることも、自分の感情をうまく表現することもできません。

子供はまだ内面的にも成長の途中です。

理性で感情を抑えたり自分の感情をコントロールすることができません。

なので子供は泣いたり笑ったりと感情の起伏がとても激しいものなのです。

子供によって個人差はありますが、成長していくに連れ自我が芽生え始めたころに自分の思いがうまく相手に伝わらずに感情を爆発させてしまうことがあります。

それが癇癪(かんしゃく)です。

子供が癇癪を起こす時には、何らかの理由があります。

  • 子供が自分の感情をうまく使えられずに困った時。
  • 自分の欲求が抑えられずに爆発してしまった時。
  • やりたいことが上手くできずにイライラしてしまった時

などです。

成長するにつれ、言葉での表現を覚え、少しずつ周りとのコミュニケーションの取り方、自分の思いの伝え方、我慢することなどを覚えていくと、癇癪を起こすことは少なくなり、次第になくなります。

それまでは、大変ですが、子供と向き合い、大人が子供の思いを代弁し、フォローしてあげる必要があるのです。

子供の癇癪はいつまで?

一般的に子供の癇癪は、自我が芽生え始める2歳前後~3歳ごろのイヤイヤ期を境に始まる子が多いと言います。

それまでおとなしかった子供でも急に始まり戸惑ってしまうママは多いものですが、長く続く子でも5歳前後くらいには癇癪を起すことは少なくなると言われています。

小学校高学年になっても癇癪を起すことが続く場合には、他に原因がある可能性も出てきます。

あまりにも長く、強く続く場合には、専門の医療機関の受診も必要です。

癇癪は、生まれながらに持った個人の性格的なところも強いため、癇癪の強さも人それぞれで、感情のコントロールが上手にできる子供であれば、ほとんど癇癪を起さない子ももちろんいます。

周りと比べる必要はなく、自分の子供の大切な成長過程の1つだと、しっかり受け止め親が冷静でいられるよう対処することが大切です。

子供が癇癪を起した時の対処方法

子供が一度癇癪を起すと、場所や時間を構わず、火がついたように泣き叫んだり、暴れだしたり手が付けられなくなります。

親とは言え本当に困ってしまいます。

何を言っても無理な場合には、まず場所を移動するようにしましょう。

完全に癇癪を起し興奮状態になっている子供には、どんな言葉も耳に入ってきません。

場所を変え、寝転んで暴れても危険がない場所へ移動し、落ち着くまで冷静に様子を見るようにします。

まずは、周りの人に迷惑がかからない場所、危険がない場所へ移動することが大切です。

毎日に何度も何度も癇癪を起してしまう場合には、「いい加減にして!」「静かにしなさい!」と怒ってしまいたい気持ちもありますが、火に油を注ぐようなものです。

親までもが「カッ」となってしまわないように「冷静」でいることが大切です。

鳴き声で親がストレスを抱えてしまう場合には、自分の気持ちの冷静を保つために「耳栓」を使うことも有効な手段です。

落ち着いて話ができるようになるまで、頭などをぶつけ怪我しないように見守り、静かに待ちましょう。

子供が癇癪を起している時は、子供も困っています。

大人が冷静でいることが何よりの対処方法なのです。

子供が落ち着いたら、落ち着いたことをしっかりと褒めてあげることも大切です。

抱きしめてあげ、安心感を与え、泣き叫ぶことをやめたことをしっかり褒めてあげましょう。

泣き叫ぶより言葉で伝える大切さをしっかりと教えます。

なぜ癇癪を起してしまうことになったのかを、話ができない子供には、ママが子供の気持ちを代弁し、伝え方を教えてあげるようにします。

ルールーやマナー、どうすれば良かったかなどを少しずつ教えていくようにしましょう。

自分で理解し、行動できるまでには時間もかかりますが、繰り返し教えてあげましょう。

癇癪を起させないためには?

子供が癇癪を起さないようにするためには、まずは子供が癇癪を起しやすい状態を作らないことが肝心です。

大人にも言えることですが、体調が悪い時にはイライラするものです。

空腹状態、疲労、眠気、など子供の体調が悪いと癇癪を起しやすくなります。

子供は感情のコントロールもそうですが、自分の限界も気づきにくいものです。

限度を超えて何かをしていた時にはより注意が必要です。

また、おもちゃなどの物の貸し借り、取り合いなど相手がいる場合には、気を逸らすことも必要です。

他に目を向けると他にも楽しいことがあること、気晴らしをしたりすることも教えておくと自分での対処もできるようになります。

  • おもちゃの取り合いになった時には違うおもちゃも探してみる
  • どうしても使いたいおもちゃがある場合には、順番を待つ
  • お友達とうまく遊べない時には場所を変えてみる

など。

自分の欲求が抑えられずに癇癪を起してしまう子には、あらかじめ説明をしておくことも大切です。

買い物へ行く場合は、事前に何を買いに行くのかを伝え、今日はおやつが買えるのか買えないのかを事前に話しておくことも必要です。

公園へ行く場合には、帰る時間も事前に決めておく必要があります。

いつ帰るのかを前もって伝え、帰る時間が近づいてきたら「●●遊びが終わったら帰ろうね」など、もう一度お知らせしておきましょう。

何でも自分でやりたがるイヤイヤ期は、先が見えずに不安を抱えるママは多いものです。

日々の生活と子育てに追われる毎日の中で、早く終わらせたいこともありますが、子供は常に成長途中です。

いつもがうまくいくとは限りませんが、時には、できることは積極的にやらせてあげ、子供の欲求を満たしてあげるようにしておくと癇癪を起すことも少なくなると言います。

ママが冷静でいるためには

「魔の2歳児」と言われるイヤイヤ期の子育てに不安を抱えるママは本当に多いものです。

「いつまで続くのか。」「他の子供は落ち着いて見える。」と、毎日が不安の連続です。

周りに同じような境遇のママがいればいいのですが、いない場合には決して一人で抱え込まず、周りの支援センターやボランティア活動の場を覗いてみるのがいいかもしれませんね。

最近ネットでは、子供のイヤイヤ期の写真や動画のグランプリなどが開催され、話題となりました。

多くのママが共感し、勇気づけられ、気持ちが楽になったと一気に拡散し、ママの中で注目となっています。

子供の癇癪は本当に大変ですが、ママが冷静でいるためには、一歩引いて落ち着いた気持ちで子供と向き合うことが大切ですね。

まとめ

いかがでしたか?

毎日の子育ての中で、子供の成長を感じると嬉しくなりますよね。

だた、イヤイヤ期だけは、なかなか喜びにくいものですね。

後々、振り返って見たときに笑い話になることはあるものの、今、イヤイヤ期真最中のママにとっては笑えない問題です。

そんな時こそ、一人で抱え込まずに周りに頼ってくださいね。

子供の成長には、ママの笑顔が必要なのですから。

イヤイヤ期には必ず終わりがあります。

余裕をもって、子供の癇癪と上手に付き合っていってくださいね。

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