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妊娠初期の高温期のはずが…基礎低温が低下!!流産なの?!原因と対処法!

妊娠した場合、基礎体温が高温期のままになるため、基礎体温を測っていると、妊娠に気づくことができるというようなことがあります。

しかし、通常高温期のはずなのに、急に体温が低下してしまったという事が起こると、かなり不安になってしまいますよね。

基礎体温が低下すると流産した?!と考えられることもあると聞くと余計に心配になってしまうでしょう。

妊娠の継続はできるのか、流産以外が原因となり体温が下がることはあるのかなど不安を解消するために気になる点がありますよね。

そこで今回は、妊娠初期の高温期に体温が急激に低下した場合の原因や対処法はあるのかどうか詳しくご紹介していきますね。

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妊娠初期の体温の変化とは?

非妊娠時は、女性の基礎体温は生理周期に合わせて変化します。

生理周期に合わせ、低温期と高温期があるのです。

エストロゲンが分泌され、増えた時は卵胞を成長させる時期であるため、低温期となります。

一方プロゲステロンが分泌し増えたときは、妊娠しやすい身体の状態となり、高温期となります。

この低温期と高温期は繰り返されて行きますが、妊娠した状態だと排卵が必要なくなり、妊娠の維持が優先されるため、プロゲステロンが常に分泌されるようになります。

するとプロゲステロンが常に分泌されているため妊娠すると高温期が続くのですね。

妊娠初期なのに基礎体温が低下!原因は?

妊娠初期から高温期は続き、大体妊娠16週目頃まで高く、その後低下していきます。

妊娠初期で高温期が続くはずなのに、妊娠15週目未満で基礎体温が低下してしまった場合、考えられる原因についてご紹介します。

外気温の低下

外気温の低下により、基礎体温が低下していることがあります。

寒すぎて体が冷えてしまえば、基礎体温も低下します。

冬の時期に妊娠して、基礎体温が低下したという場合特にこの原因が考えられますね。

胎盤が完成

妊娠すると母体の卵巣からプロゲステロンが分泌されます。

しかし、胎盤が完成するとプロゲステロンの分泌は、卵巣からではなく胎盤から行われることがあります。

すると基礎体温への影響が弱まるため、体温が低下しやすくなります。

胎盤は妊娠16週目ころに完成することが多いものの、早く出来上がることもあり、早く出来上がると体温が低下する時期も早まるということですね。

インプランテーションディップ

インプランテーションディップと言うものが起こり、体温が低下しているという原因も考えられます。

インプランテーションディップとは、高温期に一時的に基礎体温が低下し、その後すぐに高温期に戻るという現象です。

医学的に証明されているものではないものの、妊娠の兆候の1つです。

高温期のうち、1日~2日程度体温が下がります。

ちょうど下がってしまった時に測り、基礎体温が下がったと心配になってしまのですね。

受精卵が子宮内膜に着床する頃にインプランテーションディップは起こりやすいです。

かならず起こるというわけではありませんが、インプランテーションディップ時に体温が下がってしまったタイミングでちょうど測ったのかもしれませんね。

計測ミス

計測ミスの場合もあります。

基礎体温を正確に計測する場合、起床後すぐに舌の裏に体温計を入れて計測します。

そのため位置がずれてしまっていて、正確に計測できないということも少くありません。

睡眠不足・ストレス

睡眠不足や過度のストレスにより、基礎体温が変化することがあります。

妊娠中は体も心も不安定で睡眠不足やストレスを感じやすくなったりということがあります。

影響をうけ基礎体温が定まらないということは少くないのですね。

妊娠初期に基礎体温が低下したら流産している?

妊娠初期に基礎体温が低下した場合、流産したと考えられることがあります。

流産すると、妊娠が継続できないため、維持する必要がなくなり、プロゲステロンの分泌が減少します。

するとプロゲステロンにより影響を受けなくなり、基礎体温が徐々に低下していくのですね。

場合によっては徐々にではなく急激に体温が低下することもあります。

しかし、基礎体温が低下したからといって、必ずしも流産したというわけではありません。

基礎体温は低下したものの、流産しておらず妊娠が継続しているという場合もあります。

基礎体温が低下したら流産しているとは一概には言えないのです。

基礎体温が低下がみられ、更に以下に挙げる症状が共に起こっているという場合は、流産している可能性が高いと考えられます。

  • 下腹部痛が続いている
  • 陣痛のような痛みが続いている
  • 少量又は中量の不正出血が起こっている

というような場合、流産している可能性が高いです。

また中には自覚症状はないものの流産してしまっているということもあります。

ところが、下腹部痛や不正出血もあるのに流産していないということもあるのが妊娠です。

自己判断では見極めることが難しいため、上記のような症状がみられ心配な時は、かかりつけの産婦人科に電話し、受診が必要だと伝えられた場合は早急に受診しましょう。

基礎体温が低下したら…できる対処法はあるの?

基礎体温が低下してしまった場合、対処法としては、焦らないことですね。

焦ることなく、1,2日ほど様子を診ます。

計測ミスである可能性やその他の原因で基礎体温が低下していたものの、数日後には高温期に戻っていたということもあります。

また、基礎体温がなかなか戻らないという場合でも、胎盤が完成したことにより、基礎体温が低下したということも考えられますね。

下腹部痛や出血がない場合、もう少し様子を診てみましょう。

また、他にも妊娠初期に起こる体の変化は続いているか、つわりは続いているかなども確認して妊娠が継続しているかいなか判断してみるとよいです。

自分では分からない、流産したかもしれないという場合はかかりつけの医師に相談しましょう。

流産らしき症状がおこっていなくても不安なときは医師に相談することをおすすめします。

基礎体温がバラバラだと妊娠は継続不可能?!

基礎体温がバラバラであっても、妊娠を継続することはできます。

継続できないということではありませんし、母体や胎児に異常や問題があるというわけでもありません。

外気温やホルモンのバランス、ストレスやその日の体調によっても変わるものです。

また、毎日の測定時間を同じ時間に決めて行うと、バラバラではないことが判明したりしますよ。

まとめ

妊娠初期は高温期となりますが、何らかの原因により体温が低下することはあります。

しかし、それが必ずしも流産したというわけではないので、慌てずに様子をみましょう。

外気の温度や体温を測るタイミング、体調、ストレス等などによっても基礎体温には変化が見られます。

あまり思いつめずに測り直したり、毎日測る時間を決めて行うとよいですね。

もし基礎体温の低下と共に、流産の兆候が感じられたという場合は、早急にかかりつけ医に相談してくださいね。

また、不安はストレスの原因となってしまうため、基礎体温がバラバラで心配になってりまうという場合も一人で悩まず、かかりつけの産婦人科での相談や受診で不安を解消することをおすすめします。

基礎体温だけが妊娠の証拠ではないのではありません。

基礎体温が下がる時期が早かったり、度々下がってしまっていても、元気に生まれ元気に育つ赤ちゃんはたくさんいます。

基礎体温の低下に対して、過度に心配しずぎず、安定期までゆったりとした気持ちで過ごしたいですね。

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