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低血圧でも妊娠を乗り切るためには?低血圧での妊娠中の注意点やポイント!

普段血圧がそれほど低いというわけではなかったのにも関わらず、妊娠を機に低血圧になってしまうということがあります。

また、もともと低血圧気味だったのに妊娠してことにより、更にひどい低血圧に見舞われるということもあります。

しかし、妊娠中の高血圧はかなり重大な問題となりますが、低血圧はそれほど神経質になる問題はありません。

一方で放置してしまうと、母体や赤ちゃんに悪影響が及ばないとも言い切れません。

そこで今回は妊娠中の低血圧について、低血圧での妊娠を乗り切るための注意点やポイントをご紹介していきますね。

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妊娠中の低血圧の症状とは?!注意点は?

では妊娠中に低血圧となった場合の症状や注意点について周期ごとにご紹介していきます。

妊娠初期の低血圧症の症状や注意点

妊娠初期はつわりに苦しむ妊婦さんが多いですね。

ほとんどの妊婦さんにつわりの症状が起こります。

そんなひどいつわりにより、食事もままならず、水分さえも十分に摂取できないという場合もあります。

そんな妊娠初期に低血圧になると起こりやすく注意すべきものが起立性低血圧となります。

立ち上がるとき、椅子から立つとき、起床時などに低い姿勢から立ち上がろうとするとめまいやひどいふらつきが起こります。

それほど重要視される症状ではなく、病院でもさほど重要視されませんが、実際にめまいやふらつきを感じるママにとっては辛い症状となります。

妊娠初期の低血圧による起立性低血圧の場合、まずは十分な水分を摂取するようにしましょう。

つわりがひどい場合は、口を濡らす程度でもよいので水分を摂りいましょう。

また、妊娠初期の低血圧により起こる症状の前兆として、冷や汗をかいたり、ひどいだるさに見舞われることがあります。

そんなときは無理せずに一度横になったり、座ったりしてやすみましょう。

急に頭を動かすと症状がよりひどく起こるので、身体全体をゆっくりと動かすように心がけるとよいです。

妊娠中期や後期に起こる低血圧の症状と注意点

妊娠中期、後期になると、仰臥位低血圧症候群というものが起こりやすくなります。

仰臥位は仰向けの姿勢で寝る状態を指します。

妊娠中期になると、子宮が大きくなるため、仰向けでねてしまうと、背中の右側にある大静脈を圧迫し塞いでしまうことになります。

血管が押しつぶされてしまい、血液の循環が鈍くなってしまい、仰臥位低血圧症候群となります。

心臓への血液の出入りが悪くなり、低血圧となり、母体や赤ちゃんに十分な血液が循環しなくなってしまいます。

この状態が続くとかなり危険です。

仰臥位低血圧症候群になってしまうと、ひどい場合は母体の意識が遠のいたり、ショック状態に突然陥ってしまうこともあります。

胎児の心拍数も低下してしまうことがあり、胎児が低酸素状態になってしまうこともあります。

仰臥位低血圧症候群の状態が長く続くと回復すること事態が難しくなってしまうことがあるので、妊娠中期、後期は仰向けで寝ないようにしましょう。

身体の左側を下にして寝るようにするのがベストです。

妊娠中の低血圧を改善するためのポイントは?!

では妊娠中の低血圧を改善するための方法についてです。

大きく4つのポイントがあるのでご紹介していきますね。

食生活を見直す

まずは食生活を見直しましょう。

3食しっかりと食事を摂取する必要があります。

つわりなどにより食欲不振になってしまっているの低血圧は悪化します。

できるだけしっかりと食べられるとよいです。

低血圧を悪化させてしまうため摂取してはいけないという食べ物は特にアリません。

食べられるものを取り入れながら、栄養のバランスが整った食事を心がけましょう。

特に何を食べてはいけないということはないものの、特に低血圧に効果的な食事があります。

低血圧の場合、エネルギーが低下しやすいので、タンパク質、脂質、糖質をバランスよく摂取することが大切です。

肉や魚や大豆、茹でた野菜などを入れたスープで栄養を摂取しながら、身体を温めることで低血圧の改善に効果的です。

また、塩分量が不足してしまうと血圧が低下してしまい増す。

カリウムを摂取知すぎると塩分不足となるので、注意が必要です。

生の野菜もあまりよくなく、かぼちゃやナッツ類などのビタミンE を豊富に含む野菜を摂取することをおすすめします。

他にもホタテの貝柱にはビタミンやカルシウムが含まれていて優れた食材なのでおすすめです。

ゆっくりと食事をとり、できるだけ栄養素を摂取しながら身体を温めましょう。

水分補給

低血圧を改善するためには水分補給が有効的です。

定期的に500mlほどの水分を摂取することで低血圧を改善することができると言われています。

血圧の上昇は水分を摂取してから5分後から90分ほど続きます。

数時間おきに水分を摂取するようにするとよいですね。

また、寝ている間は特に汗をかくので、起床時に水分補給をすることも大切です。

カフェインが含まれているコーヒーや紅茶、日本茶は低血圧に効果的ですが、妊婦さんにとってカフェインはできるだけ避けたいものなので、1日1杯程度までにしましょう。

身体を動かす

低血圧にとって、運動不足はより低血圧を悪化させてしまうことになります。

身体を動かす癖をつけるようにしましょう。

テレビをみながらでもよいので、ストレッチをしたり、毎日掃除をするだけでも運動となります。

妊娠してお腹が大きくなってくるとより身体を動かす事が少なくなりがちなので、こまめに適度に身体を動かすようにしましょう。

低血圧の改善だけではなく、健康的な妊婦生活のためにも、近所を散歩するなどもおすすめです。

睡眠

低血圧の改善には睡眠も欠かせないポイントとなります。

低血圧だと、朝どうしても起きることができなくなります。

また夜寝付けなくなることもあります。

夜、上手に寝付くためには、カフェイン等を含む飲み物を摂取しないことや、就寝前3,4時間は食事をしないことなどが大切です。

また、パソコンやスマホのブルーライトは脳が興奮状態となり、より寝付きにくくなります。

夕方になったら強い光をみるのを控え、薄暗くゆっくりとした時間を過ごすようにしましょう。

神経質にならない

妊娠中の低血圧の問題もその他の身体の変化や心の変化などに対して、神経質になりすぎないことも大切です。

心配しすぎて神経質になってしまうと、それはストレスへと代わります。

ストレスを感じていると、より低血圧が悪化してしまったり、他にも悪影響が及ぶ原因となります。

病院で妊娠中の高血圧に対しては妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群を示唆し指導が行われますが、低血圧の場合はあまり指導などが行われません。

あまり心配しすぎないようにしましょう。

妊娠中のひどい低血圧への注意点は

あまり重要視されることのない妊娠中の低血圧ですが、低血圧によりひどいめまいに襲われ倒れてしまうという要な場合は、母体への影響も胎児への影響も考えられるので注意が必要です。

妊娠中の低血圧が原因で、めまいがひどい、倒れてしまいそうになる、倒れてしまったというような場合は、早めに医師に相談しましょう。

鉄剤などの処方や、食事指導などにより低血圧改善のための対応が施されるでしょう。

まとめ

妊娠中の低血圧は出産までに改善されるとよいのですが、食事、運動、睡眠などをしっかりと整えて、低血圧を改善していきたいですね。

しかし、あまり不安になったり心配しすぎずに、リラックスして妊娠期間を過ごしましょう。

低血圧でも上手にポイントを押さえたり注意していくことで、妊娠期間を乗り越え出産することができますよ。

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