子供同士のトラブル発生?!正しい対応方法や謝罪方法で解決!

子供が幼稚園や保育園に入園すると、親の目から離れたところで集団生活を送りますよね。
そのため、どうしても子供同士のトラブルは避けられません。
もちろんトラブルを防ぐために先生たちも目を離さず見てくれていたり、保育園や幼稚園内でのトラブルは解決してから報告してくれることが多いです。
しかし、子供同士の大きなトラブルが起こってしまった場合、正しい対応方法や謝罪方法が必要となります。
トラブルを解決するための方法をご紹介していきますね。
目次
子供同士のトラブルが起こる原因は?
子供同士のよくあるトラブルの原因を挙げていきます。
- 物(おもちゃ等)の取り合い
- 一緒に遊んでくれない、無視する
- 悪口を言われた、言っていないなどとからの発展
- 理由のない暴力、ふざけ過ぎた結果の暴力
など、子供同士のトラブルに多いのは上記のような理由となりますね。
子供同士のトラブルはお互い様?!
子供同士の良くあるトラブルの原因を見てもらうと分かる通り、小学校に上がる前の幼い子供たちのトラブルは、大体1対1の喧嘩であることがほとんどです。
グループでのトラブルがあれば、先生方も直ちに気づき、すぐにおさまるため、大きく発展することはほとんどありませんね。
1対1であるということは、トラブルの解決をしていく上で、忘れずに頭に入れて置きたいポイントとなります。
自分の子供が危害を?!対応・謝罪方法は?
では、まずは自分の子供が危害を加えてしまった場合のパターンをご紹介します。
相手に何かをしてしまった側の場合ですね。
どうして起こったのかをしっかり把握
まずすべきことは、子供同士で起こったトラブルの原因、トラブルが大きく発展した要因などをしっかりと把握しましょう。
つい自分の子供が何かしてしまったと聞くと、原因などを良く把握しないまま焦ってしまいがちです。
もちろんしてしまったことは謝罪すべきことですが、起こった原因がワザとではない場合もあります。
幼稚園や保育園から怪我をさせてしまったという事だけが伝えられ、実際はわざとではなく起こしてしまったことであり、実際に謝罪のお電話をしたら、あまり相手は気にされていなかった・・・。と言う事もあります。
もちろん相手の方にわざとではないとしても謝罪をした方が良いという点はありますが、我が子に対して過剰に怒りすぎてしまう原因にもなります。
もしかしたらやってしまっただけではなく、お互いにやりあってしまっていたという場合もあります。
まずはトラブルに至った原因や過程などを落ち着いて把握しましょう。
大きなけがをさせてしまった場合は・・・?
ではあからさまに大きなけがを相手に負わせてしまったりと、我が子が絶対的に悪い、どう考えても謝罪すべき事態だという場合はどうしたらよいかについてです。
大きなけがではない、お互い様のトラブルだったという場合は電話での謝罪でもよいのですが、大きなトラブルで明らかに我が子が悪いという場合は、電話ではなく直接自宅へ訪問し謝ったほうがよいですね。
我が子も連れていき、一緒に謝りましょう。
電話で済ませたくなってしまう気持ちもわかりますが、怪我をされたとなると、相手も電話で済ませるつもりかと尚更事態が悪化してしまう事もあります。
また、その後も根に持たず良い関係を続けていくためにも、潔く丁寧に謝ることをおすすめします。
怪我の受診費用や治療代の支払い義務は?
相手に怪我をさせてしまったという場合、病院への受診費用や治療代を払わなければいけないのか、気になってしまいますよね。
怪我をさせてしまったのだから当然払うべきであると思ってしまいますよね。
しかし、実際は払わないが正解です。
子供のうちは保険が効き、お支払する医療費はゼロとなります。
そのため、実際に受診や治療に費用は掛からず受けられるのです。
受診費用や治療代を請求された場合は、慰謝料という形になります。
保険が効かないような大けがをさせてしまったという場合はまた違った話になりますが、まずは基本的には払わなくても良いが正解となりますね。
我が子がやられた・・・対応はどうする?
では続いて自分の子供がやられてしまった場合はどうしますか?
実際に我が子が怪我をして帰宅となったり、悲しい思いをしたと聞くと、冷静ではいられなくなったり、やはり怒りが込み上げて来てしまう事もありますよね。
しかし、トラブルの被害に遭ったときは、まずは冷静になりましょう。
自分の子供にも原因があるか否かをしっかり確認
まず、行うべきことは、自分の子供にもトラブルの原因となるような落ち度があったかということをしっかりと確認してください。
怪我をしてきたなどとなると、冷静ではいられなくなり、自分の子供は被害に遭ったと思ってしまいます。
しかし、実際は我が子にも原因があったという場合もあります。
自分の子供から聞く話だけを鵜呑みにするのではなく、対等な立場で見ていた先生などに詳しくお話しを聞き、トラブルの過程を知りましょう。
自分の子供が悪くない場合は・・・
事実関係をしっかりと把握したうえで、我が子には何の落ち度もなく怪我などのトラブルが起きていたということが発覚した場合は、とりあえず相手の連絡を待ちましょう。
なにかあったことについては、先生から相手の親御さんにお話があるはずです。
一方的にやられた怪我だった場合、ご連絡が来るでしょう。
大きなけがであればあるほど、こちらから連絡を待たずに電話をしたり、相手の自宅へとお話しをしに行きたくなるかもしれません。
しかし、冷静に待って下さい。
というのも、我が子はママやパパの姿を良く見ています。
もし自分が怪我をしたことでママやパパが激怒し相手のおうちへと乗り込んだりしてしまった場合、子供は次からは先生やママやパパに言わないようにしようとトラブルを隠すようになってしまいやすいからです。
おちついて連絡を待ちましょう。
ただし、明らかに複数人にやられて大けがをしたというようないじめのような場合、1対1ではないというような場合は、待たずに戦うという選択肢もあってよいでしょう。
まとめ
子供同士のトラブルって大体は1対1です。
そのため、もし自分のお子さんが何か相手にしてしまったという場合は、誠心誠意謝りましょう。
潔くしっかりと丁寧に謝ることが大切です。
そして、もし相手に何かをされたという場合、1対1であり、怪我も大したことが無いという場合は、相手の方を許す心を持っておくとよいですね。
1対1でお互い様!がポイントです。
大きなけがを何度もしてくる、何度も大きなけがをさせて来てしまう、と言うような場合は、しっかりと厳しい態度をとる必要があります。
大きくなるにつれ、1対1ではなくなる事もあるので、しっかりと事実確認をして確かめましょう。
子供のトラブルに怪我は付き物ですが、出来るだけ大きなけがとならないように、まずは自分の子供に怪我をさせてはいけないということを教えておきたいですね。