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妊娠初期に空腹がずっと続く…。空腹感の原因と上手な対処法と注意点!

妊娠初期は、つわりがひどく、吐き気や嘔吐が起こり、食欲が低下することが多いですね。

しかし、妊娠初期でも食欲が低下すること無く、旺盛になることもあります。

食欲旺盛になり空腹感が続き、食べても食べても空腹感があると気持ちが悪くなってしまったり困ってしまいますよね。

また、体重も急激に増加してしまうのは避けたいところです。

食べても食べても空腹感が続くときの原因や上手な対処法、注意点についてご紹介します。

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妊娠初期の空腹感とは?

妊娠初期に強い空腹感を感じるという妊婦さんは少なくありません。

強い空腹感により、つい食べすぎてしまいます。

空腹感を感じれば、食事を取らなければいけないので、食べすぎてしまいやすいのですが、食べ過ぎで短期間で体重が増えてしまうのは避けなければいけません。

妊娠初期の空腹の原因とは?

では妊娠初期の空腹の原因についてです。

ホルモンバランスが原因

ホルモンバランスの変化が原因で空腹感が起こることがあります。

妊娠中は通常分泌されるべきホルモンが分泌されなかったり、分泌が過剰になるホルモンがあったりという変化があり、空腹という影響が与えられているということが考えられます。

血糖値が原因

血糖値が原因で空腹感が強くなることもあります。

インシュリンは血糖値を下げる働きがあります。

妊娠初期は体内でインシュリンの分泌量が増え、体内ではインシュリンの働きにより、血糖値が下がってしまった状態が続きます。

血糖値が下がってしまっている状態だと、エネルギーの効率は悪くなり、内臓機能が低下します。

血糖値を上げるためにと、栄養素を欲しがるため、空腹感を感じるのですね。

糖分を効率よく摂取するためにと体が炭水化物を欲するようになる傾向もあります。

栄養のバランスが原因

妊娠初期は、受精卵から胎児という状態へと成長するために、十分な栄養素が必要となります。

さらに、ママの体の中では、胎盤の機能も作る必要があります。

これらの影響でたくさんの栄養素が必要となるため、体内の栄養バランスが乱れてしまう傾向があります。

すると、次から次へと体が栄養素を欲しがり、空腹を感じます。

妊娠初期の空腹感はいつまで続く!?

妊娠初期の空腹感は長期間続くというわけではありません。

基本的には、12週目から16週目頃までには食欲が落ち着き、辛いほどの空腹を感じなくなります。

また、体が妊娠しているという状態に慣れてくると、空腹感を感じにくくなりますね。

妊娠初期の空腹感に対して気をつけることは?

妊娠初期の空腹感に対して、素直にどんどん食べてしまうと、体重増加につながってしまうので、空腹感に対して気をつける必要があります。

空腹感に対して、素直に食べすぎてしまうと、赤ちゃんが大きくなりすぎてしまったり、妊娠初期を過ぎた後、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群になってしまうこともあります。

注意が必要ですね。

炭水化物に注意

炭水化物に注意が必要です。

空腹を感じると、エネルギーとなる炭水化物(糖類)を欲しがる傾向があります。

ところが、炭水化物を豊富に摂取しすぎてしまうと、体重がどんどん増えてしまいます。

また、空腹に対して炭水化物を摂取しすぎると、体脂肪が増えすぎてしまったり、肌のトラブルが起こりやすくなります。

今まで着ていた服なども、急に入らなくなってしまうことも少なくありません。

空腹を炭水化物だけで満たすのはやめましょう。

極端な体重の増加

妊娠初期の空腹に対して、次々と食事をしてしまうと、極端な体重増加が起こってしまいます。

極端に体重が短期間で増えてしまうと、この先の妊娠生活での体重管理がものすごく大変になります。

妊娠糖尿病や妊娠高血圧を防ぐためにも、極端な体重の増加は気をつけなければいけません。

食事のメインが炭水化物になってしまっていたり、量や時間を一切考えることなく、1日中食べ続けてしまうというような生活は避けなければいけませんね。

妊娠初期の空腹感を上手に乗り切る方法!

では妊娠初期の強い空腹感に対して、急激な体重の増加等を避けながら、上手に乗り切る方法についてご紹介します。

歯磨き

空腹を感じた時に、食べ物を食べるのではなく、歯磨きをするというのも1つの乗り切る方法となります。

歯磨きには、メントール成分が配合されて居るため、口の中がすっきりとしますね。

メントールには空腹を和らげるという効果もあります。

もちろん1日に何十回も歯磨きをしてしまうとあまりよくないので、食べたのにどうしても我慢できない空腹が襲ってきて苦しい、空腹で眠ることができないというような時に、歯磨きを行いましょう。

