赤ちゃんが言葉を理解できるのはいつごろから?言葉の理解や発達を促す方法!

赤ちゃんはいつ頃から言葉を理解し始めるのでしょうか。
赤ちゃんが徐々に成長し、言葉を理解し始めたり、言葉を話せるようになるということはパパやママにとってとてもうれしいことであり、待ちどおしい楽しみなことですね。
赤ちゃんはいつごろから言葉を理解することができるようになるのでしょうか。
また、赤ちゃんは言葉を話しはじめるまでには、大人が積極的に関わり発達を促すことによりできるようになってきます。
なかなか話さないと心配になることもありますね。
そこで今回は赤ちゃんはいつごろから言葉を理解できるようになるのか、言葉の理解や発達を促すための方法、赤ちゃん言葉などについて詳しくご紹介していきますね。
目次
赤ちゃんが言葉を理解し始めるのはいつごろから?!
まずは赤ちゃんが言葉を理解し始めるのはいつごろからになるのかということについてですね。
赤ちゃんは周りの大人が発する言葉をしっかりと確実に聞いています。
そのため、言葉をどんどん自分のものとして吸収し、理解しようとしたり、真似しようとしたりします。
しかし、赤ちゃんが言葉を実際に話すようになるまでにはかなり個人差があり、同じ時期に言葉を理解して話せるようになるというものではありません。
赤ちゃんが言葉を理解しはじめる時期には目安があるのでご紹介していきますね。
生後8ヶ月ころ
まずは生後8ヶ月ころの状態です。
この頃になると、自分の名前という言葉を理解し始めるようになります。
名前を呼ばれると自分の名前に反応するような姿が見られます。
しかし、他の人の名前で反応することもあるので、確実ではありませんが多少理解してきていることが伺えますね。
また、パパやママという存在や呼び方を少しずつ理解し始めます。
生後9ヶ月ころ
死後9ヶ月ころになると、言葉の理解が急激に進み始めます。
言葉を発し、ジェスチャーをしたりする姿が見受けられるようになります。
パパママの言葉に合わせ、身振り手振りをして応答するような姿も見られます。
生後9ヶ月ころになると、言葉と行動が噛み合うようになってくるのですね。
言葉の意味が分からなくても、どんなときの言葉なのか、状況などを何となくですが把握することができるようになってきます。
理解したり吸収した言葉を何回も繰り返したりする姿も見られます。
生後10ヶ月頃から
生後10ヶ月頃をすぎ、1歳にかけて、赤ちゃんはかなり言葉を理解します。
自分で意味のあることを会話のように話すことは難しいものの、パパやママの呼びかに応答したり、拙い言葉で会話の返事をしようとしたりします。
それママほしいな、などというと、赤ちゃんがものを渡してくれるようになったりします。
赤ちゃんが言葉を話しだす時期とは?!
赤ちゃんが言葉を話し出す時期についてです。
早い場合は9ヶ月ころから
早い子の場合は、生後9ヶ月ころから話し始めるようになります。
グーイングという、あーやうーというような意味の無い言葉を発し始めるところから始まります。
その後、わんわんやまんまなどという言葉を発するようになります。
平均的には1歳を過ぎたころからとなりますが、一歳半までの間に話すようになることが多いですね。
上の子が居ると話すのが早い?!
上の子、兄弟が居たり、祖父母と一緒に過ごす時間が多いと、話しはじめるのが早い傾向があります。
言葉に触れる時間が長いからですね。
周りの環境などにより、言葉を話し始める時期というのは大きく変化するのですね。
なかなか話し始める時期なのに話しはじめないという場合でも、焦る必要はアリません。
話すためにたくさんの言葉を吸収し、話す準備をしています。
ゆっくりと気長に話しはじめるのを待ってあげたいですね。
赤ちゃんへの言葉の理解を促す方法!
