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妊婦は氷が食べたくなる?!氷食症?胎児への影響や貧血との関係とは?

妊婦さんの中で、どうしても氷が食べたくなってしまうということは多い傾向がああります。

冷たい氷を口に含むことで、つわりの辛さが軽減するように感じたり、体のほてりが和らぐため、食べたくなるということがありますね。

また、ガリガリと噛んでしまったり、氷がどうしても美味しく感じて食べてしまうということがあります。

なぜ妊婦は氷を食べたくなるのでしょうか。

また、氷を食べた場合、赤ちゃんへの影響などの心配はないのでしょうか。

そこで今回は妊娠中の氷が食べたくなることについて、氷食症や貧血との関係性、胎児への影響などについて詳しくご紹介していきますね。

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妊婦が氷を食べても大丈夫?

妊婦さんは氷が美味しいと感じたり、どうしても氷が食べたくなってしまうということが少なくありません。

氷は水でできているため、食べ過ぎなければ妊婦でも食べても大丈夫なものです。

しかし、がりがりと噛んで大量に食べてしまうと、体が冷えてしまう原因となるので、口の中でゆっくりと溶かしながら食べるとよいものではありますね。

食べる氷は、ミネラルウォーターで作ってしまうと、塩素が使用されていないため、長期間保存することができません。

氷を作る場合は水道水のほうがよいですね。

妊婦が食べたくなる氷菓

妊婦はよく氷菓が食べたくなります。

氷菓とは?

消化は果汁を凍らせたものやアイスキャンディー、かき氷の事をさします。

市販の有名な氷菓としては、グリコのアイスの実や赤城乳業のガリガリ君、森永製菓のアイスボックスなどが挙げられますね。

氷菓は乳成分が少ないため低カロリーなイメージです。

しかし、美味しさのために糖分が多く使用されているものは少なくありません。

普通の氷の感覚で氷菓食べてしまうと、体重の急激な増加、尿検査への影響などが起こってしまいます。

かき氷

かき氷も氷菓の一つとなります。

細かく削った氷にシロップがかかっていますね。

カフェなどではフラッペという呼び名で提供されていることが多いものです。

氷自体はカロリーゼロなのですが、シロップの糖分が高く、食べすぎてしまうと、市販の氷菓と同じく、体重増加などの原因となります。

シロップのかけすぎやかかりすぎているものには注意が必要ですね。

妊婦はどんなときに氷が食べたくなる?!

つわり中

つわり中は口の中がなぜか苦く感じたり、よだれが多くなることがあります。

するとそこに氷をいれることで、すっきりした感じがするため、つわりの症状が軽減したように感じるのです。

また、吐き気や胸やけが軽減するという意見もあります。

食べつわりで食べすぎてしまう妊婦が氷を噛むと落ち着くという理由で多く食べてしまうこともありますね。

暑い時期

夏の暑い時期は冷たいものを食べたくなります。

特に暑い時期と妊娠後期が重なると、お腹が大きくより暑く感じたり、高温期が続くので、普段よりも体のほてりを感じやすくなります。

そのため、氷を食べることで涼しくなる感じがして食べすぎてしまうのですね。

氷を食べることによる胎児や母体への影響は?!

氷による胎児への影響は?

