まさか!子供へのこちょこちょが虐待に?!スキンシップのはずが…

子供と親のスキンシップの一環でもある、【こちょこちょ】。
そんなこちょこちょですが、子供にとって、ものすごく嫌なものとなっていることがあります。
子供の頃のこちょこちょが大人になってからも、トラウマとなっているという人もいるほどです。
そこで今回は、こちょこちょを行なう際の注意点や約束をご紹介していきますね。
目次
「こちょこちょするから嫌い!」を真剣に受け止めよう!
子供は、大人の誰かしらを嫌いというときに、理由を聞くと、「こちょこちょするから嫌い」ということがあります。
こちょこちょくらいで嫌いって…。
本当は好きなんだろうな。
なんて大人は思ってしまいがちですが、子供のこちょこちょをされるから嫌いであるという気持ちを真剣に受け止めてあげる必要があります。
子供はものすごくこちょこちょを嫌がっている可能性があります。
- やめて!!と言ってもやめてくれない。
- 本当に嫌がる姿を見て、まわりの大人も笑っている。
そんな状況に子供は本当に心から嫌がっている場合があります。
その人のことが心から嫌いになってしまうかもしれません。
既に嫌いになっているかも…。
こちょこちょはスキンシップに良い!は嘘なの?
こちょこちょは大人と子供が笑顔で遊びことができるスキンシップですよね。
また、こちょこちょで遊ぶことにより、愛情や親密感が深くなるため、とてもよい遊びだと言われていました。
こちょこちょをされて笑うことにより、リラックス効果も得ることができると言われていました。
心の成長にもつながる、とてもよいスキンシップ方法です。
しかし、そんなこちょこちょは大人は楽しんでいるかもしれませんが、子供はストレスに感じてしまうほど嫌がっていることがあります。
- こちょこちょくらいいいじゃない。
- こちょこちょくらいでそんなに騒がなくても。
- こちょこちょを嫌がっている姿をそこまで気にしなくても。
と思われることが多いですね。
ところが、実際にこちょこちょがものすごく苦手な人もいます。
子供だけではなく、大人でもこちょこちょをものすごく嫌がる人がいます。
大人でも、ものすごく嫌いな人にとって、数秒のこちょこちょでもものすごく大きなストレスとして感じるのです。
子供にとっても同じストレスが与えられます。
実際に子供の頃のこちょこちょの思い出がトラウマとなり、大人になってからもこちょこちょがものすごく苦手で恐怖すら感じるという人もいるほどです。
意外とパパがこちょこちょをするというケースが多く、子供がこちょこちょをすることで笑ってくれるから嬉しくなっていつまでもやってしまう、エスカレートしてしまう。
その結果、子供はこちょこちょが嫌いという気持ちから、パパが嫌いという気持ちに変わってしまうことがあります。
こちょこちょは虐待なの?!
こちょこちょは虐待になることがあると議論されることがあります。
海外では虐待になる場合も…
海外では、こちょこちょを嫌がっている子供にこちょこちょをし続けるのは、虐待であると言われることがあります。
オーストラリアのヤフー知恵袋にて、娘の足の裏をくすぐるのが好きで、3分間ほどくすぐり続ける日があります。いけないことでしょうか?
という質問がありました。
それに対してアンサーとして、私の保育園の子供からパパにそんな事をされているという話しを聞いたら虐待であると、通報するという声が挙がりました。
子供の頃に同じ経験をしたことがあるが、虐待でしかない、それは虐待、やめるべき。という声も見られ、同じような意見が相次ぎました。
江戸時代のこちょこちょは…
江戸時代には、くすぐり責めという拷問がありました。
遊女に対し行なわれており、傷つける事無く苦しめることができる拷問として行なわれていました。
虐待と聞くと、大げさじゃないの?と思いますが、子供をくすぐり続け、抵抗していても続けるということは、くすぐり責めのようでは?という意見もあります。
度を越したこちょこちょは虐待と呼ばれてもおかしくありませんね。
しかし、楽しい気持ちでおこなっていたこちょこちょが虐待だといわれてしまうと、少し残念な気持ちにもなりますよね。
子供へのこちょこちょは一切しないほうが良い?!
こどもとのこちょこちょはスキンシップの一環である場合もあります。
そこで、こちょこちょが本当に大嫌いなのか、楽しいのかを子供に尋ねてみましょう。
子供が刺激に敏感である場合、こちょこちょを本当に嫌っている可能性があります。
その場合は、一切こちょこちょをやめたほうがよいですね。
体質によっては、回数や時間に関係なく行なわないほうがよいです。
また、足の裏や脇の下は絶対にいやだけど、お腹なら楽しめるというような場合は、部位を決めて行なうとよいですね。
「長い時間だと嫌だけど、楽しい」などという場合はこちょこちょの仕方を変えてみましょう!
子供とのこちょこちょを楽しむためのお約束!
子供とのこちょこちょを楽しむためには、いくつかの約束のもと行なうことをおすすめします。
子供の了承を得てから行なう
急にこちょこちょを始めるのではなく、こちょこちょをすることに対し、子供の了承を得てから行なうようにしましょう。
こちょこちょしてもいい?こちょこちょごっこしよっか?などと声をかけてみましょう。
やりたいと言われたら 開始するとよいですね。
子供がなにかに夢中になっているのに、こちょこちょで邪魔をしたり、泣いているときになだめようとするためにこちょこちょをするということは控えたほうがよいでしょう。
嫌いなこちょこちょを無理に行なわない
くすぐられることが嫌いな子供は刺激に敏感です。
そのため、無理に行ってしまうと、将来的にもこちょこちょがトラウマとなってしまうことがあります。
恋人に触れられることすらビクッとしてしまうようになる可能性も十分にあります。
人に触られることに対し拒絶反応が見られるようになることもあるので、嫌いな場合は一切行なわず、克服させようとするのもやめましょう。
楽しく遊ぶことはこちょこちょ以外にもたくさんあります・
時間は3秒間まで
こちょこちょをする時間は3秒までにしましょう。
あかちゃんの場合は1秒までにしてください。
いくら楽しんでいても、この時間を守りましょう。
ほんとうにこちょこちょを楽しんでいる場合は、子供のほうからもっと!!!と言い出すので、その言葉が出たら続けるようにするとよいですね。
まだ言葉で抵抗することができない場合は、喜んでいるのだと判斷してはいけません。
一本橋こちょこちょのようにて手遊びの中で数秒行なうような感じでこちょこちょを取り入れるとよいですね。
やめて!と言ったらやめる
子供がやめて!と声をあげたらやめましょう。
なかにはこちょこちょが好きな子どもいるので、やめて!と声をあげるものの、もっとしてほしいときは、もう一回!と言ってきます。
子供がやめてと言ったらやめる!もう一回といったらする!というようにこちょこちょをたのしみましょう。
子供の状態
息ができないほど笑ってしまっているという場合、やめて!という言葉を発することもできなくなっている可能性があります。
子供の状態をよく見ながらこちょこちょをおこなういましょう。
力をつかわない
こちょこちょをするときに、押さえつけながらくすぐるということは絶対にやめましょう。
主導権はいつも子供にもたせておいてあげましょう。
まとめ
こちょこちょは遊びの一環であり、大したことではないと大人は思ってしまいますが、子供にとってはトラウマになってしまうことがあります。
子供が本当に楽しんでいるのか、本当に嫌がっているのかをしっかりと見極める必要がありますね。
こちょこちょ以外にも子供を大笑いさせることができる遊びはいっぱいありますね♪