では赤ちゃんに言葉を理解してほしい、はなく話し始めるようになって欲しいという場合、言葉の理解を上手にい促す方法についてです。
なかなか話さないからといって焦り過ぎるのもよくありませんが、関わり方によって赤ちゃんに言葉を促すことができます。
赤ちゃんによく話しかける
赤ちゃんがまだ言葉を話さないころから、赤ちゃんに良く話しかけることをおすすめします。
生まれたての赤ちゃんにも積極的に話しかけるとよいです。
すると赤ちゃんの言葉への理解が早まる傾向があります。
グーイングしかできない頃まで、話しかける必要がないと思うママは少なくありませんが、自然によく会話を聞いていることで、言葉を理解したり、話すことが早まる傾向があります。
オムツ替えのときや授乳のときに話しかけて見る所から初めてみましょう。
リアクション
赤ちゃんがジェスチャーをしたり、グーイングをしたときは、リアクションをしてあげるとよいです。
赤ちゃんはリアクションしてもらったことに対して、言葉を理解したり、会話というものを知ります。
言葉の発音
赤ちゃん言葉と呼ばれるものがあり、犬をわんわんといったり、車をブーブといったりということはよいことです。
しかし、〇〇でちゅか。〇〇でちゅね。などという言葉はよくありません。
大人の発音に合わせようとすると赤ちゃんは混乱してしまい、言葉を発しにくくなってしまいます。
きちんとした言葉で返答してあげることが大切です。
ゆっくりと話す
赤ちゃんと話すとき、語りかけるときはゆっくりと話すように意識しましょう。
赤ちゃんの目をみて、ゆっくりと、話すとよいです。
早いと赤ちゃんは何を言っているのか理解できません。
ゆっくりはっきりと話しかけるようにしましょう。
指示語
指示語の使用は控えましょう。
これ、それ、あれなどは言葉を理解することに繋がりません。
しっかりとものの名前などをつかって話すようにしましょう。
赤ちゃん言葉は良くない?!
赤ちゃんにとって赤ちゃん言は言葉の発育によくないものです。
赤ちゃんへの言葉遣い
赤ちゃんに犬をわんわんといったり、車をぶーぶ、ぶっぷと話しかけたりすることは、少し前まで良くないこと、言葉の理解が遅れるものだと言われていました。
しかし最近は、赤ちゃんに対して、赤ちゃんがわかりやすい言葉、発音しやすい言葉を遣うことは言葉の理解を促すことに対して大切なことだと言われています。
ただし語尾をでちゅねなどにしたりするのはよくありません。
使っても良い赤ちゃん言葉
使っても良い赤ちゃん言葉、使うことをおすすめするあかちゃんことばを挙げますね。
- ただいま…まー
- ママ…まんま
- パパ…ぱー
- お兄ちゃん…にいに
- おねえちゃん・・・ねえね
- おじいちゃん…じいじ
- 犬…わんわん
- ネコ…にゃー、にゃんにゃん
- 手…てって、てて
- 足…あんよ
- 歩く…あんよ
- お腹…ぽんぽん
- 目…めめ、めんめ
- 飲む…ごっくん
- 片付け…ないない
など使ってみましょう。
赤ちゃんの言葉に対して大切なこと
赤ちゃんに言葉を教えていく上で大切なポイントがあります。
焦らない
焦ることは絶対によくありません。
絶対に焦らずに、まだしゃべらないのなどと催促するのはやめましょう。
無理に話させようとしてしまうと、逆になかなかしゃべることができなくなってしまいます。
無理に話させようとしてしまう気持ちや焦る気持ちは赤ちゃんにもひしひしと伝わってしまいます。
赤ちゃんの言葉を聞いてから
赤ちゃんの言葉をよく聞いてから話すようにしましょう。
一方的にはなしたり、リアクションを早くするのではなく、赤ちゃんの話す言葉をゆっくりと良く聞き、聞ききってからリアクションしたり話しかけるようにしましょう。
話したいという気持ちが失われてしまうのを避けるために大切なことです。
なかなか言葉を話さず心配な時は…
赤ちゃんがなかなか言葉を話さずに心配な時は、専門医に見てもらうという手段もあります。
発達障害の可能性?!
なかなか言葉を話さないと、発達障害の可能性があるのではないかと心配になってしまうことがありますよね。
しかし、周り多少遅れていても、必ずしも発達障害というわけではありません。
当然発達障害だと診断されるには判断基準があります。
心配しすぎないほうがよいですね。
診断をうける
しかし、やはりなにかしら心配な原因があるのではと思う場合は診断を受けるとよいです。
1歳半検診では言葉の発達を診断するテストがあります。
問題がある、言葉に心配なことがあると言う場合は、検診の際に相談してみると、保健所や児童相談所で取り合い相談にのってくれたり、診断を受けることができます。
まとめ
赤ちゃんの言葉は待ち遠しいものですが、なかなかしゃべらないからといって焦る必要はありません。
話さなくてもどんどん赤ちゃんに対して話しかけていきましょう。
また、声が出てくるようになったら上手にリアクションをとり会話が楽しいものだと教えてあげたいですね。
赤ちゃんに話しかける、リアクションをするという事を上手に行い促していくことで、言葉の成長スピードは早まりますよ♪