妊婦が氷を食べすぎてしまうと、赤ちゃんが逆子になってしまう、胎動が激しくなるなどという噂があります。

また、難産になりやすくなる、脂肪をまいて産まれてきやすくなるとも言われています。

しかし、それらに医学的根拠はありません。

お腹の中の赤ちゃんは人肌に近い羊水に包まれています。

そのため、氷を食べたことにより、氷の冷たさを直接感じたり、冷たさに驚くというようなことはありません。

しかし、氷を食べ過ぎると妊婦の体は冷えてしまい、血行が悪くなってしまうことがあります。

すると、母体から酸素や栄養素を受け取っている赤ちゃんに、十分な酸素や栄養素が送られなくなってしまうことがあります。

また、冷たいものを食べ過ぎてしまうと、難産や早産の原因となってしまうこともあります。

妊婦への影響

氷を食べすぎてしまうことにより、妊婦の体が冷え、血行不良が起こりやすくなります。

血行不良になるとお腹がハリやすくなったり、つわりが重くなったように感じることがあります。

また、足がむくみやすくなったり、便秘や下痢になりやすくなるという傾向もあります。

更に氷をたべすぎてしまい、消化器官が冷えることで、免疫力が低下しやすくなります。

体を冷やさないようにする必要があります。

手足の冷えの原因となり、肩こりや首こりがおこる要因となる場合もあります。

片頭痛を引き起こしたり、不快眠りを阻害してしまうこともあります。

体が冷えすぎて下痢につながることもありますね。

妊婦が氷を求める原因は貧血?!

貧血は、血液に存在している赤血球やヘモグロビンが少なくなる状態です。

貧血の原因は様々なものがありますが、ヘモグロビンの原料となる鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血となります。

妊娠中は全身に循環する血液量が増えているため、鉄分は赤ちゃんへ優先的に送られます。

そのため、妊婦の体では鉄分が不足しやすくなるのです。

鉄欠乏性貧血の場合、現れる症状には個人差がありますが、動悸、息切れ、耳鳴り、頭痛などが主な症状となります。

貧血になると人によっては氷を食べたくなることがあります。

氷をよく求め、貧血のような症状もともに見られるという場合は、一度かかりつけの産院で相談してみるとよいですね。

また、ストレスなどの精神疾患、前駆状態のときに氷をよく食べたくなるとも言われています。

もしかして氷食症なの?!

氷食症は異常なほどに氷を食べてしまう病気となります。

栄養のないものを大量に食べてしまうという観点から、異食症と呼ばれることもあります。

氷食症の目安となる基準などは明確にはなっていませんが、製氷機1皿以上を2ヶ月間毎日食べてしまっているというような場合、氷食症と診断されるという傾向があります。

氷食症の原因は一概には言えないものの、貧血が原因で起こっているのではないかと言われています。

妊婦は普段よりも鉄分不足になりやすいため、貧血が原因で氷食症となってしまっているということが考えられます。

なぜ貧血中に氷を食べたくなるのかという理由は明らかにされていませんが、氷を摂取することで、貧血がより悪化してしまい、より氷が食べたくなってしまうという悪循環に陥ってしまっている可能性があります。

貧血が原因の場合、赤ちゃんに必要な酸素や栄養素が十分に行き届かなくなってしまうため、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす可能性もあります。

自分で氷の摂取量を制限することができないというような場合は、一度医師に相談したほうがよいですね。

鉄分不足を解消することで氷食症の症状の改善につとめます。

氷食症を改善する方法!

鉄欠乏性貧血の場合

貧血を改善するため、ほうれん草やひじきなどの鉄分が多いものを積極的に食事にとりれましょう。

植物性の鉄分よりも動物性の鉄分のほうが吸収力が高いため、赤身のお肉や赤身の魚などを摂取することも大切ですね。

また上手に摂取できないときはサプリメントなどで摂取するようにしましょう。

強迫性障害の場合

ストレスなどにより強迫性障害で氷が食べたくなってしまっているときは、一度心療内科で相談してみましょう。

また、日常の中でストレスを感じることを取り除くようにしたり、避けながら過ごすことも大切ですね。

まとめ

妊娠中に氷を食べても問題はありません。

しかし、食べすぎてしまうことにより体が冷えてしまい、母体にも胎児にも影響が及んでしまうことがあります。

氷による冷えには十分気をつけたいですね。

また、つわりや暑さが影響し氷を食べてしまうという分にはよいものの、製氷機1皿を常に食べ続けてしまうような場合は、一度かかりつけの医師に相談してみることをおすすめします。

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