妊娠中には黒豆茶が効果的?!妊娠中のママへの効果と注意点!

妊娠中の水分補給の一つとして黒豆茶というお茶があります。
黒豆はお正月におせちなどによく入っているもので、縁起の良い食べ物として食べられていますね。
そんな黒豆が原料となる黒豆茶が妊娠中のママにもよいとして注目されています。
そこで今回は黒豆茶により得られる効果や黒豆茶を飲むときの注意点について詳しくご紹介していきますね。
目次
黒豆茶ってどんなお茶?
黒豆茶は黒豆が原料となるお茶です。
粉々にしたものを抽出し飲む方法と、黒豆自体を煮出して作って飲む方法の2種類があります。
黒豆茶の味としては、香ばしさと優しい甘みがあるという特徵があります。
形状が変わるだけで、どちらの方法で飲んでも、効果にさほど違いはありません。
粉砕されて抽出された黒豆茶よりも、そのまま煮出して作った黒豆茶のが、お茶に濁りもなく、エグミが苦手で飲めない人ものみやすいといえます。
粉砕した方の黒豆茶のほうが、抽出時間もみじかいので、手軽に飲むことができますね。
強い臭いが苦手で飲むことができないというママも、煮出したものであれば飲むことができるということもあるので、挑戦してみてはいかがでしょう。
妊娠中に黒豆茶を飲むのは実はNG?!
妊娠中のママにとって、黒豆茶はよくないと言う説もあります。
妊娠中はお腹の中に赤ちゃんがいることにより、影響が及ぶため避けなければいけない食べ物もありますね。
実際は妊娠中に黒豆茶を飲んでも問題はありません。
日常生活の中で飲む分には問題ないのですね。
妊娠中に黒豆茶を飲む際の注意点!
妊娠中に黒豆茶を飲むときの注意点としては、適度飲むということが大切です。
妊娠中のママとって良い効果がある飲み物だとはいえ、薬と同じく飲み方には注意が必要です。
いくら身体に良いものでも、飲みすぎてしまうと逆効果となり悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
黒豆茶を飲む時は以下の点に注意して飲みましょう。
アレルギー疾患・腎臓疾患がある場合
黒豆が原料となるため、黒豆は大豆と同じ成分が含まれているため、アレルギー反応が起こることがあります。
体質によっては大豆を摂取したときと同じようにアレルギー症状などがでてしまうことがあるのですね。
大豆アレルギーの場合は黒豆茶はおすすめできないお茶となります。
また、黒豆茶にはカリウムが豊富に含まれているため、腎臓疾患がある場合も避けた方が良いお茶となりますね。
大豆イソフラボンによる影響
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た作用があるため、大豆イソフラボンを過剰に摂取してしまうと、胎児の生殖機能に悪影響が及んだり女性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
妊娠中に黒豆茶を飲むと得られる効果!
妊娠中はカフェインを控える必要がありますが、黒豆茶はカフェインが含まれていないお茶なので妊娠中のママでも安心して飲むことができます
美容と健康に良い影響を与えてくれるため、黒豆茶は過剰摂取に気をつけると良い効果を与えてくれるおすすめのお茶となります。
栄養補給・むくみ解消
黒豆茶はカルシウムやカリウム、ミネラルやビタミンB群、タンパク質、ビタミンEなどの栄養素が豊富です。
不足してしまいやすい栄養素を補給することができます。
また、黒豆茶に含まれているカリウムにより利尿作用が得られ、むくみの解消となります。
血圧も下げてくれるため妊娠高血圧症候群に悩んでいるママにとっても味方となってくれるお茶となります。
大豆イソフラボンを適量摂取することにより、女性ホルモンに似た働きをする効果も得ることができるため、妊娠中にバランスを崩しやすいホルモンのバランスを整えてくれます。
便秘解消
妊娠中は水分不足に陥りやすく、便が固くなりがちです。
腸内に便が溜まると老廃物による悪影響を受けたり、体重増加につながるため快便を目指す必要があります。
黒豆茶に含まれている水溶性食物繊維のペクチンによる効果で便が柔らかくなり、便秘が解消されます。
黒豆茶の原料となる黒豆には腸内の環境を良くしてくれる善玉菌の餌となるオリゴ糖も含まれているため、オリゴ糖により善玉菌の活動が活発になり、腸内環境が整います。
すると便秘解消となりますし、体内の状態がよう体調良く保たれます。
肌の調子がよくなる
黒豆茶を飲むことにより、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを摂取することができるため、肌がキレイに調子が良くなります。
妊娠中は女性ホルモンの乱れにより普段は起こらないような肌トラブルが次々に起こりやすくなります。
黒豆には抗酸化作用があるため、増えすぎてしまい肌トラブルを起こす原因となる活性化酸素を取り除いてくれるため、肌の老化も防いでくれます。
血行もよくなり冷え性の改善にもなります。
黒豆茶を自分で作ることもできる!