歯磨きの回数が多くなってしまうようなときは、力を入れてゴシゴシこすらず、優しく磨くようにしましょう。

低カロリーおやつ

低カロリーおやつを活用するのも良いです

野菜をそのまま使ってる野菜チップスや、ドライフルーツなどがよいですね。

しかし、選ぶときは、砂糖やシロップが使用されていない自然本来の味の物を選ぶようにしましょう。

また甘いおやつではなく、おやつ代わりにこんにゃくやところてんを食べたり、野菜をそのまま食べたりするのもよいですね。

水分の摂取

水分の摂取でなんとか空腹を乗り切るというのも対処法の1つとなりますね。

ミネラルウォーター、無糖の炭酸水、お茶などを飲んで乗り切りましょう。

しかし、それらの飲み物では空腹感が紛れないという場合は、小さなチョコレートを口に含んでから水分を摂取したり、ブドウ糖を口に入れてから水分を摂取してみることをおすすめします。

ただし、極度の空腹感を感じているときに、炭酸水を飲んでしまうと、より空腹を感じてしまうことがあるので気をつけましょう。

ゆっくりよく噛む

食事をするときは、ゆっくりとよく噛んで食べることを意識して食事をしましょう。

ゆっくりと噛み砕きゆっくりと食事を進めると、満腹中き枢が満たされるため、満腹感を感じやすくなります。

また、ゆっくりと噛むと、血糖値もゆるやかに上下するので、空腹感を感じにくくなりおすすめです。

歯ごたえのある物を

柔らかいものではなく、歯ごたえのある物をたべるようにしましょう。

するとよく噛む必要があるので、満腹中枢が刺激され、たべることにも 時間がかかり、空腹感をかんじにくくなります。

昼寝

どうしてもお腹が空いて辛いときは、思い切ってお昼寝をしてしまいましょう。

意外と眠ってしまうと、空腹感が抑えられます。

長湯をしない

長湯をすると、エネルギーを大量に消費するため、空腹感により見舞われやすくなってしまいます。

妊娠初期の長湯は避けましょう。

集中

なにも集中することがないと、食べることばかりに意識が向き、空腹感を1日中感じてしまう原因となります。

何か集中できることがあると、気分を紛らわせることができ、空腹感を感じにくくなります。

ただし運動すると空腹感の原因となるので、激しい運動は避け、ゆっくりと過ごしながらできる趣味、ハンドメイドや映画、お掃除などがおすすめです。

アロマの活用

アロマの香りの中には、食欲を抑制してくれる効果のあるものがあります。

逆に食欲増進されるアロマもあります。

食欲抑制効果のある有名なアロマオイルはグレープフルーツの香りのものですね。

アロマを活用し空腹感を乗り切るとよいでしょう。

ただし、アロマの香りの中には、妊娠中には控えたほうが良い香りのものもあるので注意して使用しましょう。

空腹なのに食べると吐く時の対処法!

では空腹なのに食べると吐いてしまうということもあるのですが、そんなときの対処法についてです。

空腹を感じるの食べると吐くということが続くと、ものすごく辛くなってしまいますね。

無理に食べない

空腹を感じていても、食べると吐くとわかっているのに、無理に食べてしまうと、吐き戻しで辛くなってしまいます。

そんなときは無理に空腹感を埋めるまで食べずに、一度に食べる量を減らし、少しずつ食べるようにしましょう。

1回につき3口くらいなどと少量ずつ食べるとよいですね。

さっぱりとした食べ物を…

食べるときは脂っこいものや味の濃い物を避け、さっぱりとした食べ物を選び食べるとよいです。

柑橘系のフルーツやサラダなどを食べることで、吐き気を催さない傾向があります。

どうしても空腹で辛いときに食べるものはさっぱりしたものを選びましょう。

妊娠初期の空腹に危険性は?

妊娠初期の空腹が異常で、危険性はないかどうか不安になりますよね。

空腹感を感じることに対して、危険性はあるのでしょうか。

胃薬の使用

空腹感を感じると、たべすぎてしまう傾向がありますが食べすぎて胃が持たれてしまっても、胃薬を使用するのは避けましょう。

胃薬を服用しすぎてしまうと、より強い空腹感を感じるようになったり、食べすぎてしまいやすくなります。

また、胎児への影響もあるので、医師の判断以外、自己判断で胃薬を使用するのはやめましょう。

夜中の食事は避ける

夜中に空腹に襲われ眠れなかったり、目醒めてしまったりということがありますが、夜中は内臓機能が低下しているので、食べてしまうと内臓にダメージを与えてしまうこととなります。

また、夜中は体脂肪としても蓄積されやすいので、夜中の食事は控えるようにしましょう。

どうしても空腹感に耐えられないという場合は、炭酸水を 飲んだり、低カロリーの物を一口だけ食べたりして乗り切りましょう。

刺激物

空腹を感じているときに、刺激物を食べると、満腹感を感じやすくなります。

しかし、空腹時に刺激物を食べて満たしてしまうと、便秘や下痢などの原因となってしまいます。

刺激物の食べ過ぎは控えましょう

虫歯に注意

空腹が続く中、1日中食べてしまっているなどとなると、虫歯になりやすくなります。

妊娠中は特に虫歯になりやすいため、常に食べることで虫歯にならないように注意しましょう。

まとめ

妊娠初期に強い空腹感を感じることはありますが、長期に渡って続くわけではありません。

短い期間なので、なんとか体重をあまり増加させる事無く乗り切りたいですね。

空腹に対してイライラしてしまうこともありますが、低カロリーな食べ物などを試しながらあまり思いつめずに気楽に過ごしましょう。

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