黒豆茶には黒豆をそのまま使用するものと黒豆を砕いたものを使用するものがありますね。
黒豆は自分で作ることもできます。
作り方
- 市販の乾燥黒大豆を購入する。
- 飲む分の黒豆をフライパンで10分ほど乾煎りする。
- 大豆に切れ目ができ、香ばしい香りがしてきたら火を止める。
- 黒豆をポットに入れる。
- 熱湯を注ぎ、大さじ一杯の黒豆に対し200mlのお湯をそそぐ。
- 少し蒸らして黒豆茶の完成。
黒豆茶には様々な種類があり、中にはティーパックの状態で販売されているものもあります。
香ばしい香りが魅力的なお茶ですね。
種類や淹れ方によっても香りや味が変わるため、色々と楽しんでみるとよいですね。
黒豆茶の色々な淹れ方
黒豆茶の淹れ方は種類により多少違いがあります。
1,2杯位淹れるとき
1人用の急須などを使用して1,2杯淹れることもできますね。
急須を使用する際は、茶さじ1杯の黒豆茶に対しいて、湯呑一杯分のお湯をいれます。
30秒から2分ほど蒸らして注ぎます。
たっぷり飲みたいときは
たっぷりと飲みたいとき、家族やパートナーと一緒に飲みたい時は急須でいちいち淹れるのは面倒ですよね。
そこでヤカンを活用するとたっぷりと作ることができます。
ヤカンに1リットルのお湯を沸かし、茶さじ2杯分位の黒豆茶をいれます。
数分蒸らして注げば完成です。
暑い時期などはヤカンで大量に作ったものを冷水筒や大きめのポットなどに入れておくと好きなときにのむことができますね。
4時間くらい冷やすと美味しく冷たい黒豆茶となりますよ。
黒豆茶の出しがらも美味しく食べられる!
黒豆茶を煎れたあとの出しがらも美味しく食べることができます。
そのまま食べることもできますが、味気ないのでアレンジするとより美味しく食べることができますよ。
甘いお菓子に
甘いお菓子に活用することができます。
おせちなどにも甘くなった状態で入っているように黒豆の甘みの相性はバッチリです。
蒸しパンの中やケーキのスポンジの中、マフィンなどに混ぜ合わせると美味しく食べることができるのでおすすめです。
簡単で美味しいのはホットケーキに入れて食べる方法ですね。
おかずにもなる
出しがらはそのまま食べることもできます。
塩をかけるだけというシンプルな方法で箸休めのおかずの一品になりますね。
他の野菜類と混ぜ合わせても美味しく食べることができますよ。
ご飯に混ぜる
ご飯に混ぜて雑穀米のような感じで食べるのもおすすめです。
お米を炊く前に出しがらを入れて混ぜて炊くだけです。
手間もかかりませんし美味しく食べられます。
他の具材も一緒に入れて、炊き込みご飯のようにするのもおすすめですよ。
まとめ
黒豆は妊娠中のママにとって味方となってくれる食べ物の一つですね。
大豆アレルギーや腎臓疾患が無いママはぜひ取り入れてみてください。
しかし過剰摂取は逆効果となってしまうので適度な量を取り入れてみましょう。
香ばしい黒豆茶、とっても美味しいですよ。